「ゼルダの伝説」ライクなシステムに「北欧民話」の世界観を持ち込むアクションアドベンチャー『Decay of Logos』PC・コンソール向けに正式発表

イギリスのゲームパブリッシャーRising Star Gamesは、『Decay of Logos』を正式発表した。発売時期は2018年秋。対応プラットフォームはPC、PlayStation 4、Xbox One、ニンテンドースイッチ。同社は『Decay of Logos』を開発するポルトガルのインディースタジオAmplify Creationsとパートナー契約を結び、パブリッシングをおこなうことになる。

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『Decay of Logos』は、ファンタジー世界をベースとしたアクションアドベンチャーゲームだ。主人公となるのは、とある少女。国王の息子に村を焼き尽くされ途方に暮れる少女は、Elkと呼ばれる謎のパートナーと出会う。Elkの助けを得た少女の、国王と息子へ復讐の旅が始まる。

本作は、J・K・ローリング作品のようなハイファンタジーと北欧民話を融合させた世界に、「もののけ姫」のような表現を導入しているという。探索や謎解きなど基本的なゲームプレイは『ゼルダの伝説』からインスパイアを受けながら、戦闘は『ダークソウル』シリーズを参考にしているとのこと。エリアで区切られた世界を探索し、敵と戦いながら資源を集めて装備をパワーアップしていく。システムはオーソドックスながら、戦闘およびレベルデザインに重点を置き開発されている。

『Decay of Logos』は、個人開発者Andre Constantino氏が2014年から開発されている作品だ。2015年にはAmplify Creationsとして開発を本格始動させるなど、多くの時間を費やし制作が続けられている。一部のインディーゲームファンには認知されているタイトルであったが、このたびRising Star Gamesと契約を結び正式に発表された形となる。なお、開発にはUnityが使用されている。チームは頻繁に開発ログを更新しているので、どのようなゲームになるのか興味がある方はそちらをチェックしてみるといいだろう。

Rising Star Gameは、『牧場物語』シリーズを中心に日本タイトルを欧州にて販売しており、日本と関わりの多いパブリッシャーだ。同社は先日、インクをコース上に塗って加速する反重力レースゲーム『Trailblazers』を発表しており、こちらの作品は日本語字幕に対応するとしていた(関連記事)。『Decay of Logos』がローカライズされるかは現時点で不明であるが、日本向けの展開にも期待したいところ。

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