愛知県特産の「八丁
制度は模倣品の排除が目的だけに、2社は「江戸時代以来の本物を締め出すとは」と反発。近く、農水省に不服を申し立てる。
八丁味噌は、岡崎城から西へ8丁(約870メートル)の八丁村(現在の愛知県岡崎市
2社は2015年6月1日にGI申請したが、17年12月に登録されたのは名古屋市にあり、2社の後に申請した「愛知県味噌
組合の加盟社は年間約600トンを生産している。岡崎の2社が製品を木おけで2年以上熟成し、重しや、その置き方まで決めているのに対し、組合の製法は「タンクでひと夏以上」などと異なっている。
農水省は八丁味噌のオリジナルを岡崎の2社とする一方、「県内全域で長く生産されてきた」として、両者の歩み寄りを求めていた。2社の代表者らは「伝統の危機」と農水省の対応を批判。一方、組合の担当者は「消費者のため、できるだけ低コストで味わいを出している」と説明している。