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1672話
「グルルルルルゥ!」
港――と呼ぶにはかなり質素だが――に姿を現したレイを見つけ、セトは嬉しそうに鳴き声を上げる。
「おう、セト。どうやら船も無事に守ることが出来たみたいだな。海賊は……まぁ、死んでないなら、それでいいか」
少し離れた場所に折り重なっている二十人程の海賊を見ながら、レイは振り返し、自分の引っ張っているロープに繋がれてる者達……捕まった海賊達を見る。
そちらの数も、大体二十人程。
最初にレイが降り立った場所で遭遇した海賊の他に、島の怪しい場所を探して見つけ出した海賊達だ。
もっとも、かなり古い船とはいえ、二隻の船を動かす人数として四十人程というのは若干足りないような来もする。
(この島の大きさなら、まだどこか俺達が分からない場所に海賊が隠れている可能性はあるけど……ただまぁ、このまま隠れていても、船がなくなってしまえばどうしようもないしな)
この島から一番近い村は、レイが先程訪れて海賊の討伐を頼まれた村だ。
セトの翼で十分程の距離。
……セトの翼で十分となると、普通に地上を歩いて移動するのであれば相応の時間が掛かる。
ましてや、海を泳いで移動するとなれば、移動時間は更に増えるだろう。
それだけの長時間泳いで移動することは、例え海賊であっても難しい。
その上、海には魚だけではなくモンスターも存在するのだ。
そのような場所を泳いで移動するというのは、それこそ自殺行為以外のなにものでもないだろう。
つまり、ここでレイが船を二隻とも奪ってしまえば、この島に残された海賊は正真正銘無人島生活を行うことになる。
(まぁ、もしかしたらボートとかそういうのが残されてる可能性は否定出来ないし、最悪筏を作って島を脱出する可能性はあるだろうけど)
そこまでするのであれば、レイもそれ以上は手を出せないだろうと判断した。
「なっ!? ……グ、グリフォン!?」
レイにロープで引っ張られている海賊の中でも先頭を歩いていた男が、驚愕の声を発する。
まさか、このような場所にグリフォンが姿を現すというのは、完全に予想外だったのだろう。
その海賊の言葉に、数珠繋ぎに結ばれている他の海賊達も信じられないといった表情を浮かべていた。
そんな海賊達に、レイは少し驚きの表情を向ける。
「何だ、もしかして俺が誰だか分かってなかったのか? 盗賊達の間では結構有名らしいし、海賊のお前達も知ってると思ってたんだけどな」
呟き、レイは改めてミスティリングからデスサイズを取り出す。
「これを見れば、俺が誰なのかってのは結構すぐに分かった筈だと思ったんだがな」
そう言うレイだったが、海賊達はセトを見て、ようやくレイがが誰なのかを理解したのだろう。
多くの者が絶望の表情を浮かべていた。
そんな海賊達に駄目押しをするべく、レイはデスサイズを軽く振り、空気そのものを斬り裂くかのような斬撃を見せてから口を開く。
「お前達も、誰に捕まったのか分からないってのは残念だと思うから、一応自己紹介しておくか。俺はレイ。ランクB冒険者で、深紅の異名を持つ。……盗賊達には盗賊喰いとか言われてたから、もしかしたらそっちの方がお前達には聞き覚えがあるかもしれないな」
盗賊喰いという単語に、何人かの海賊が顔を引き攣らせる。
そのような者達は、ある程度詳しい情報を持っていたのだろう。
それだけに、自分達が破滅の使者とでも呼ぶべき相手に目を付けられたのだと知り、絶望する。
それでも、この海賊達は盗賊の類にしてみればまだ幸運だったと言えるのだろう。
もしサブルスタ周辺の盗賊のように……中でも、汚れなき純白と名乗っていた者達のように、捕らえた相手に様々な意味で危害を加えていれば、こうして生きて捕らえられるということはなかっのだから。
捕虜となっている者が一人もいなかったのは、この海賊が誘拐の類をしても面倒になるだけだと、そう判断したからなのだが……それが影響して生き残ることが出来たというのは、本当に運が良かったのだろう。
「さて、取りあえず……」
そこまで呟き、レイは持っていたロープを近くにあった木に結ぶ。
「ここにいるので全員。そういう認識でいいか?」
尋ねたレイの言葉に、海賊達は数秒顔を見合わせ……やがて、頷く。
