「ダンボー」のモバイルバッテリーなどでおなじみの、スマートフォンアクセサリーを製造販売するCheero(ティ・アール・エイ、本社は大阪市)が、同社製モバイルバッテリーの安全性をテストする様子を収めた動画「Cheero製モバイルバッテリー 脅威の安全性 耐火試験【完全版】」を公開した。
動画では、モバイルバッテリーをくぎで刺す、1000度近い温度のガスバーナーであぶるなどの過酷なテストを実施し、爆発・発火しないかを確認。近年はモバイルバッテリーの発火事故が複数報告されたり、スマートフォン内のバッテリーが発火する事故もあったりと、バッテリーに対する不安や不信感がますます高まっているように思える。いちスマホユーザー兼モバイルバッテリーユーザーとしても「いつか自分の所有物も発火してしまうのでは」と不安な日々を過ごす中、モバイルバッテリーをいじめ抜いている、ある種やりすぎ(?)なこの動画を発見した次第である。
他社メーカーもこれほど“ガチな”試験を実施しているものなのか。ティ・アール・エイの東享社長に、同社の安全への取り組みやモバイルバッテリー利用時の注意点などを聞いた。
―― 最近はモバイルバッテリーが発火する事故がニュースで取り上げられることが増えましたが、モバイルバッテリーを製造・販売する上でここまで過酷なテストをしているとは知りませんでした。今回、安全性試験の動画を公開した理由を教えてください。
東社長 Cheeroの製品がどれだけ安全面に注意を払っているかをお見せすることが1つ。また、この試験内容を見た他社メーカーがより一層安全性を追求するきっかけになれば、業界全体で安全性を競い合うことになり、消費者の利益につながるのではという思いから公開に踏み切りました。
―― 他社メーカーもこれほど過酷なテストをしているのでしょうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Webサイトは今や、企業活動の成否を担う。サイト内の検索機能を強化すると、どのようなことが起こるのか。カインズ、メガネスーパーなど成功企業の事例に学ぶ。
企業の成長にあわせてスケールアップできる「使いやすさ」、閉域網が使える「接続性」、分かりやすい料金体系である「透明性」 これらを備えた企業向けクラウドサービス