咲-Saki- 第187局
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第186局 「無我」 感想)

今週の扉絵は新道寺が誇るダブルエースの2人。この空気感とても良いよなぁ...。ほんとに今更だけど、姫子と哩さんを同級生ではなく、先輩後輩という関係性にしたのは大正解だと思う。
常に1年間先を行ってしまう哩さんを姫子が追いかける感じがね...凄く良いんだよなぁ。すばらぁ....。(しみじみ)
○南3局 親:清水谷竜華 ドラ:
前回、ゾーン状態に入り、倍満を和了してみせた竜華は一気にトップへと浮上した。5決大将戦も残すところ南3局とオーラスの2局のみとなり、追いかける3校は焦りの様相。が、しかし。ここで竜華の親番がやってきてしまう。
なんとしてもこの親番は流さないといけない。この局は竜華を警戒しながらも、最速で親流し。そう決めた末原さんだったが、

5巡目、
をツモり、一向聴を作った竜華が不可解な打牌を見せる。












ツモ
この牌姿。手の広さを考えるなら、成香ちゃんの言う通り、
切りがベストで、二盃口の可能性を残すにしても、
切りじゃないかなぁ...と思うところ。
だが、竜華が選んだのはまさかの
切りだった。
成香ちゃんよろしく、読者も思わず「え...」と言いたくなる打牌だが、この竜華の
切りにより、末原さんがチー。そして、そこからこぼれた末原さんの
を爽が鳴き、更に爽の
を末原さんがポンという鳴きの三連続。
おいおい。他家が手を進めちゃったぞ!と思ったのも束の間、

次巡、竜華は注文通りと言わんばかりにカンチャンずっぽしで
をツモり聴牌へ!謎の
切りの真意は、末原さんと爽の鳴きを誘発し、ツモ順をズラして有効牌を引き入れるためだったのである。
まさに圧巻だね。無極点状態の竜華強し!だが、竜華の圧巻のプレーはここでは終わらない。
ここから
をツモリ、高め二盃口聴牌の手に繋げて見せたかと思えば、まさかのドラ
を重ね、

七対子ドラ単騎に切り替え、流れるようなツモ和了り!タンヤオチートイツモドラドラで6000オール。結果、平和一盃口よりも、平和二盃口よりも打点が高くなるというマジックを見せられているかのような鮮やかな一局!
しかも、おそらくは姫子が
を2枚抱えていたことを看破し、なおかつ末原さんと爽の当たり牌であるドラの
を2枚手牌に取り込んでの和了りだもんなぁ。
洋榎ちゃんを彷彿とさせる回避能力とセーラに匹敵する打点力には痺れるってもの。かっこよすぎるわ...。末原さんは観察眼と手牌読みと直感が超人的と評しているけど、無極天状態の竜華はいったいどこまで読めているんだろうか。
正直、ここまでの芸当をやってのけるには、他家の牌姿と牌山をある程度把握できてないと説明がつかないレベルだと思うのだけど、リーチを掛けずに和了ったところを見ると、そこまでではないのかなぁ。
リーチに一発が付けば倍満まで伸びていたから、あえて掛けなかったというわけではないだろうし。
○南3局 1本場 親:清水谷竜華 ドラ:不明
倍満と親っパネ。圧倒的火力の2連続和了によって、大きく他校を引き離した竜華。一時、3位まで後退した千里山だけど、蓋を開ければ、2位の姫松に24200点差をつけてのトップという、全国ランキング通りの実力を示した展開と言える。
そして、依然として続く竜華の親番。誰かが無極天竜華を止めないと、この試合勝機はない!

やはり、ここで動くのは末原さんか...。圧倒的な実力差を感じながらも頭を回すのが末原さん流である。うん、末原さんはいつでも末原さんで安心するね。もはや、想像の中でチームメイトが服を着ていないのも末原さん流で安心しちゃう!
速攻で流すだけでは届かない。異能レベルに超人的な読み能力を持つ相手にただ裏をかいても負けるだけ。ハッキリ言って八方塞がりな状況だ。
ならば、一番自分がその実力を信頼している人間だったら、この状況でどう打つのか。この状況をどう打破するのか。それを考える。
凡人が超人に勝つための一手。それが"模倣"である――。

