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「DeepZenGO」引退へ “最強の囲碁AI”目指すプロジェクト、ドワンゴ

» 2018年03月16日 16時30分 公開
[ITmedia]

 ドワンゴは3月16日、世界トップレベルの囲碁AI(人工知能)開発を目指すプロジェクト「DeepZenGOプロジェクト」を今春で終了すると発表した。3月~4月に「囲碁電王戦FINAL」と題したプロ棋士との対戦を行い、DeepZenGoは引退する。

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 日本最強の囲碁ソフトの1つ「Zen」開発チームのチーフプログラマー・尾島陽児さん、加藤英樹さんを中心に、2016年3月に発足したプロジェクト。同11月には「第2回囲碁電王戦」で史上最多タイトル獲得数(74)を誇る趙治勲名誉名人と三番勝負を行い、1勝を勝ち取った。17年3月の「第1回ワールド碁チャンピオンシップ」では日本のトップ棋士、井山裕太九段を破っている。

 引退までに、過去にDeepZenGoを破ったミイク廷九段(中国)、朴廷桓九段(韓国)、趙治勲名誉名人と、ハンディキャップなしのリベンジマッチを行う。対局スケジュールは順に中国・北京で3月24日、韓国・ソウルで4月1日、日本・東京で4月7日。勝負は「ニコニコ生放送」で配信する。

photo 「DeepZenGO」開発チームの加藤英樹さん、趙治勲名誉名人=2016年11月の「第2回囲碁電王戦」で撮影

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