(嘘だな)
海賊達の態度に、これで全員だというのは嘘だろうと、レイは半ば直感的に判断した。
そもそも、ある程度怪しいと思われる場所は見て回ったが、それでも全てを完全に見て回ったという訳ではない。
そうである以上、どこかに隠れている者が……もしくはレイの存在に気が付いていない者がいてもおかしくはない。
(最初のセトの鳴き声に気が付かなかったと可能性は……多分ないだろうし)
あの鳴き声が聞こえていなかったというのは、恐らくない筈だった。
恐らくとしたのは、世の中には非常に高い集中力を持っている者がおり、そのような人物は耳元で叫ぶような真似をしても気が付かない……といったことが、普通にある為だ。
こんな田舎にアジトを構えている海賊に、そのような集中力を持っている者がいるとは思えないが、もしかしたら、本当にもしかしたらだが、そういう人物がいる可能性もあった。
「言っておくが、ここにいるので全員だということであれば、これ以後に見つけた人物は海賊でも何でもない不審人物として、即座に殺す。……それでも構わないんだな?」
レイの口から出た言葉に、海賊の何人かが顔を引き攣らせる。
それを見て、やはり自分の予想は当たっていたのだろうと確信したレイは、ミスティリングからデスサイズを取り出し、これ見よがしに振るう。
普通であれば、レイのような小柄な身体では持つのも難しそうな、大鎌。
だが、レイはそれを片手でもち、それこそ自分の持っているのが木の枝か何かであるかのように大鎌を扱う。
何気なく振るったデスサイズだったが、その速度と鋭さは空気どころか空間そのものを斬り裂くかのような、それだけの迫力を持った一撃だった。
レイが深紅の異名を持ち、盗賊喰いと呼ばれている人物だと知っているだけに、それを見ていた海賊達はその一撃に自然と目を奪われる。
もしかしたら、今の一撃が自分達に振るわれていたのかもしれないと、背筋に氷もで入れられたような気分で。
「一応、最後にもう一度確認の為に聞いておく。……本当にここにいる奴で全員なんだな? これ以後、この島で誰かを見つけたら、そいつは不審人物ということで斬り捨てるが、それで構わないんだな?」
真剣に、真面目な表情でそう尋ねた……のではなく、笑みすら浮かべてレイは海賊達に尋ねる。
そんなレイの言葉に、海賊達は何も言えなくなる。
ここで、まだ無事な仲間を売るような真似は絶対にしたなくない。
だが、ここでまだ仲間がいると言わなければ、今のレイは間違いなく見つけた相手を不審人物として殺すだろう。
レイの言動を見た者は容易にそのように想像出来たし、盗賊喰いと呼ばれているレイのことを知っている者にとっては、よりその恐怖が強い。
やがて……そんなレイの様子を見ていた海賊の一人が、口を開く。
「まだ……十人くらい、ここにはいない」
そう告げた海賊に、他の仲間達は責めるような視線を向ける者もいれば、仕方がないといった視線を向ける者もいる。
そんな視線を向けれた海賊だったが、一度口にしてしまえば、もう退くことは出来ないと判断したのだろう。海賊の男は、レイに力のこもった視線を向け、口を開く。
「まだ、ここにいるのが全員じゃないってのは教えたんだ。なら、誰か他の奴を見つけても、不審人物として殺したりはしないんだな?」
これで嘘を言っていたら絶対に許さない。
そんな視線を向けてくる海賊に、レイは少し考えてから、口を開く。
「そうだな、その辺りはしっかりと検討してもいい」
「……検討? 話が違うぞ! 約束しろよ!」
まだ二十代と思われる海賊の男は、レイが口にしたことをしっかりと守れと非難しながら叫ぶ。
だが、その非難を向けられているレイは、自分が非難されているとは思っていないのか、寧ろ呆れの視線を海賊の男に向けていた。
「あのな、お前達がこれまでやってきたことを考えてみろ。そう簡単に信用出来ると思うか?」
そう言われれば、海賊達も自分達が今までやってきたことを思い出し、何も言えなくなる。
ここにいる中で、後ろ暗いことがない者というのは少ないのだから、それも当然だろう。
海賊達が絶望に満ちた表情を浮かべたのを見計らい、再度レイは口を開く。
