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第185話 最強賢者、書物を授ける
「さあ、準備はいいか?」
訓練所につくなり、ギルアスはそう言って武器を構える。
だが……流石にルールくらい決めておかないと、試験として不味いだろう。
「ルールはどうする?」
「どちらかが意識を失うか、負けを認めたら決着だ。俺は魔法を使うつもりはないが、別にマティアスが魔法を使っても構わない」
「……魔法を使わない? 手を抜くつもりか?」
ギルアスの魔力反応は、まず間違いなく魔法戦闘師のそれだ。
そのギルアスが魔法なしで戦うなど、手抜き以外の何物でもない。
そんなので戦ったところで、試験としての意味などないはずなのだが……。
「手を抜くも何も、魔法なんて一度も使ったことねえよ。俺が使うのはこいつだけだ」
そう言ってギルアスは、剣を構える。
ほぼ同時に、ギルアスは身体強化の魔法を発動した。
だが……ギルアスに嘘をついている様子は全くない。
正確には、嘘をついているつもりがないと言うべきか。
――違和感の正体が分かった。
「……なるほど、無意識にやってるのか」
ギルアスは、自分が魔法を使っているという自覚がないのだ。
ただ感覚のままに体内の魔力を操作して、自身の体を強化している。
もちろん、普通の人間は自覚なしに魔法を使うことなどできない。
だが、天才というのはごくまれにいるものだ。
「無意識……なんの話だ? まあいい。さっさとやろうぜ」
そう言ってギルアスが、剣を構える。
俺も剣を構えながら、周囲の様子を確認する。
訓練所の周りにはすでに、支部長を初めとするギルド職員達が集まっていて、訓練所の様子を見ているようだ。
今回の戦いに関しては、彼らが証人になってくれるだろう。
分かりやすいように、それなりに戦ってから勝負をつけた方がいいだろうか。
「準備はできている。いつでも来い」
「じゃあ、遠慮なく行かせてもらうぜ」
そう言ってギルアスが、剣を構えて走ってきて、俺に向かって突き出した。
突きと同時に、剣には『強靱化』と『斬鉄』を混ぜたような、中途半端な感じの強化魔法が付与される。
そんな剣を、俺は斜めに受けて軌道を逸らしながら、反撃を繰り出す。
正直、やろうと思えばすぐにでも勝負をつけられる。
……というのも、ギルアスの魔法戦闘は、正直あまり上手くないのだ。
ただ才能に任せて、適当に戦っているという方が正しいだろう。
技術のレベルでいえば、アルマの方がだいぶ上だ。
ギルアスは魔法についてちゃんとした訓練を受けた訳ではないのだから、そこは仕方ないのだが。
むしろ、魔法を使っていることすら自覚しないまま、よくここまで戦えるものだ。
そんなことを考えながら、俺は勝負をつけない程度に、ギルアスへと剣を振るう。
ギルアスは、攻撃を受け止めるのに精一杯のようだが……驚くべきことに、戦いながら戦闘が上達しているのだ。
恐らくギルアスは、今までに格上と戦ったことがなかったのだろう。
魔法で強化した剣を普通に振っているだけでも、相手が強くなければ勝てるからな。
そして、力押しが効かない相手に当たって初めて、戦い方を学ぶのだ。
それにしても、ここまで早く上達する奴を見たのは初めてだが。
「おい、まさか手加減とかしてねえだろうな?」
……気付かれないように手加減をしていたつもりなのだが、随分とカンがいいな。
これも圧倒的な才能とのなせる技だろうか。
こういう相手には、ごまかす方がむしろ逆効果だな。
「ああ。手加減してるぞ。……本気の俺と戦いたければ、まずは本気を出させてみろ」
言いながら俺は、空中に張った結界を蹴って跳びつつ、ギルアスへと斬りつける。
その剣を受け止めながら、ギルアスが叫ぶ。
「……上等だ! 本気を出させてやる!」
ギルアスの言葉と共に、ギルアスの身体強化が更に強化された。
「食らえ!」
そう言ってギルアスが、俺に斬りつける。
俺はさっきまでと同じように、剣を受け止めようとするが――今回のギルアスは、さっきまでとは違う動きをした。
剣を受け止められる直前に、ギルアスが上へと跳んだのだ。
もちろん、魔法を使わない戦闘において、ただ上に跳ぶなど愚の骨頂だ。
跳んだが最後、地面に足がつくまで隙だらけの状態を晒すことになる。
一部の剣術がすり足での移動を重視するのは、そうなる時間を少しでも減らすためだ。
それは、身体強化以外の魔法を持たないギルアスも同じ。
少なくとも、戦闘が始まった時にはそうだったはずだ。
――だが、今のギルアスは違った。
跳んだギルアスは、空中で足下から魔力を放出し、それを動力として空中を蹴るかのように動いたのだ。