だが、ここで親の竜華が先制リーチ!いやはや、オーラスを前に息を呑む展開の連続で盛り上がってきたぞ!
末原さんは竜華の連荘を阻止することが出来るんだろうか。何より、この5決大将戦は末原さんがこれまでチームメイトと積み重ねてきた経験が、卓上で活きてくるのがわかる描写が盛り込まれていて良いね。
前回、漫ちゃんとの対局を思い出したのもそうだし、立先生も意識的に描いているんだろうなぁ。末原さんたち3年生にとってはこれで正真正銘最後のインターハイだし。それを考えると、やっぱり少し目頭が熱くなってくる。
さて、このまま竜華が逃げ切るのか。はたまた、末原さんが追いつくのか。姫子もまだ大きな爆弾を秘めているし、最後まで手に汗握るすばらな展開で5決も楽しいぞ!
次回は、4/6発売号で掲載予定。模倣vs無極天...!!どうなるのかちょー楽しみだよー。
<関連サイト>
http://sakihuwahuwa.hatenablog.com/
一部、漫画カテゴリの記事はこちらに引っ越ししてます!
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第186局 「無我」 感想)
咲-Saki-界屈指のラブラブコンビ
今週の扉絵は新道寺が誇るダブルエースの2人。この空気感とても良いよなぁ...。ほんとに今更だけど、姫子と哩さんを同級生ではなく、先輩後輩という関係性にしたのは大正解だと思う。
常に1年間先を行ってしまう哩さんを姫子が追いかける感じがね...凄く良いんだよなぁ。すばらぁ....。(しみじみ)
○南3局 親:清水谷竜華 ドラ:
前回、ゾーン状態に入り、倍満を和了してみせた竜華は一気にトップへと浮上した。5決大将戦も残すところ南3局とオーラスの2局のみとなり、追いかける3校は焦りの様相。が、しかし。ここで竜華の親番がやってきてしまう。
なんとしてもこの親番は流さないといけない。この局は竜華を警戒しながらも、最速で親流し。そう決めた末原さんだったが、
何切る?
5巡目、
この牌姿。手の広さを考えるなら、成香ちゃんの言う通り、
だが、竜華が選んだのはまさかの
成香ちゃんよろしく、読者も思わず「え...」と言いたくなる打牌だが、この竜華の
おいおい。他家が手を進めちゃったぞ!と思ったのも束の間、
平和一盃口の目をスルー
次巡、竜華は注文通りと言わんばかりにカンチャンずっぽしで
まさに圧巻だね。無極点状態の竜華強し!だが、竜華の圧巻のプレーはここでは終わらない。
ここから
七対子ドラ単騎への切り替え
七対子ドラ単騎に切り替え、流れるようなツモ和了り!タンヤオチートイツモドラドラで6000オール。結果、平和一盃口よりも、平和二盃口よりも打点が高くなるというマジックを見せられているかのような鮮やかな一局!
しかも、おそらくは姫子が
洋榎ちゃんを彷彿とさせる回避能力とセーラに匹敵する打点力には痺れるってもの。かっこよすぎるわ...。末原さんは観察眼と手牌読みと直感が超人的と評しているけど、無極天状態の竜華はいったいどこまで読めているんだろうか。
正直、ここまでの芸当をやってのけるには、他家の牌姿と牌山をある程度把握できてないと説明がつかないレベルだと思うのだけど、リーチを掛けずに和了ったところを見ると、そこまでではないのかなぁ。
リーチに一発が付けば倍満まで伸びていたから、あえて掛けなかったというわけではないだろうし。
○南3局 1本場 親:清水谷竜華 ドラ:不明
倍満と親っパネ。圧倒的火力の2連続和了によって、大きく他校を引き離した竜華。一時、3位まで後退した千里山だけど、蓋を開ければ、2位の姫松に24200点差をつけてのトップという、全国ランキング通りの実力を示した展開と言える。
そして、依然として続く竜華の親番。誰かが無極天竜華を止めないと、この試合勝機はない!
頭を回す末原さん
やはり、ここで動くのは末原さんか...。圧倒的な実力差を感じながらも頭を回すのが末原さん流である。うん、末原さんはいつでも末原さんで安心するね。もはや、想像の中でチームメイトが服を着ていないのも末原さん流で安心しちゃう!
速攻で流すだけでは届かない。異能レベルに超人的な読み能力を持つ相手にただ裏をかいても負けるだけ。ハッキリ言って八方塞がりな状況だ。
ならば、一番自分がその実力を信頼している人間だったら、この状況でどう打つのか。この状況をどう打破するのか。それを考える。
凡人が超人に勝つための一手。それが"模倣"である――。
火花散る
だが、ここで親の竜華が先制リーチ!いやはや、オーラスを前に息を呑む展開の連続で盛り上がってきたぞ!
末原さんは竜華の連荘を阻止することが出来るんだろうか。何より、この5決大将戦は末原さんがこれまでチームメイトと積み重ねてきた経験が、卓上で活きてくるのがわかる描写が盛り込まれていて良いね。
前回、漫ちゃんとの対局を思い出したのもそうだし、立先生も意識的に描いているんだろうなぁ。末原さんたち3年生にとってはこれで正真正銘最後のインターハイだし。それを考えると、やっぱり少し目頭が熱くなってくる。
さて、このまま竜華が逃げ切るのか。はたまた、末原さんが追いつくのか。姫子もまだ大きな爆弾を秘めているし、最後まで手に汗握るすばらな展開で5決も楽しいぞ!
次回は、4/6発売号で掲載予定。模倣vs無極天...!!どうなるのかちょー楽しみだよー。
<関連サイト>
http://sakihuwahuwa.hatenablog.com/
一部、漫画カテゴリの記事はこちらに引っ越ししてます!