大阪出張で食べたいおすすめの定番・名物ランチを紹介します。ビジネスで訪問することの多い北区・中央区・西区編です。かなり厳選した内容です。(みみう以外は1000円以下のメニューです。)
目次
インディアンカレー
まずは、大阪カレーの大定番インディアンカレーです。ほんのりとした甘さにくせのある辛がまとわります。中毒性のある味なのが気をつけたいところです。ルーのダブルとかたまごのせとかいろいろなオーダーの仕方があります。
多くの関西人が子どもの頃からこのカレーを食べてます。このおじさんのマークも変わらないですね。牛肉の大きめなのが1個入っています。
いきなり食べるのもなんですので、上に置いたりして食べ時を調整します。
+50円でピクルスが大盛りになります。人によってはものすごく辛く感じますので、このピクルスで辛さを中和しながら食べるといいでしょう。
他のメニューでは、ミートスパゲティがあり、よくミートスパも頼みます。
ミートスパの多盛りです。
パスタを軽く炒めて出てきますがシンプルな味です。頼む人は多いです。
チーズはありますがタバスコはありません。若干ピリ辛あま味のような気もします。
インディアンカレーでは、カレーをかけたのがスパで、ミートソースをかけたのがミートスパです。カレースパは中毒性があるので、あまり食べないようにしています。(一度食べると週に一度は食べたくなります。)
ここは淀屋橋店ですが、主要個所にたくさんあります。
(東京の丸の内にもあるそうです。)
ニュー ハマヤ
ニューハマヤのダブダブ定食です。バラの焼肉とスクランブルエッグとキャベツの千切りにフレンチドレッシングをかけた盛合わせです。このキャベツの千切りにかかったドレッシングと焼肉とスクランブルエッグの取り合わせが絶妙なハーモニーをかなでます。
焼肉は肉のうま味が感じられる薄味です。関東の味つけからするとかなり薄味かもしれませんがよく味わうと豊饒なうま味が感じられます。スクランブルエッグの塩加減は普通です。この組合せで、ごはんが何杯でも食べれます。ひとりひとりにおひつを置いてくれるんですね。
ニューハマヤは淀屋橋・肥後橋・本町界隈に何軒もありますが、基本的には瓦町店一択となります。日替わりもおすすめです。
ニューハマヤ 瓦町店
せんば自由軒
せんば自由軒です。
カレーの単品だけの方が有名ですが、セットメニューもあります。
手軽なのであんまり食欲のない時に食べたりします。フライはむかしの揚げ物の味がします。カップスープもついています。
たまごの部分にウスターソースを入れてから混ぜて食べます。
何度食べてもコツがなかなかつかめません。
おださくです。こちらはインデアンカレーで、あちらはインディアンカレーです。
ここはせんばセンタービルという古いビルの地下にあります。
揚子江ラーメン
本店の場所は変わって新しくなりましたが、いまもあの薄味です。
揚子江ラーメンのわんたんめんと餃子です。揚子江ラーメンを知ってるかがキタでは重要になります。
キタで飲むと堂山店の揚子江ラーメンでシメるのを好む人は多いです。兎我野にびっくりラーメンが出来た時はおされ気味でしたが堂山店も健在です。
テーブルに置いてある揚げたまねぎをトッピングして食べます。この透き通ったスープ。痛飲した時には、この塩味が臓器にしみわたります。いわゆるカイジの「しみる~」というやつです。
ちゃんこ料理 志可
ちゃんこ定食です。関西らしい塩味のスープに特徴があります。
ちゃんこ定食のセットです。鍋とごはんとつくだにとつぎたしのスープです。
ラーメンは追加ものです。
野菜が高騰してしまっているため、野菜の仕様や量が若干かわっていますが、ここのウリは塩味のスープであり、それは現在も変わっていません。また、長年おなじみのつくだには、現在つけものに変わっています。
ふたをしたまま強火でぐつぐつと煮たてます。
ある程度煮たてると、店の人がふたをとってはしを入れてくれます。たいてい自分でやります。
下の方にとりにくが入ってますが、これはしばらく待ちましょう。もう食べはじめれます。
複数でいくと、ひとつの鍋で出てきますが、あきらかに煮えてないのに食べはじめる人もいますので、ゆっくり食べたい人はひとりがおすすめです。
具を全部食べますとシメのラーメンの出番です。関西人は昼からシメます。
