ゲストハウスしあわせ物語

現在高校3年のふじっぺが、“ゲストハウスしあわせ”を開業するまでを綴った日記です。

   

「人は人が喜ぶことをしたときに、自分も同じ喜びを得ることができる。」

子供の頃、親の肩をもんであげると、すごく喜んでくれました。

あれって、なんだかこっちもうれしかったですよね。

最近は、自分の行為が誰かを喜ばせていると感じる瞬間って、あまりないと思うのです。

あの時のように、あなたにしかできない“ほどこし”が、誰かを笑顔にする喜びを感じるばしょ。

そんな想いで、ゲストハウスしあわせはつくられます。

   

しあわせについて、詳しくはこちらへ。

式を終えて。今までのこととか。

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真っ暗だった。

 

 

 

 

「だった」と言っても、“イマ”が明るいかというとそうとも言えない。

 

 

 

 

 

でも、確かなのは、真っ暗な世界が“カコ”のことだということ。

 

 

 

 

“イマ”は違うということ。

 

 

 

 

 

 

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卒業しました!

 

先日、高校の卒業式を無事終えました。

 

 

で、

↓こういうの読んでたら、書きたくなっちゃって。

 

 

 

彼らと僕は同い年。

今年で高校卒業。

 

タイトルを「式を終えて。」としているのは、あくまでまだ正式に卒業ではないというだけのことです。

 

 

 

.....あ、いや、ち、違うよ!?

 

 

実は留年してもう1年...とか、そんなんじゃないよ!?

 

 

 

ただ、『月末に予約した歯医者が児童手当で受けられる期間が31日までだから、それまでは高校生ってことにしてくれないと困るな~』ってだけだから!安心して!卒業証書はもらったから!

 

 

すでに「卒業おめでとう」のメッセージを送ってくれた人もいて、とても嬉しい限りです。
高校を卒業出来ない想定なんて全くしてなかったけど、いざ終わってみると、無事出来て良かった〜って感じ。3年次なんて家で教科書開いたのトータルで1〜2時間くらいだと思う。テストの日の朝、学校に来て範囲を確認してさっと教科書を眺めて、赤点ギリギリをかすめ取る っていう謎の縛りプレイ。あれはなかなかにスリルがあって楽しかった。二度とやりたくないけど笑
(ちなみに、数Ⅲだけは直前に眺めるだけでは太刀打ちできなかったので、元の志望大は理系だったけど、それを避けるために文転しました。)

 

 

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卒業アルバムを交換して、メッセージを書き合う女子生徒。

 

教室の中で不規則に固まり、ただダベっている男子生徒。

 

見事なまでに綺麗に分断されたその画は、今までと変わらない、何度も見た景色だった。

 

 

窮屈で、狭くて、気だるくて、毎日「帰ろうぜー」と友達と言いながら過ごした世界。

高校を出ること には意味を感じていたけれど、高校にいること  に意味があったかというと、パッと答えられない。

 

僕にとってそれはあくまで『過ごす』ものであり、ある意味ではとても自然で、しかしまたとても不自然なものだったと思う。

 

それがなくなるというのは、寂しいとか、虚無だとか、そういうんじゃなくて、なんかこう…

 

手帳のなかで常に塗りつぶされてきた『8時から16時』が、真っ白になる。

 

っていうだけ。目に見える、それだけのとても小さいような、とても大きいような違和感。良いとか悪いとかじゃない、気持ちいい気持ち悪さなんだ。

 

うーんまぁ、要は『よくわかってない』ってだけの話なのかな。無くなったことで何が変わるの?って言われると、正直わかんない。

 

 

ただ、卒業式の在校生の言葉ってやつで、知らない後輩の女の子が言った言葉が、結構刺さりました。そのフレーズ以外ほとんど覚えていないんだけれども。

 

『巣立っていく(先輩方)って言ってたんです。その子がどういう考えでその言葉を選んだのか、『旅立つ』とか『羽ばたく』とかではなく『巣立っていく』にしたのか、それはわからないけど。

 

 

 

そうだよなぁ...巣から出ていくんだよなぁ........

