”のの”と”きのこ”がアイドル界を制す!? 2人組アイドル、ハッピーくるくる+Yunomiインタヴュー

左から、きのこ、のの

2人組アイドル・ユニットのハッピーくるくるが、デジタル・シングル『グッドモーニングトーキョー』をリリースした。最近あまり見かけない2人組アイドルは、ユニット名と楽曲の軽快さを武器にアイドル界をじわじわ席巻中。前回リリースされた名刺代わりのミニ・アルバム『ハッピーくるくる』も好調な彼女たちの楽曲を一手に制作しているYunomiも迎え、音楽評論家の宗像明将が3名にじっくりインタヴューしました。

バンドル購入で「グッドモーニングトーキョー」2人の手書き歌詞つき!
ハッピーくるくる / グッドモーニングトーキョー

【配信形態】
16bit/44.1kHz ALAC / FLAC / WAV / AAC

【価格】
単曲 324円(税込) アルバム 540円(税込)

【Track List】
01. グッドモーニングトーキョー
02. グリーングリーン

INTERVIEW : ハッピーくるくる

今回OTOTOYで配信されたハッピーくるくるの「グリーングリーン」を聴いたときは驚いた。サウンド・プロデュースを務めるYunomiは、エレクトロかつアッパーなサウンドを作るイメージがあったが、「グリーングリーン」ではいきなりアコースティック・ギターが響きだす。いわゆるダンス・ナンバーという感触でもない。この変化はどのように生まれたものなのだろうか?

そこで今回は、ハッピーくるくるの「のの」と「きのこ」、そしてYunomiを迎えて話を聞いた。写真ではペンギンが映っているように見えるかもしれないが、Yunomiである。

インタヴュー& 文 : 宗像明将
撮影 : ペータ

アイドルは何もわからなかった

──ハッピーくるくるはオーディションで選ばれたそうですが、きのこさんとののさんが、オーディションを受けた理由はなんでしょうか?

のの : もともと好きなアイドルの人がいて、周りの人から「やってみたら?」と言われて「じゃあやってみようかな」って思って受けました。

──好きな人は誰だったのでしょうか?

のの : NMB48さんの白間美瑠ちゃんです。

──きのこさんはどういうきっかけでオーディションを受けたのでしょうか?

きのこ

きのこ : 事務所がTwitterで募集をしていて、LINEで応募できて簡単だったんですよ。そのとき部活をやっていたんですけどすごく嫌で、アイドルは何もわからなかったんですけど、何かをしたいなと思って応募しました。

──部活は何だったのでしょうか?

きのこ : 吹奏楽でコントラバスをやっていました。

──部活がやってられないからとアイドルになってみていかがですか?

きのこ : どういう風にライヴをするとか、どういう風に物販をするとか、全然知らなくて最初はもう言われるがままでした。「チェキ、1枚1000円で売るから」と言われて「1000円……!?」って。

のの : 最初、チェキにお絵描きをする練習をしたんですよ。2分ぐらいずっと描いてたら「それじゃ回らないから15秒ぐらいで描く練習をして」って言われて。

──ののさんはアイドル始めてみていかがですか?

のの : 大変そうだなと思っていたんですけど、もっと大変でした。でも、ファンの人が本当に大好きなんですよ。ファンの人の奥さんや彼女を知りたいくらい好きなんですよ。

──いきなり深いところに……聞いたら教えてくれるんじゃないですか?

のの : でもなんか濁されるんですよね。

のの

──Yunomiさんは、ハッピーくるくるについては最初はどのようなイメージだったのでしょうか?

Yunomi : 最初は名前も決まってなかったような気がするんですよ。ただ、僕にオファーくださるくらいだから、サウンドとしてはエレクトロだと思って。その後に名前が「ハッピーくるくる」に決まって、それを聞いた瞬間に僕の中でサウンドができましたね。「ハッピー」で「くるくる」で。

──Yunomiさんはハッピーくるくるの楽曲制作にあたって、他の手がけているアーティストとどんなところを差別化しようと意識していますか?

Yunomi : 楽曲の制作のオファーに対して、他のグループと差別化して書くような感じではないんです。むしろ僕のそのとき持てる最大の力をもって、新しいサウンドを作る方向性でやっているので、ハッピーくるくるだから何か他の要素を入れるようなことは意識していないです。ふたりのイメージに合わせて作りますね。ただ、Yunomiの楽曲として一番いいものを出したいとは思っています。

──YunomiさんはCY8ERなどにも楽曲提供をしていますが、楽曲制作の姿勢はCY8ERでもハッピーくるくるでも変わらないのでしょうか?