蓋をしてもう一回火を強くします。
煮たつ直前のクリーミーな泡がたつ瞬間で火を止めます。
こしょうをかけて出来上がりです。
つぎたしのスープが煮つまって、だんだん濃厚な塩味のスープになりますので、そのダシが麺に軽くしみこんでおいしいんですね。ラーメン込みで950円ぐらいです。
ここは淀屋橋店ですが、堂島と本町にもあります。
次は関西人のソウルフードです。
お好み焼き定食
お好み焼き定食は関西人のソウルフードであることからどこがおすすめかとはなかなか語りにくいものがあり、一般事例を紹介します。
こぶりのお好み焼き定食です。あたためた鉄板におかれて出るパターンです。
お好み焼きと白ごはんが対峙する瞬間です。
お好み焼きをおかずにごはんを食べるんですね。主食同士のかけあいはおかしいという話もありますが、ソウルフードとはだいたいこんなものです。
お好み焼き居酒屋さんの昼ランチです。
ちなみに、大阪でもミナミの方に行くと、コロッケでごはんを食べてはいけないという人もいるんですね。コロッケは「おかしやで」と認識しています。
別のお好み焼き定食です。店によって趣向が変わります。
これは皿に大きなお好み焼きが出てくるパターンですね。
いかにもソウルフードです。シンプルですが、お好み焼きにお肉も野菜も玉子も入っていますので栄養価は高いのです。
ここもお好み焼き居酒屋さんの昼ランチです。
ソウルフードとしては、やきそば定食もあります。やきそば定食は大好物なのでいつも写真を撮り忘れます。これは単品で追求したいテーマですね。
うどんもあります。出張ランチならば少しグレードをあげてもいいかと思います。全部1000円以下ですが、ここだけ1300円程度のメニューを紹介しています。
うどんすきのみみうです。
美々卯(みみう)
メニューはいろいろありますが、関西の出汁を手軽にあじわってもらいたいということできつねセットを選びました。
セットなので、まず、つきだしと押し寿しがきます。時間帯にもよりますがすぐにきつねもきます。
ポイントは味の濃いものを先に食べてはいけないことです。ゆば程度をつまむ程度にしてきつねを待ちましょう。濃い味のものを食べてしまいますと、関西の微妙な出汁の味がわからなくなってしまうおそれがあるのです。
運ばれてきました。
お手本のようなきつねです。まず、出汁を味わいましょう。かつおだしのほんのりした風味が口いっぱいにひろがります。道修町かいわいの薬問屋もうならせたスタンダードな味です。
うどんも讃岐うどんのようなプリプリとしたこしはなく、適度なこしと上品にやわらかいうどんです。あげもよくできています。
出汁をのみほして、押しずしを食べるとお腹いっぱいになります。おそらく見た目よりも栄養価が高いのでしょう。
きつねを極めたい場合は、心斎橋の松葉屋とか道頓堀の今井などが有名です。
ここは本店別館(旧道修町店)です。店によって微妙にメニューが違うような気がします。近くに高岡福信という1624年から続く小さな和菓子屋さんがありますが、ここのわらび餅は絶品なのでおみやげにもよろこばれます。
これ本店ですが、わりとたくさんあります。
美々卯はうどんすきで有名なのですが、東京から来た人に接待で使うと、値段のわりに喜ばれます。
時間がない場合は、蓬莱の豚まんをテイクアウトです。
蓬莱の豚まん
豚まん2個と餃子10個です。
開封の儀です。
ふたを開けると、大阪人も認めた立派な豚まんが2個でてきます。2個で350円です。
豚まんを割るとなかから餡があふれてきます。
時間がない場合は、新大阪駅の構内でも売っていますので、テイクアウトして車内で食べるのもありです。
時間によっては、ぬるめの肉まんもありますので、あつあつを好む人は、「あっつあっつの頼むでー」と関西弁で一応きいてみるのもありです。
*JR新大阪駅構内店(9:00〜21:30)は、JR「新大阪」駅在来線コンコース内の「エキマルシェ新大阪内」にあります。
この豚まん弁当はすでにお約束になってるみたいで、禁止になるかもみたいなことがニュースになっています。
「551蓬莱の豚まん」が新幹線で食べられなくなる日 - Yahoo!ニュース
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