始まりは 4、5日前からです
夕食のメニューに「納豆」が仲間入りしている
・・・母が意図的に提供している・・・
「 TVで健康に良い 」と放送したらしい
やれ「ネギが良い」
やれ「卵は黄身だけ」
やれ「ご飯は冷めてから」
長々しい理由がわからぬままに
用点(要点)だけの天からのお声と思いきや
父・母それぞれの口から・・・
そこで私は十分に納得しようと・・・・調べました
納豆(なっとう)
大豆を納豆菌によって発酵させた日本の発酵食品
骨にカルシウムを与えて強固にする
・ビタミンK2
・ミネラル
・食物繊維
・腸に良い乳酸菌
・卵2個半と同量の蛋白質
が含有されている
骨にも良く免疫力を高める健康食
長寿国日本の秘訣として各国の健康志向の
高まりに伴い、国外でも臭いを
弱めたものなども含めて人気を博している
どのような納豆を選べばいいのか
医学博士の須見洋行氏の提案
大粒の納豆より小粒の納豆がよい
・粒が小さいほうが発酵しやすい
(大粒のものは小粒に比べ発酵させるのが難しい)
・納豆独自の栄養を豊富に含んでいる
商品によってはうまく
発酵できていないものもある
ごはん粒の大きさに近い小粒のものを選んでほしい
ひきわり納豆のほうが表面積が広いため
納豆菌が多く付着しビタミンB2などが
普通の納豆よりも多く含まれている
食べる「タイミング」
管理栄養士の麻生れいみ氏曰く
「納豆は買って来てから少し時間を置くと、
熟成しアミノ酸が増えてうまみが強くなる
好みによりますが、買ってすぐ食べるよりも
賞味期限に近いほうがおいしく食べらる
保管は冷蔵庫です、常温保存をすると
一気に納豆の『再発酵』が進んでしまう
すぐにアンモニア臭が強くらり風味が消える
『食べ時』を逃がさないでください」
納豆と言えば発酵食品の王様
賞味期限は大体1週間程度
賞味期限が 2~3日切れていたても
十分食べられます
数ヵ月経っても食べられます
納豆菌は非常に強力なため
ほかの雑菌が侵入を許さない
医学的に正しい納豆の食べ方
思わず大量に買いすぎた場合
・冷凍にする、それほど品質を損なわずに
長期保存することができる
・賞味期限が来る前に冷凍すれば
栄養は損なわれない
・水溶性のビタミンが多少抜けてしまうのと
食感が失われてしまう
・冷凍したものは、冬場なら8時間、
夏場なら6時間ほど常温で解凍
(時間がある場合には冷蔵庫で10時間解凍)
食べようと思う前日に冷蔵庫に入れておけばOK!
毎食、食べても大丈夫!
食べる「量」はどうだろうか
納豆は1パック当たり30~50g程度
1食につき1パックを食べる位が良い
納豆はカロリーも高すぎず
タンパク質、ビタミンが豊富
1日3パックくらいなら栄養過多ならない
1日のうちどの時間帯に食べるか
朝 or 夜
納豆に含まれるナットウキナーゼには
血栓を溶かす力がある
夜食べたほうが良い
このナットウキナーゼが働き始めるのが
食後4~8時間くらい経ってからだが
ナットウキナーゼは
睡眠中のほうが働きやすいのだ
納豆を混ぜる
冷蔵庫から納豆を取り出すタイミング
食べる前に冷蔵庫から取り出して
30分ほど常温で置いておくこと
納豆菌は非常に強力なので、短時間のうちにも増殖し
腸内に届く菌の量も倍増するのである
もちろん腸内環境を整える効果はいっそう高くなる
混ぜる回数=好み
『粘り』をたくさん出すことには意味がある
粘りはポリグルタミン酸という物質
・胃壁を守る
・腸管では老廃物の排出促進
20回程度が普通だと思いますが
もっと混ぜたほうが断然粘りが出る
ポリグルタミン酸を大切にし粘りが出すためには
先にかき混ぜてからタレを入れると粘りが増える
(一度混ぜた後にタレを入れることで
口当たりがよくなり、うまみを感じやすくなる)
「何と一緒に食べるか」
「どう調理するか」
ポイントは、ナットウキナーゼが熱に弱い
・50℃で活性が弱くなる
・70℃を超えるとほぼ機能しい
炊き立てのアツアツごはんと混ぜてしまうと
効果が弱くなってしまいます
少し冷ましたごはんと一緒に食べるがよい
加熱調理をすると効果が小さくなる
味噌仕立ての汁に潰した納豆を入れる
『納豆汁』は風邪に効果がある
納豆を最後に入れ、その後煮たてないように
納豆菌は状態によっては
酸に弱い性質を帯びている
・胃酸に直接さらされると納豆菌は死ぬ
・生きたまま腸に届きにくい
・納豆をごはんなどと一緒に食べると
胃酸の影響がやわらいで納豆菌が
生きたまま腸に届き活動しやすい
・薬味であるネギに含まれるアリシンは、
納豆に含まれるビタミンB1の吸収を促進する
ビタミンB1は疲労回復を助け効果アップ
・納豆の独特のにおいをやわらげ、
食べやすくなるからという理由で
卵を入れて納豆を食べている
卵の卵白に含まれる『アビジン』
納豆には『ビオチン』は
疲労回復や食欲増進に効果がある
アビジンはビオチンの吸収を妨げ
効果を削いでしま
卵と一緒に食べる場合は卵黄だけ
卵白に含まれるアビジンは加熱すると性質が変化
ビオチンの吸収を妨げなくなる
卵焼きや目玉焼きは納豆と一緒に食べてもOK
血液をサラサラにする薬「ワーファリン」を服用している人
納豆がワーファリンの効を弱める為「禁忌」
ちょっとした工夫により
「奇跡の食品」はさらにパワーアップ
こんな素晴らしい内容の番組を見たら
食卓に並べない訳が無い
・体に良くて
・調理も不要!
・ご飯によく合う
・価格も安い
・何よりも、納豆が好き
毎晩、いただきます・・・元気で過ごすために・・・