どの口で「信頼回復」? 耳を疑う安倍、麻生“居直り”答弁
盗っ人猛々しい妄言だ。財務省が森友文書の「書き換え」を認めて以降、安倍首相と麻生副総理兼財務相は「信頼回復に向け、最大限努力する」と繰り返しているが、耳を疑うしかない。
14日の野党不在で開かれた参院予算委員会の集中審議でも、安倍は「信頼回復に向け組織の立て直しに取り組んで欲しい」と麻生続投の意向を強調したが、おいおい、あんたらは公文書改ざんで信頼をおとしめた行政のツートップではないか。
丸々1年も立法府を騙し続けたことは、議員を選んだ主権者たる国民を欺いたのと同じ。民主主義の根幹を破壊する未曽有の不祥事の監督責任を取り、この政権は総辞職が当たり前だ。
ところが、安倍も麻生も責任を負わず「自分たちで信頼回復」とは破廉恥な答弁だ。この2人が国民ア然の居直りを続ける限り、信頼回復なんてできやしない。そのことは、とうに国民も見透かしている。