 

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振り返りとか

 

高校生 という身分の期間は、僕の人生の中でもいろんなものが変化した期間だった。(正確には身分はまだもう少し高校生だけどね)

 

全部あげてもキリがないし、かといっていくつか抜粋 っていうのも難しいな。。

 

とりあえずひとつだけ。

高校生である期間の中で気づいた、おそらく一番面白いことがこれです。

 

『この世の中で自分という存在は、無いに等しい小さいもの。

だけど、自分がいなければこの世は存在しない。』

 

説明も補足も必要としない、真理とか本質ってやつなのかな。

 

それに気づいてから、世界が違って見えるようになりました。

誰かの言葉や気づきといった、歴史が示す本質ってのもいっぱいあるんだろうけど、個人的にこれが一番しっくりきた。ゆっくり、自分の言葉で見つけてみてください。僕もまだ、綺麗に僕の言葉で表現はできていないけれど、、ゆっくり探していければいいかな。

 

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青春

 

帰り道にラーメン食べたり、図書館で勉強したり、無意味に通学の電車を乗り過ごしてみたり。

 

ただの日常が、学ランを着ているというだけで『青春』になる。不思議。

だから『無かった』っていうと少し違くて、『区別しなかった』という方が正しいと思う。

 

だって僕にとっては、友達と教室でだべったことも、好きな女の子と手を繋いだことも、はたまた夜の高速道路を大型トラックに乗って走っていたことも、全てが特別なのだから。

 

世の中に意味なんてない。でもその反面、全てに意味があるとも言える。

 

 

否定するものを探すより、全てにマルをつける。

 

 

卒業式で代表の言葉を言ってる人が壇上で泣いてて、退場の時も何人もの生徒が泣いてたけれど、それが良いとか、逆に感動しないのは変とか、ダメとか、そんなんはいいんだよ。どうでも。

 

自分に見えている世界が、聴こえてる世界が、感じてる世界が全てだから。自分で自分を信じられれば、肯定できれば、マルをつけられれば、いいんだよ。きっと。

 

 

それと、以外にいるんだよ。自分以外にも、自分のことにマルをつけてくれる人って。

 

 

42人いる僕のクラスで、いったい何人が担任の最後の言葉を覚えているかわからないけれど、言ってたよ。

 

自分以外に、少なくとも一人は、あなたのことを信じている人がいるって。

 

 

 

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結構書いてきたなぁ…

 

面白いことは何も言ってないけれど...

 

このダイアリーは、本当に独り言のように書いてます。浮かんだフレーズを書いて、適当に区切って。

 

 

……なんだかこれ、投稿したくなくなってきた。ずっと書いてたいな。笑

誰が『イチニチ』なんて決めたんだろう。『オワリとハジマリ』を何度も何度もなんども繰り返すのって、今思うとなんか変だ。だから今まで日記が続かないのかな。『生まれてから死ぬまで』だけでよくない?よくないか。

 

 

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これからのこと

 

ちょびっとだけ触れておきます。

 

最初に言ったような感じです。大雑把に言えば。ゲストハウスしあわせを作ります。深谷という街に、“気が抜ける場所”を作ります。

出来たら、遊びに来てくださいね。あ、リノベーションを手伝いに来てくださるのも歓迎です。また連絡しますね。

 

へ?それだけ?

 

 

進む道が変わらないことも大切なんだと思うよ。 

 

 

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読んでくださっているみなさんへ

 

 

それではそろそろ最後に、今読んでくださっているみなさんに伝えたい事。

 

それは

感謝

 

僕はいわば一般人なわけですけど、普通の人が書いてる文を読んでくれて、面白い とか、好き とか、コメントまでもらって、本当にありがたいというか、不思議な気持ちになります。

 

テレビに出てるわけでもないのに、会ったこともない方から「応援してます」「ふじっぺさんの文章が好きです」なんて言ってもらえるって、なんてしあわせなんですかね。こんなにいいことあっていいの?

僕なんて別に、ただ自分が楽しいから書いているだけだし、大したこと書いていないのに。なんというか…嬉しいです。ほんとに。

 

ブログへのコメント、極力返信しますので、ご気軽に感想等書いてくれたらと思います。

返信の通知とかは来ないかもしれないので、3日後くらいに同じページを確認してみてください。

最近ツイッターの頻度をかなり落としているので、そちらの方はかなりレスポンスが遅れるかもしれません。。ごめんなさい。

 

思えばブログも高校生のうちに始めたこと。何だかんだ細々と2年ちょいかな。僕はリアルでもブログの事を話すので、たまに学校でもブログの感想とか言われたりしました。「どこどこ行ってきたんだ?」とか、「“しあわせ”はどんな感じ?」みたいに。

伝えるため、聞くため、だらだらと出て来る独り言のはけ口のため、これからもブログは続けていこうと思っています。

 

というわけで、とりあえず今はいろんな人に感謝しかありません。

 

全ての出会いがあって、いま僕がいて、こうして『フツーに』高校を卒業できました。

 

友達、先生、そして何より両親。あ、いや、そういうのはここでいうのはあれだな。

 

 

とにかく本当に、ほんとうにありがとうございました!!!