Yunomi : 変わらないですね。僕の曲としても出せるんです。ハッピーくるくるに提供した曲が、もし「これじゃないよ」って断られたとしたら、たぶん僕の曲として出すと思います。そのときの最新作として。

──ハッピーくるくるの歌詞の世界観は、「近未来」や「SF」と形容されることが多いですが、実際はどのようなイメージで作っていますか?

Yunomi : まずイメージは楽曲ごとに全部違います。もちろんハッピーくるくるの活動を端から見ているわけじゃないですか。ツアーがあったり、遠征に行ったり、傍から見ていてアイドル活動においてのストーリーみたいなものを感じるんですね。それは人生の一部じゃないですか。だから、それに対しての曲という感じです。SFとかは舞台設定でしかないんです。

どれだけファンタジーにできるかをすごく意識しています

──ハッピーくるくるのおふたりは、楽曲をパフォーマンスに落とし込むためにどのようにしていますか?

きのこ ハッピーくるくるは、アメリカのアニメのキャラクターみたいな感じをイメージして、ライヴのパフォーマンスの練習をするんですよ。表情や動きが可愛くて、ちょっとオーバーでわかりやすいものを意識して練習しています。

──ふたりが想像するアメリカのアニメのキャラクターは具体的にはどういうものですか?

きのこ : パワーパフガールズとか。

のの : ディズニーのコメディみたいな。

──パワーパフガールズとディズニーだと、ちょっと離れているなと思うんですけど。

のの : くくりが一緒じゃないですか、ファンタジーで。

──歌って踊るときにはそういう要素を意識しているのでしょうか?

のの : それを一番大事にしてます。表情とか、振り返る瞬間とか、ふたりの目を合わせたときとか、どれだけファンタジーにできるかをすごく意識しています。

──なぜファンタジーを意識するようになったのでしょうか?

きのこ : ハッピーくるくるはもっとキャラクターっぽい「カワイイ」を出したいなって思って。

──Yunomiさんからは、ふたりのパフォーマンスはどう見えていますか?

Yunomi : めっちゃ癒されますね。一番初めて曲を書いたとき、実は上京してきたばっかりで、仕事も辞めて音楽家として生きることにしたので不安だったんです。「まじめに曲を作らなきゃ」って感じでけっこう緊張していたんですけど、「ハッピーくるくる」っていう単語を聞いて何かふっきれましたね。そういうふだん囚われている呪いみたいなものから解き放つ力があると思います。

Yunomi

──「グリーングリーン」はエレクトロですが、冒頭にはフォーキーな感触もあって新鮮でした。かと思うとダブステップが始まったり。これをタイトル曲にしたのはなぜでしょうか?

Yunomi : 世界でも日本でも、フューチャーベースに可愛い系のサウンドを取り入れる人が多くなってきたと感じてたんです。「じゃあ僕らは次をどうしようか」と考えた結果、もともとバンドをやっていたのでギターのサウンドを入れたり、ポップ・ロックの要素を落とし込んだりしたら、まだあまり誰もやってないんじゃないかなと考えて、そういうチャレンジを「グリーングリーン」でしてみました。

──アイドルシーンのフューチャーベースで良かった楽曲はありますか?

Yunomi : アイドルシーンはよくわからないですけど、中田ヤスタカさんがフューチャーベースを作られているので、「ハッピーくるくるはフューチャーベースです、新しいよ!」っていうのはもうできないですね。

──そこを意識した上で新しいことをやろうとしたわけですね。「グリーングリーン」を渡されて、ハッピーくるくるのおふたりはいかがでしたか?

のの : 最初びっくりしました。「ザ・Yunomiさん」のイメージが頭の中にあったんですけど、「グリーングリーン」は今まで歌ったことのない曲調で、でもYunomiさんというのがすごくどーんってきたり、最初にギターの音があったり、「あ、すごいなー」と思いました。

きのこ : すごく好みだったんで歌えるのが嬉しかったです。一回聴いて「あ、これ好きなやつだ」って思ったんですよ。ライヴでやるのもすごく楽しいです。

──Yunomiさんのサウンドがエレクトロの方向じゃなくなっていく可能性もあるのでしょうか?

