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BWAジャパンは2018年3月15日、日本ケーブルテレビ連盟やケーブルテレビ業界と推進する「ケーブルスマホ」(MVNO)プロジェクトにおいて、一部のケーブルテレビ事業者が「iPhone 8」および「iPhone 8 Plus」の取り扱いを2018年3月に開始したと発表した。
今回取り扱いが始まったのは、iPhone 8などの日本向けモデルの中古未使用品である。愛媛CATVでの取り扱いが2018年3月に始まっており、今後は他のケーブルテレビ事業者でも取り扱いを開始する予定。
BWAジャパンは、もともと地域BWA事業を推進する会社として、住友商事の100%子会社の形で2015年12月に発足した。その後、ケーブルテレビ業界における無線事業の推進会社の役割を担うことになり、日本ケーブルテレビ連盟から「MVNOプラットフォーム」の運営を2017年9月に移管された。さらに、2017年11月にはケーブルテレビ各社の出資を受ける形で増資した。
今回は、これまで要望があったものの提供が難しかったiPhoneの最新モデルを提供できるように、MVNOプラットフォームを運営する立場からBWAジャパンが中心となって調達環境を整えた。
今後は、iPhone Xについても調達環境が整い次第、提供を開始する予定である。
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