技術的には未熟だが、それはどう見ても魔法だった。
まるで、俺がさっき使った結界蹴りを、新しく作った魔法で真似たかのようだ。
そうして俺の意表をついて、ギルアスが俺に剣を振り下ろす。
身体強化に加え、高低差による有利も加わった一撃だ。
敵の剣を力で押し切るには、理想的な剣。
――そんな剣を、俺は正面から受け止め、そのまま押し切った。
今回は、特殊な技術など使っていない。
ただ身体強化魔法を使って、真っ直ぐ剣を振っただけだ。
ギルアスは、ほとんど抵抗できないまま吹き飛ばされた。
恐らく、力勝負で押し負けるとは思っていなかったのだろう。
今までギルアスは、力勝負なら勝てると見て、力勝負となるような戦況を作ろうとしていたようだからな。
俺はそんなギルアスの元へと歩み寄り、首元に剣を突きつける。
「さて……まだ続けるか?」
「降参だ」
ギルアスは突きつけられた剣を見て、悔しそうな顔でつぶやいた。
「ちっ、生まれて初めて負けたぜ。最初から最後まで、勝てる気がしなかった。……思ったより、悔しいもんだな」
そう言いながら、ギルアスは立ち上がる。
そして、俺に聞いた。
「教えてくれ。どうやったらそんなに強くなれる?」
俺は一瞬、ギルアスを自分のパーティーに誘おうと思ったが、すぐにやめた。
こういったタイプは、独学でやらせた方が伸びる。
……とはいっても、方向性くらいは示しておいた方がいいか。
手元に、丁度いい物があるしな。
「これを読むといい。俺より強くなれるかは、お前次第だが……才能があることは保障する」
そう言って俺は、ギルアスに一冊の分厚い本を渡す。
その表紙には『王立第二学園教科書 魔法編 完全版』と書かれていた。
この本は第二学園の教科書というタイトルになってはいるが、別に第二学園以外での使用が禁止されている訳ではない。
むしろ魔族に対抗するため、国が積極的に広めようとしているくらいだ。
もっとも、第二学園やエイス王国で使われているのはこの『完全版』を元に大幅にレベルを落として作った『簡易版』なのだが。
完全版の教科書はレベルが高すぎて分かりにくく、一部の研究者しか読んでいないらしいが。
「……馬鹿にしてるのか?」
「至って真面目だ」
「これ、魔法の本だよな? 詠唱なんて隙の塊みたいな真似をしてて、まともに戦える訳ないだろ。……マティアスだって、魔法は使ってないよな?」
「使うぞ。さっきの戦いでも使った。……本来魔法には、詠唱なんて必要ないんだ」
そう言って俺は、無詠唱で指先に火を点す。
それを見てギルアスが、目を丸くした。
「ギルアスは今、無意識に自分の体を強化する魔法を使っている。……それを自覚して使いこなせるようになれば、格段に強くなれるだろう」
「……その方法が、この教科書とやらに書いてあるってのか?」
「そうだ」
その言葉を聞いて、ギルアスが本を開く。
そして、すぐに顔をしかめた。
「何だこのクソ難しい本は。見てるだけで気が滅入ってくる。……本当にこんなもんを教科書に使ってんのか?」
「残念ながら、それは難しすぎて不採用になった本だ。もっと簡単な本もあるが、そっちの方がいいか?」
そう言って俺は『簡易版』を取り出す。
「……この本って、無意味に難しい訳じゃないんだよな?」
「ああ。簡易版でもそれなりには強くなれるが、本当に強くなろうとするなら、完全版だな」
「分かった。この本をもらおう」
そう言ってギルアスは、完全版の教科書をポケットにしまい込んだ。
それから、少し期待したような表情で俺に聞く。
「……ちなみに、読書が得意になる魔法はないのか? 勉強は苦手でな。本を読もうとすると頭が痛くなる」
「残念ながら、ない。……ちなみに、頭痛を抑えるのには132ページに書いてある回復魔法が有効だぞ」
「できれば、頭痛を起こさずに読みたかったんだがな……」
ギルアスは、呟きながら本を開いて……10秒もせずに顔をしかめて、本を畳んだ。
うん。ギルアスがこの本を読み終わるには、だいぶ時間がかかりそうだな。
だがギルアスは、間違いなく強くなるだろう。
強くなりたいと思っていて、戦闘が好きで、何より才能がある。
そんな人間がまともな魔法理論を手に入れて、強くならない道理がないのだ。
「言い忘れてたな。試験は合格だ。……今の戦いを見てれば、文句を言う奴もいないだろ」
そう言ってギルアスが、支部長の方を見る。
支部長も、納得したように頷いている。
これで俺は、晴れてAランク昇格という訳だ。
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