Yunomi : 充分ありえますね。

──もともとバンドではどんな音楽をやっていたのでしょうか?

Yunomi : パンクです。 ポスト・パンクやメロコアとか。

──今のイメージとはだいぶ違いますね。

Yunomi : Green Dayみたいに、シンプルで良い曲が好きでした。

──ハッピーくるくるもメロコア化していくかもしれない……?

Yunomi : そうですね。ポップ・パンク・ブームはもう来てるんですけど、ダンス・ミュージックに落とし込む人はまだあまりいないんじゃないかなと。

──ハッピーくるくるのおふたりは、そういう変化を受け入れられそうですか?

のの : はい。Yunomiさんは天才だから。毎回新曲が来るたびに歌詞を見てすごいなって思います。

ライヴでお客さんがみんなで真似してくれてすごく楽しい

──「グリーングリーン」の歌詞はいかがでしたか?

のの : ふたりで見たとき泣いたんです。

きのこ : すごく意味を考えたし。

のの : (腕を交差させながら)会えないけどずっとこう、こうなってるところで……。

──会えなくてすれ違ってる感じですね?

きのこ : 「二万年も前」や「五億年後」が歌詞にあるので、男の子と女の子がいて、何億年のときを越えて、会えないんだけど僕らはつながってるよっていうイメージで歌っています。すごくせつないけど明るいし、元気になれる曲だなと思って、ふたりで解釈しました。ファンの人もいろいろ考えてくれて。

のの : 手紙に書いてきてくれることもありました。

──どんなことが書いてあるのでしょうか?

きのこ : 「グリーングリーン」に限らず、他の曲とも全部舞台をつなげて考えてくれる人もいて、それは「おー!」ってなりました。

──Yunomiさん、意識的につなげている部分はあるのでしょうか?

Yunomi : あります。カップリングの「グッドモーニングトーキョー」は一番最初に作った「パーフェクトトリッパー」の世界観と同じものを使用しています。つながっていると言えばつながっているのかもしれない。

──「グッドモーニングトーキョー」の歌詞はいかがでしたか?

のの : 頑張るっていう曲。応援ソングです。

きのこ : ネガティヴなことがあっても何とか楽しんでるような感じで、すごく元気になります。落ち込んだときに、自分でハッピーくるくるの曲を聴いたりするんですよ。

Yunomi : 良かった。

──「グッドモーニングトーキョー」は、冒頭からフューチャーベースだし、EDMや和風の要素もありますね。どちらかと言うと従来のハッピーくるくるっぽいイメージの気がします。

Yunomi : そうかもしれないですね。「グリーングリーン」はリズムがはねていて、特殊かもしれないです。「グッドモーニングトーキョー」は、ダンス・ミュージックであまり使わないような、ギターで弾くような感じのリフを使っています。今まで通りのものもありつつ、新しいことにもチャレンジした曲です。

──サウンドがどんどん変化していくことに対して、ハッピーくるくるのおふたりは対応できるか不安はありませんか?

のの : すごくあります。運営さんやYunomiさんや振付師の方とか、関わってくれている人たちが求めていることからそれちゃったらどうしようとかすごく考えます。

きのこ : 私はけっこう楽しいですね。Yunomiさん感はすごいけど、毎回違っていて、曲をもらったときに毎回ドロップのところが想像ができないんですよ。すごく面白い振り付けになって、結果ライヴでお客さんがみんなで真似してくれてすごく楽しいです。

──きのこさんの口から「ドロップ」という単語が出てくると、EDMをちゃんと理解している安心感がありますね。

きのこ : ハッピーくるくるの曲にはほぼ毎回ドロップがあるので、そこはお客さんも自分たちも楽しいです。

──Yunomiさんからは、ハッピーくるくるのフロアはどう見えますか?

Yunomi : クラブ感はあると思いますね。みんなで一斉に同じ行動をする一体感じゃなくて、各々が自由に楽しさを表現することで感じる一体感がありますね。

オーロラをバックに写真を撮りたいです

──日本のファンの人達は目の前で見えますが、ハッピーくるくるのアメリカでの反応の大きさは、おふたりはどう受け止めているのでしょうか?

