☆金剛不壊の命を作る.
（以下に、新人間革命第30巻「勝ち鬨」69の文章を示す）東北代表者会議が行われた。
その席で、正信会僧による過酷で非道な学会員への仕打ちが報告された。
ある寺では、法事を頼むと「来てほしいなら学会を辞めよ」とここぞとばかりに迫られた。
そんな恫喝に屈することはできなかった。
大ブロック長（現在の地区部長）が導師となり、冷やかし半分でやってきた脱会者たちを尻目に、学会員は声を合わせて、堂々と読経、唱題し、法要を行った。
別の寺では、家族が他界し、悲しみと戦ってる婦人に坊主が語った。
「学会なんかに入っているからだ」
聖職者とは思えない暴言であった。
（勝ち鬨69より）
これは1982年1月の秋田指導の描写です。
新人間革命30巻には「嵐の宗門事件」が描かれていますが、その当時の出来事のこれらの記録は、あまりにも凄惨に過ぎる感があります。
大聖人の仏法を学び、けなげに実践している会員を罵倒し、法要をしないと脅迫し、学会を悪の権化のごとく批判する・・
狂乱の僧侶たちの呆れた異常性に悔しさ、腹立たしさ、怒りがふつふつと涌いてきます。
この恐ろしい宗門の体質は収まることを知らず、ついにＣ作戦が動き、仏法史上類を見ない1000万人を超える大量の破門へと暴走します。
その中で、池田先生は指導された。
「嵐も吹雪も、必ずいつかは収まり、晴れの日が来る。
また、そうしていくのが信心だ」
（同章、同ページ）
晴れていてもやがて雨は降るし、雨も耐え抜けば晴れも来る。
波のように押し寄せる人生の苦難を、耐え、乗り越えていく確固たる信心・・それこそ、真実の学会員の歩みです。
そのプロセスを通じて、何ものにも微動だにしない金剛不壊の大境涯を作ることができる。
池田先生の人生は、そういう人生です。
ゆえに弟子である私たちも同じプロセスになります。
師弟不二とは、そういうことだと思います。
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