■目次
努力しなさい! 努力は嘘をつかない! 皆努力しているんだ! なぜお前だけ出来ないんだ!
何かに行き詰まっているときに言われたら、「チョットまってよ!」「そんな事は分かっているよ!」と叫びたくなりますよね。
努力しなさいと、今まで何百回言われたでしょう。
ところで「努力」って何者なのでしょうか?
努力と聞いてどのようなイメージを持ちますか?
- スポーツのトレーニング
- 勉強
- ダイエット
- 早起き
- 貯金
- 仕事
- お手伝い
- 家事
- 健康
- 綺麗になりたい
- etc…………..
努力って辛いこと?
やりたくない勉強をやらされているとき。
受験勉強はコツコツ努力の代名詞でしょうか。
毎週1冊本を読みなさい!
読書嫌いの人が、本を読むのは辛いことです。
毎週1冊の本を読むのは「辛い努力」でしょう。
チョット待ってください!
読書好きの人にとっては、1週間に1冊の読書なんて、辛いどころか「楽しい時間」ですよね。
運動嫌いの人に「これから1時間サッカーの練習をやりなさい」 といったら、辛い努力。
サッカー好き。 サッカーを上手になりたいと思っている人なら、喜んで出来る努力ですね。
ハイキングする努力
音楽を聴く努力
ガムを噛む努力。。。。。。。
なんか変ですね。
ストイックな努力マニア(そんなジャンルあるかな)には、「努力をしない」って努力が必要かも。
「今日は絶対努力しないぞ!」なんて(*^_^*)
夢に向かって着実に進んだら努力?
「俺は絶対ダメ人間になるんだ!」ってダメ努力をする人なんていないと思いますが。。。
「努力」って便利過ぎる言葉なんです。
努力って良い響きがありますよね。
「努力します!」って言われたら、「よし。頑張れ!」となりますよね。
でも「努力します」の裏側にはこんな思いがあるかも?
「イヤだけど努力だけはしますよ」
「でも結果は保証しませんよ」
「出来る範囲で努力しますから結果がでなくても許してくれるよね」
同じような話をこちらでも記事にしました。よろしければご覧ください。
「努力」を美化しすぎていませんか
周りの人たちに努力していますか?と聞いたら、ほとんどの人が「努力しているよ」と応えるでしょう。
努力は 人には出来ないことをやることでしょうか?
- フルマラソンをスタートからいきなりダッシュ
- ダーツで全力投球
- チカラいっぱい歯磨きで歯ブラシを折った (それは私です)
これも違いますね。
努力なんて空気みたいなものなんです。
そこらじゅにあるから、気がつかないだけ。
でも自分のやっている努力は、自分だけには鮮明に見えるんです。
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「努力」をしていない人なんて存在しない
きっと、あなたはこの瞬間も努力をしています。
何かしらの努力をしているはずなんです。
努力という言葉のプレーシャーに疲れて、このページを読んでいたとしたら、
「現状をどうにかしようと努力しているのです」
何となくパソコンの前に座って、この記事を読んでいるあなたも、地球の重力に耐えて姿勢を維持する、努力をしています。
布団に入ってゴロゴロしながらスマホでこの記事を読んでいるあなた。
あなたの体は、生命を維持する努力をしているのです。
休むことなく心臓は動き続けています。 体温も一定に保っています。
心臓の立場になったら「やってらんない!」と思うでしょう。
「ご主人様のために、休憩も取らずに働いているのに、感謝もされない!」
「努力」って「幸せ」を感じる為のスイッチなんです
努力って人に言われてやるもの? それは苦役
努力は辛いって誰が決めたの?
正月の箱根駅伝
ただ走っているだけなのに、つい見てしまいます。
箱根駅伝に出場できるランナーは、超エリートが超努力してその地位を勝ち取ったはずです。
出場できて嬉しいはずなのに走っている最中はあまり嬉しそうじゃありませんね。
むしろ辛そう。。。
ゴールして初めて笑える。泣ける。 満足感を味わえるんです。
超人的な体力をもったスーパーマンが、練習もせずに箱根駅伝を走って独走したって、本人を含め誰も感動しない。
自分が努力しないと、幸せを感じられないんです。
より多きな幸せを感じるように、用意されたのが「努力」なんです。
努力には目標が必要?
やりたいことをやればいいじゃん。
やりたくないことを、やるのも努力。
やりたいと思うことを、やるのも努力。
だったらやりたいことをやる努力ってお得です。
「そんなのきれい事だ!」
そうかも知れません。
でも人生は、やりたいことだけで出来ているそうです。
人生はやりたいことだけで出来ている
「そんなはず無いっ」 と叫びたくなりますね。
でも下の会話を聞いてください。
Aさん:「仕事に行きたくない」
Bさん:「仕事に行かなければいいジャン」
Aさん:「仕事に行かないとお金が貰えない」
Bさん:「お金をもらわなければいいジャン」
Aさん:「お金もらわないとご飯が食べられないよ」
Bさん:「ご飯をたべなきゃいいじゃん」
Aさん:「ご飯食べないと死んじゃうよ」
Bさん:「死んじゃえばいいじゃん」
Aさん:「死にたくないよ」
Bさん:「じゃあどうする?」
Aさん:「お金を稼ぐよ」
Bさん:「どうやって?」
Aさん:「仕事に行って」
Bさん:「仕事をしたいんだね」
Aさん:「・・・・・・そういうことになるね」
多くの大人は、やりたくないと思っている事を継続しています。
それは自分が決めたことなんです。
だったら、少しの努力をする事で「幸せを」感じられるようになるかも知れません。
曖昧な努力に単位を付ける
努力の基準がないから、皆が悩むんです。
そこは政治の力でなんとかしてもらいましょうか。
ひとつ提案があります。
「努力」を指数化して、単位を付けるんです。
努力の単位は D にしましょう。
今日のあなたの努力は、 ”50D” です。
累積で、 1200メガD になりました。
ヘクトD とか。
なんか、 オロナミンC みたいですね。
Tカードみたいに
Dポイントカードを作って、買い物が出来たら?
でもポイントが減って「幸せ」を感じる感度も減ってしまう。
私の個人的な意見です。
ほんの1ミリでも前に進めたら努力だと思うんです。
下りのエスカレーターを逆走しているような生活をしている方。
後ろに下がるにしても、下がる速度をほんの少しでも遅らせることが出来たら努力です。
やって失敗したって、失敗する方法を見つけられたのですから努力です。
幼い頃はじめて歩いたとき。
歩き始めは ものすごく 努力 していたんです。
何度も転んでは立ち上がり。 時には泣いたこともあった。
その頃は、「努力ってつらいなぁ」 「人生始まったばかりなのに、辛いことばかりある」と思っていたでしょうか?
他人の努力の基準を、自分に当てはめようとしたら、無理が出ます。
自分はたった一人の自分なのですから。
つらいのは、頑張っているから。
迷っているのは、進もうとしているからなんです。
人生はやりたいことだけで出来ています。
なりたい自分になれれば良いのです。