きのこ : 撮影OKだから、YouTubeにライヴ動画が上がるんですよ。たぶんそれを見てくれて、たまに外国人の方も来てくれます。

のの : 今までの日本のアイドルとちょっと違うことしてるからかな。和風カワイイ。

きのこ : 日本っぽいカワイイカルチャー。アメリカ人から見た日本の「カワイイ」みたいなのはすごく出てるなと思います。曲とか、見た目とか、ダンスとかも日本のカワイイカルチャーの感じが他のアイドルよりもあるかなって思います。

──Yunomiさんから見て、アメリカでの反響って何が要因だと思いますか?

Yunomi : ネットですね。これは絶対。SoundCloudで戦略的にやっているし、リミックス用に音源を配布して、それで広げているんです。SoundCloudを使う人口はアメリカが多いので、そこから広がっていったんじゃないかと思います。

──アメリカのアラスカでのライヴが目標だそうですが、なぜアラスカなのでしょうか?

きのこ : 星を見たいです。

のの : オーロラを見たいです。一番最初は、ファンの人がふざけてアラスカの話をしたんですよ。調べていくうちに、どんどんアラスカについての情報が来るじゃないですか。本当にアラスカ行きたいなと思って、それでライヴもしたいです。

きのこ : たぶんライヴするようなところじゃないんですけど。

のの : 極寒だしね。

──アラスカにライヴハウスがあるかどうかまず調べないといけないですね。

きのこ : オーロラをバックに写真を撮りたいです。

──その衣装でオーロラをバックに写真を撮ったらすごくミスマッチというか……そこまでしてライヴをやりたいんですか?

のの・きのこ : やりたい!

──アメリカのレーベルのAttack The MusicからEP「Happy Kuru Kuru」の配信もスタートしたし、うまくするとアラスカに行けるかもしれないですね。

きのこ : 「アラスカに行きたい! いぇい!」って感じで言ってたのが、アメリカで配信されるにつれてどんどん現実味が出てきて。アメリカはパフォーマンスに対して厳しいイメージがあるんですよ。でも、楽しみたいです。YouTubeの動画やSoundCloudに英語のコメントがいっぱいくるんですよ。だからそういう人たちにも会えたらいいなと思います。

のの : 夢のひとつに、ファンの人と一緒に本場のアメリカのハンバーガーを食べるっていうのがあるので、それに近づけるかもと思ってワクワクしました。

──とはいえ、Attack The Musicの所在地はカリフォルニアだそうですから、アラスカまでかなり距離がありますよ。

きのこ : カリフォルニアに行ってから頑張ってたどり着きたいです。

──徒歩で行くようなイメージですね。カナダを通過しないといけないですよ。

のの : そうなんですか?

──国境を一回越えてカナダに入って、またアメリカ領に入らないといけないんですよ。

のの : そうなんですか?

──地図は見てないんですね(笑)。スタートがタイのバンコクの「AROUND THE ハピくる!ツアー」も3月24日から始まりますね。

きのこ : 「全国ツアー」じゃないですよね(笑)。

──国外に出てますもんね(笑)。バンコクでやることになったのはどういう経緯なのでしょうか?

きのこ : 私たちも何も聞いてなくて、いきなり「ちょっとタイに行くかも」と言われて。ツアーのスケジュールは単独ライヴで発表したんですけど、私たちもそのとき初めて知ったんですよ。

のの : 東京の単独ライヴの場所も何も聞かされていなくて。

きのこ : お客さんと一緒に知ったからびっくりしました。お客さんと一緒に「えー!」って。

──どんなツアーにしたいですか?

のの : 行き先に合ったライヴがしたいです。たとえば札幌だったら、雪だるまを作って、雪だるまとライヴをしたい。

──開演前に大騒ぎですね。

のの : 楽しそうじゃないですか、そういうことがしたいです。

きのこ : その場でしかできないことをして、その場に住んでる人達に会いたいです。

──バンコクでのライヴはどうなると思いますか?

きのこ : そのタイでやるイベントは、日本のアイドルが一組しか出ないんですよ。ハッピーくるくるが日本代表みたいな感じなので、想像がつかないですね。でも、楽しそうです。

のの : 現地でいっぱいたくさん友達を作りたいです。あったかいから、きっと心もあったかい。

──Yunomiさんは、今後ハッピーくるくるをどういう方向に進ませるか、ヴィジョンはありますか?

Yunomi : 「グッドモーニングトーキョー」のヴィジョンまでしかなかったです。そのときに見える最大限の景色を詰め込んだつもりなので、ここから先は明日になったらまた変わってるかもしれないですね。

──ここから先はそのときになってみないとわからない?

