SNSでも流れてきたのだが、以前とある方の訃報に関してデマを流され驚きとともに実に嫌な悲しい気持ちになり、特にこういう事に関しては慎重になっていた。

先生の作品を取り扱ってらっしゃる秋田書店さんのホームページに掲載されていたので確実な情報である。

『エコエコアザラク』がなければ今の私はなかったのではないだろうか。

それほど、私にとってこの作品で黒井ミサとして生きてきた事はとても大きかった。

役に取り憑かれるという経験もした。

いっぱい悩んだし、肉体的にも本当に大変だったけど、一つの大きなドラマと映画を作り上げた充実感は忘れられない。

たくさんの方に愛された作品だった。

古賀先生はいつも穏やかでニコニコとしていた。

ご自身がパソコンで作ったアニメーションのエコエコアザラクも見せてくださった。

もう先生はこの世界にいらっしゃらないんだなと思うととっても寂しい。

だけど、先生の作品は残り続けるし誰かの心にしっかりと刻まれている。

先生、本当にありがとうございました。

心からの感謝と愛を込めて。