「もっとも、お前達はそこまで凶悪な海賊って訳でもないらしい。だから……そうだな。取りあえずお前達がこの島のどこにこれまで貯め込んだお宝を隠したのか、それを教えくれれば、見つかった奴も無駄に抵抗して逃げない限りは出来るだけ生かして捕らえることを約束しよう」
海賊達が住んでいた小屋の中を見て回ったレイだったが、生憎と海賊達が貯め込んだ筈の財宝の類はどこにもなかった。
つまり、海賊達は貯め込んだ財宝をこの島のどこかに隠している筈だった。
(実は他の島に隠しているって可能性もあるけど、誰かに見つけられるかもしれないと思えば、やっぱり自分達の近くに隠しておきたいところうし)
お前達のお宝はどこにある? と、そう視線を向けてくるレイに、海賊達は黙り込む。
「ふむ、お前達のお頭はどこにいる? 捕まっている中にいないのか?」
話している海賊達の中で、絶対的な権限を持っている人物がいないことに、今更ながら気が付いたレイがそう尋ねる。
最初は少し偉そうにしていた者が海賊達のお頭かと思っていたのだが、こうして今まで話している様子を見ると、どうやら少し違うらしいというのが理解出来た。
それだけに、レイから見ればお頭はまだ捕まっていないのかもしれないと、そう思って尋ねてみたのだが……その言葉に、何人かの海賊達が顔色を変える。
「なるほど。どうやら捕まっている中にお前達のお頭はいないらしいな。そうなると、まずはお頭を捕らえることが最優先になるんだが……さて、どうしたものやら」
「ちょっ、待て! この海賊を率いているのは俺だ!」
レイが少しだけ偉そうな海賊と考えていた男が叫ぶ。
「へぇ……お前がお頭ねぇ。……その割には、部下にはあまり慕われていないみたいだが?」
海賊という無法者を率いる場合、当然のように上にはそれなりの器量、それ以外にも強さといったものが求められる。
自分がお頭だと言っている海賊は、そのどちらもないように思えた。
「そうだ。こう見えて、俺はそれなりに慕われてるんだ。あまりそうは見えないかもしれないがな」
「……そうか。その言葉でいいのかどうかは、もう少し後で聞く。今はそれよりも、やっておくことがあるからな。お前達がどういう相手に狙われたのか、それをしっかりと思い知るといい」
そう告げ、頬を引き攣らせている海賊達をそのままに、俺は船の方に近づいていく……前にセトの近くで気絶している海賊達に気が付き、そちらも取りあえずロープで縛ってから、改めて船に向かう。
しっかりとした港という訳ではなく、取りあえず使えればそれでいいという考えで作られた、そんな港。
それだけに、もし台風でも来れば間違いなく使えなくなるだろう港を歩き、船に近づいていく。
二隻の船は両方ともかなり老朽化しているが、その二隻のの中でも特に傷みや修繕の跡がより多く残っている方の船に近づいていく。
海賊達は、レイが何をしようとしているのか分からず、その行動をじっと見ている。
レイのことを殆ど知らない海賊達にしてみれば、レイが船の中を調べようとしているようにしか見えないのだろう。
船の中を家捜し――船捜しと言うべきか――するのが、レイという人物なのかを思い知る理由? と海賊達は不思議そうにしていたが、レイはそんな視線に構わず、海に浮かんでいる船にそっと手を伸ばす。
すぐに乗船出来るようになのか、それとも港を簡易的に作ったからこのような作りになっているのかは、レイにも分からない。
だが、取りあえず手を伸ばせば船に触れるということだけが分かれば、それで十分だった。
そんなレイの行動は、海賊達には全く理解出来ないものだった。
何をしている? 何をする? 何のつもりだ?
そのような視線を向けられながらも、レイはそのまま船をミスティリングに収納する。
一瞬……まさしく、一瞬にして、海から船が消える。
それを見た海賊達は、何が起きているのか全く理解出来ない様子で惚けることしか出来なかった。
「さて、次だな」
そうして惚けている海賊達をそのままに、レイは少し離れた場所に停まっていた船に向かい……
「ちょっ、ちょっと待て! 何だ、お前は何をしやがった!」
海賊の一人が騒ぐ声が聞こえてくるが、レイはそれを気にした様子もなくもう一隻の船の下に到着し、その船に触れ……だが、次の瞬間眉を顰める。
「収納出来ない、だと?」
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