Yunomi : そうですね、曲のストックもしないので、そのときに最新だと思うことをやりたいと思います。

──メンバーのおふたりは、今後ハッピーくるくるとしてどうなっていきたいですか?

きのこ : ツアーがあるので全国にいっぱいハッピーくるくるを知っている人を増やして、なるべく早くどんどん大きくなりたいです。

のの : ありきたりな言葉しか浮かばないんですけど、今年はいろいろなことが起きていて、しかも売れるチャンスをもらっているなって思うし、頑張んなきゃなって思います。

DISCOGRAPHY

LIVE SCHEDULE

ヲルタナティヴ - THE WORLD TRIAL 04 - supported by duo MUSIC EXCHANGE

2018年 3月 16日 (金曜日)@duo MUSIC EXCHANGE

AROUND THE ハピくる! vol.4 〜レッツゴーハピくるツアー!!〜

2018年3月18日(日)@渋谷WOMB LOUNGE

AROUND THE ハピくる!ツアー

2018年3月24日~25日(土・日)@LinkIconOXA Pub・BANGKOK
2018年3月31日(土)@CIRCUS Osaka
2018年4月1日(日)@心斎橋VARON
2018年4月7日(土)@新宿MARZ
2018年4月8日(日)@夢の島マリーナ・イーノの森BBQステーション(番外編)
2018年4月8日(日)@イオン幕張 1F 幕張WALK
2018年4月21日(土)@アメリカ村 club Joule
2018年4月28日(土)@福岡Factory unvelashu
2018年5月5日(土)@DUCE SAPPORO
2018年5月12日(土)@X-HALL ZEN
2018年5月20日(日)@渋谷WOMB(ツアーファイナル)


PROFILE

ハッピーくるくる

ハッピーくるくるは、2016年5月にデビューした”のの”と”きのこ”による2人組アイドルユニット。 ダンスミュージックをベースにした個性的なサウンドと、カワイイポップスが融合された「次世代のカワイイポップサウンド」が特徴。空想・SFの世界をテーマとしており、独創的なファンタジーの世界観が国内外で評価を得ています。

>>オフィシャル HP

Yunomi

Yunomi (ゆのみ) 札幌出身、東京在住のトラックメイカー。2015年6月にSoundCloud上でnicamoqをボーカルに起用した楽曲「サ・ク・ラ・サ・ク」を公開し、正式にYunomi名義での活動をスタート。オリジナル楽曲を頻繁にSoundCloudにて公開する中、KONAMI「ひなビタ♪」をはじめとした楽曲の提供、また、ラブリーサマーちゃんや声優の花澤香菜をはじめとしたRemixの制作を行なう。2015年末にMaltine RecordsからAiobahnとの合作「枕元にゴースト」をリリースし、続けて翌年2月には同氏との合作「銀河鉄道のペンギン (feat. nicamoq)」がSkrillex主宰レーベルであるNEST HQでプレミア公開された。なお、2016年10月12日にヴィレッジヴァンガードミュージックの第一弾アーティストとして、初のCD作品「ゆのみっくにお茶して EP」をリリースした。EDMやベースミュージックを基盤に、和を感じさせるサンプリングや音階を多用したキャッチーな楽曲が特徴。

>>オフィシャル HP

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インタヴュー

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・2018年03月11日・ATAK過去作配信第7弾、世界的芸術家たちを捉えたドキュメンタリー映画のサウンドトラック2作品 2017年9月11日より、渋谷慶一郎の主宰レーベルATAKの過去作品が毎月11日に配信リリースされる。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説とともに配信をお送りします。第7弾は、『ATAK017』に続き2作のサウンド・トラック作品。渋谷慶一郎が作曲・演奏・レコーディングの全てを自らのスタジオで一人で行った、限りなくソロアルバムに近い内容の作品で、世界的写真家、杉本博司のドキュメンタリー作品、映画『はじまりの記憶 杉本博司』のサウンドトラック『ATAK018 Soundtrack for Memories of Origin Hiroshi Sugimoto』。もう1作は、こちらも世界的な芸術家、荒川修作を捉えたドキュメンタリー作品、ドキュメンタリー映画『死なない子供、荒川修作』のサウンドトラック。ことらも渋谷慶一郎のソロ・アルバムといっていい感覚の体制で作られた作品。インタヴュー : 八木皓平ATAK配信作品のまとめページはコチラ まずは先日、横浜
by 八木 皓平
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