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愛知

イルカショー準備万端 ビーチランド

目標物を使ってジャンプを習得するトレーニング=美浜町の南知多ビーチランドで

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 南知多ビーチランド(美浜町)で十四日、イルカショー「スタディ ドルフィン」(十七日~七月八日開催)の公開リハーサルがあった。

 ジャンプなどのパフォーマンスをイルカが習得するトレーニング方法を一種類ずつ約一カ月ごとに紹介。十七日から四月二十四日までは、目標物を使って行動を引き出す「ターゲッティング」を実演する。

 目標物の白いスポンジを棒の先に付け、イルカが右の胸びれでスポンジを触ると餌がもらえることを覚えた後、トレーナーは徐々に水面から高い位置に動かしていく。すると、右の側面を上にしてジャンプするようになる過程を説明。ボールなどを使って、他のジャンプをトレーニングする方法も披露した。最後はターゲッティングで習得した多彩なジャンプを次々に披露し、親子連れを沸かせた。

 トレーナーの桜井夏子さん(39)は「新しいことに挑戦するイルカのトレーニングの様子を見てほしい」と話した。期間中、フンボルトペンギンの背中を触った後、プールに設置された橋から餌をあげるイベント「もっとペンギンにタッチ」、飲食店で多様な海鮮料理を提供する企画「海のうまいもん祭り」などもある。

 (大槻宮子)

 

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