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長野

定期運行25年終着 スーパーあずさE351系

E351系で運行のスーパーあずさ32号を見ようと集まった大勢の鉄道ファンら=JR松本駅で

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スーパーあずさ用車両の「E351系」の見送りに訪れた車内販売の関係者ら=JR松本駅で

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 JR中央本線の松本と新宿などを結ぶ特急スーパーあずさ用の車両「E351系」が十六日に定期運行を終え、発着駅の松本駅ホームにはファンら百人以上が駆けつけて別れを惜しんだ。

 十七日のダイヤ改正による。E351系は一九九三年に運行開始し、昨年新型の「E353系」が導入されてからは十二両三編成になった。来月七日のラストラン(応募終了)の後、廃車となる。

 この日は午後六時ごろ、親子連れや鉄道ファンが続々とホームに集まり、最後の松本駅発となったE351系の隣で記念撮影をした。

 汽笛がなり、E351系が発車すると、「ありがとう」「バイバイ」などと声をかけ、手を振って見送った。

 休みで子どもたちと訪れたJR運転士小林哲弥さん(44)は二十年以上E351系を運転してきた。「とても操作しやすく、運転していて楽しい車両だった。お疲れさまと声をかけてやりたい」と話した。

 (松本貴明)

 

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