一昨日見に行った余韻が抜けないまま、2回目の「さよ朝」見てきました
1回目でよく分からなかった事や、気づかなかった点にも気づけたりと2回目も相当楽しめました♪ 1回目の感想はこちら↓
さすがに1回見てるから、もう泣かないでしょっ!と高をくくってましたが、、
ボロ泣きでした(ToT)
前回の1回目の記事で大まかな感想は書いたので、今回はもっと細かいところや感じた疑問について。
・長老ラシーヌが伝説について語っていたが。イオルフ以外に「夜明け前に咲く花」、「用水路を泳ぐ巨大魚」と人間の世界であるが伝説の個体は多く存在していた。
・冒頭のイオルフにてクリムがレイリアの頭に花飾りをかけたのを見たマキアが、涙を流した瞬間花が一気に咲いた。何か特別な意味があったのだろうか?
・マキアの髪の色急に変わりましたよね。農場の生活をハイライトのように流している場面で一瞬だけ髪を染めているカットがありました。1回目見たときは気づかなかったのでイオルフパワー?笑のようなもので髪の色が金に保たれてると勝手に解釈してました。
・エリアルがオノラにかけてあげたヒビオルには「はやく元気になってね」と刻まれてました。オノラが死んだことから自分が別れの一族という運命を背負っていることを実感してましたね。
・エリアルとラングが熱く話すのひっそりと聞くマキアの背景で2つの歯車が回っており、すれ違う2人の運命を暗示していた。
・冒頭でラシーヌが「縦の糸は時間の流れ 横の糸はなりわい」と語っていた。そしてエンドロールのスタッフロールの背景は織物してる描写でしたよね。その上をキャスト・スタッフの名前が流れていました。作り上げた人たちの名前をさよならの朝に約束の花束をかざろうという映画の「ヒビオル」に刻むことを暗示していたんだろうな。
・イオルフの身体的特徴が3つ
- 毛の色
- 瞳に金色の輪
- 低体温
あと髪を腰まで伸ばして良いのは子供産んでからというのも。低体温は物語に関係してなかったような気がするけど何かあったのだろうか?
他の登場人物
・メドメル
登場時間短いけれど「メドメル」不憫すぎませんか?イオルフの血を受け継げず失敗作のような扱いをされたであろうし、最終的には父も母もいなくなり国は戦争に破れる。母レイリアも最後意外とドライな対応で終わったし。せめて抱きしめてあげるくらいして欲しかったな..
映画で最後に流れたカットがパンフレットの最後に載っていたのですが。
引用 公式パンフレットより
金髪の中に1人髪の色違う人がいますね。これもしかしてメドメル?レイリアを探し出して結局一緒に暮らしてるとかなら報われるんですけどね。。ちなみにレナトも一緒で伝説同士が共に暮らしている神秘的な画ですね。
メドメル関連でもう一つ。商人バロウはハーフのイオルフでイオルフの血を受け継いでいるがメドメルは受け継いでいない。なぜだろう?(ちなみにバロウは長老ラシーヌと異母兄弟)
・イゾル
メザーテへの絶対的な忠誠心とイオルフの生活を奪った罪悪感の板挟みになってもどかしい気持ちを抱えた軍人。決して悪人ではないと思う。違う形で出会えていればなあと。最後のセリフ「滅び行く古き伝説 最後は自由に」は苦しんでいた自分からも解放された安堵な気持ちから出た心の声なのだろう。
・バロウ
物語の節目に登場してマキアをサポートすることも。イオルフのハーフだが、なぜ村にいなく旅の商人をしていたのだろうか。村に入ってはいけない理由でもあるのか?それから髭も金だったが全身の毛が金なのか
・エリアルの孫
髪の色も同じで顔も面影ありましたね。マキアもほんの少しだけ昔に戻れたもうな気がしたんじゃないだろうか。マキアはエリアルの15個上なのでこのとき90~100歳程?
間違いなく僕のヒビオルに深く刻まれた作品でした。
映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』オリジナルサウンドトラック