東日本大震災から７年　避難生活、いまも７万３千人


変な睡眠サイクルなので、昨日昼寝して今朝４時に起きた。
疲れは溜まってないので良しとしよう。

今日、敢えて撮影を入れた。
もちろん3.11だということは知っている。

段々と、僕ら所詮外様の人間がなんか気にかけています的なパフォーマンスをするのが無粋だと感じるようになった。
東北への想いは『薄暮』に乗せる。変な気遣いは不要だ。


個人的には、不思議な7年だった。いや、酷すぎる7年だった。
純粋に日本を見つめ直そうと努力すればするほど、その穢らわしさに目を覆いたくなった。
東北が一種の「癒し」となっているような、そんな倒錯的な気分を味わった。

正直言って、全国上げて「つながろう」と喚いた割には、全然つながれない7年だったように思う。
人間に余裕がなくなり、どんどん卑屈に、身勝手に、幼稚になっていった。
この間政治も私物化され、「お友達」ばかりが得をし、中産階級や無産階級がどんどん貧困に陥った。
経済は未だ衰退の一途、少子化も歯止めがかからない。

日本人は堕ちるところまで堕ちたのではないだろうか？
実はさっきＦＢを見て愕然とした。そしてあるコミュニティから退会した。
数十年のつきあいも水泡に帰すほど、人間はとことんまで腐ってしまったようだ。

日本人は腐り切った。
ムラ意識と馴れ合いと忖度ばかり。真実や本当の信頼を紡ぐ気はさらさらないのだろう。

見るに堪えない。


僕は今、人間をいかに信じるか、ただそれを無我夢中で探している。
むしろ僕の方が、心の隙間を埋めるかのように東北に縋っているとも言えるだろう。
しかし甘えていては駄目だ。自分の力で人間を見つめ続けなければならない。


でも、果たして可能なのだろうか？
西部邁氏のように理論的に完全に絶望しまいか？


まずはそんな邪念を振り払って、『薄暮』を完成させよう。
その時、また景色も変わっているかも知れない。
この世界には、まだ愛がある。