エジプト ナイル川、ルクソールからアスワンへのクルーズの模様です。船を横ずけする物売り、エスナの水門等々、途中のエドフ、コムオンボの遺跡観光を挟んで、楽しいクルーズでした。
ルクソールを出航
ルクソール西岸からの観光から戻って、部屋で、荷物を整理していたら、クルーズ船は出航して、横ずけされていた船の並びから抜け出し、窓の外は隣の船の窓ではなく、ナイル川になっていました。
広〜い川です。中州を旋回して、さきほど通って帰ってきた西岸と東岸を結ぶ橋の方向へと向かっているようです。
この日は、水かさが少なくて速度をだせなく、午後早くに出航したいということで、午前中の観光は、朝7時と早い出発で午後早々には戻ってきました。そして、15時少し前の出航でした。
西岸と東岸を結ぶ橋の下を通過です。
ルクソール付近 展望デッキからの風景
川岸には、ルクソール付近の住宅です。エジプトの建物は、建設途中で止まっている建物が多いです。
お金が貯まったら、工事を再開するそうです。壁がないく鉄筋の柱だけとか、3階もないのに、2階に階段だけがあったりと、上の階がむき出しの家がたくさんでした。
反対側には、広い中州です、牛が放牧されてました。
前を走っている船を、追い越しました。結構、早いです。この船。
気がつくと、後ろから、たくさんのクルーズ船が同じ方向に向かっています。
ティータイム
4階の展望デッキで、16:00からティータイムです。コーヒーまたは紅茶と2種類のお菓子がふるまわれました。
コーヒーをお願いしました... 味は、んん... エジプトでは、美味しいコーヒーには、出会えませんでしたぁ。お菓子は... パサパサだった...
食事関係、今回の旅行は、あまり記憶に残るものがなかったです。選んだツアーが「プレミアムステージ」のツアーでなかったからの関係かな...
でも、このツアーを選んで大正解だった思います。「ネフェルタリのお墓」の観光もできたし、カイロでは、もう2度とできないだろう体験ができましたぁ。(後述します。)
お茶をしながら、皆さんとしばし、おしゃべりでした。今までの旅行はどこが楽しかった等々、旅行好きの方達のお話は楽しく、参考になります。
日暮れ 物売りボート
17時すぎ、太陽が沈みかけていた時、なにやら、船首の方で、騒がしいです。
なんと、小型のボートをクルーズ船に横ずけ というより、縄で、船と結んでしまって、引っ張られているボートから、物売りをしています。
ガラベーヤ(民族衣装)とかテーブルクロスとか、スカーフとか、いろいろとボートの上で広げています。船の乗客と値段交渉をしているみたいです。
と、ボートから何か投げ込んできましたぁ。
船に、うまく着地です。エジプトの旅行者の方かな、スカーフを購入しようとしているようです。試着中です。
と、何か、投げ返しました。下では、テーブルクロスを開いて、キャッチです。
周りをみると、たくさんのボートが、いろいろなクルーズ船に向かっていくのが見えました。
2階に降りて、フロントの窓から撮影です。たくましいです。こちらの方たち。
エスナの水門
ナイル川では、途中で、川の水位が変わるため、水門を通過しなければならないです。
2日目の夜、「エスナの水門」を通過でした。周りが、暗闇で、ちょっと残念です。
到着した時には、待機するたくさんのクルーズ船でした、水門は2つしかありません。
待っている間も、周りに物売りボートがたくさんいて、品物を投げ込んできていました。
予想時間より、15分遅れて、水門に入ります、一度に入れるのは2台です。私たちの船は2番目です。
前の船が入るところです。橋の下が、水門の入り口です。
入って水門の扉がしまりました。水が流れ込んできています。
グングンと水位があがって、水門の上の道路まで見える位置になりました。道路では、たくさんの車が走り抜けていきます。
水門をあとにします。水門は、船、スレスレの幅でした。
この関係もあって、クルーズ船、皆、同じくらいの大きさなのですね。
凍えるほど寒かったですが、満足感で、この日は就寝でした。
東京でも、この体験ができる場所があります。こちらの日記で
エドフからコムオンボの途中 「列車だ」
翌日、午前中の観光を終えて、次のコムオンボまでの道中、皆でおしゃべりをしている時、風景に、列車が、「列車、走っているんだね〜」
「駅もあるよ〜」で、皆で、写真撮影です。
そう言えば、最近は、あまり目にしなくなりましたが、以前は、ツアーに「エジプトの寝台列車の旅」というのもありましたね。なくなってしまったのは、危険だからかな...
中州で、放牧している風景を、この日も目にしました。
皆で「どうやって、連れてくるんだろうね。」「船でだよ。」「あ、人もいるよ。」と、穏やかな、ゆったりとした時間が過ごせました。
本格的なクルーズは、初めてなので、良いものだな〜と、夜も、いろいろ趣向がこらされていて(こちらも後述します)、とても楽しい時間をすごせましたぁ。