不正アクセスなどの疑い男逮捕

他人の情報を使ってインターネットのオークションサイトに不正にアクセスしたうえで架空の商品を出品し、商品の代金として55万円をだまし取ったとして京都市の22歳の男が警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、京都市山科区の無職、谷崎公太容疑者(22)です。
警察によりますと、谷崎容疑者は去年2月、他人の情報を使ってインターネットのオークションサイトに不正にアクセスしたうえで、実際には所有していないヘッドホンの架空の出品情報を載せ、青森県に住む56歳の男性からヘッドホンの代金として55万円をだまし取ったとして不正アクセス禁止法違反や詐欺など疑いが持たれています。
谷崎容疑者は、今回の件とは別にインターネットのサイトに不正にアクセスしたなどとして先月、逮捕されていて、警察が押収したパソコンを解析した結果、今回の容疑がわかったということです。
調べに対して「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察では、谷崎容疑者のパソコンからおよそ45万件のIDやパスワードなどが見つかったことから、ほかにも同様の行為をしていたのではないかとみて調べています。