挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 作者:秤 猿鬼

決戦

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
187/187

王都リオーネ攻略戦1

 薄曇りの空の下、かなり遠くの地平に見えるのはデルフレント王国の王都リオーネだ。

 どんよりと沈んだように灰色に霞む街の景色は、決して今日の天気だけの影響ではないだろう。
 そんな街を前にしてしきりに周囲の様子を窺うように忙しなく頭部の猫耳を動かしているのは刃心(ジンシン)一族の六忍の一人でもあるチヨメだ。

「これだけの距離があるにも拘わらず、ここまで街の臭気が流れてきますね……」

 そう言って眉を顰める仕草をするチヨメに、彼女の後ろに同様の忍び装束に身を包んだ猫人族の集団──刃心(ジンシン)一族の者達も似たような反応を示し、険しい表情で地平の先の王都リオーネを睨む。

「本当に、街に生存者が残っているかも怪しい状況よね、これは。死の穢れで街が黒く霞んで見えるなんて、今までに見た事ないわ……」

 チヨメの言葉に同意を示したのは両腕を組んで同じく街を眺めていたアリアンだ。
 時折吹き付けてくる生温い風に、その長く白い髪を絡めとられるのを嫌ってか眉根を寄せて(かぶり)を振り、その風を振り払うようにしている。

「こちらの準備も整ったので、そろそろ仕掛ける頃合いですかね」

 そんな風に言ってアリアンの隣で呟くのは、こちらの総指揮を担うディラン長老だ。

 今自分達が居るのは王都リオーネの南西に聳える山、その裾野に広がる森林地帯を背後にした平野部で、その場所に簡易的な陣地を構築して、そこに転移魔法で移送してきた部隊を配置している。

 位置的にはヒルク教国とデルフレント王国の国境近くの場所で、普通ならこんな場所に陣を置くのは本国からの援軍到達などの挟撃の可能性を想定すれば悪手でしかないが、それ故に監視などに関しては緩いだろうという公算と、短期決戦で臨む作戦である事から選定されている。

 事前にリオーネを偵察していたゴエモンからの情報で、敵側が関知し得ただいたいの距離から算定し、なおかつ拠点が攻略されそうな際には即座に拠点を放棄して後方の森へと逃れる事ができるというのも大きな理由だ。

 なにせここに集結している戦力──エルフ族、刃心(ジンシン)一族は共に森での戦闘を大の得意としている上に、総数でも五千を超えないこちらの戦力が十万単位の敵に対して攻撃する場合、森でのゲリラ戦ほど有効な方法はそうはないだろう。

 そして、とりあえずの拠点ではあるがエルフ族の精霊魔法によってしっかりとした堀や土壁などが築かれ、森の木を利用した逆茂木なども各所に配置されて、拠点防衛戦でもそれなりの時間戦う事ができるだけの準備は整えられた。

 逆茂木は膂力や突進力、機動力の高い蜘蛛人に対してはあまり効果を発揮しないだろうが、その他の大勢を占める不死者(アンデッド)兵には有効だろうと設置されている。

 これらを短時間で構築したエルフ族と刃心(ジンシン)一族の手腕はかなりのものだと言えよう。

「ようやく儂の出番か?」

 ディラン長老が拠点での各員の配置を指示し始めた姿を見て、森の茂みの中からそんな声と共に姿を現したのは、身長四メートル近くもある龍の頭を持つ存在──人型としての形態で待機していた龍王(ドラゴンロード)ウィリアースフィムだった。

 彼はフェルフィヴィスロッテ程の巨体ではないが、それでも龍形態が三十メートルもあり、人型であってもこの大きさという事で、出番があるまでは森の中での待機をお願いしていたのだ。

 最初は渋るだろうかと思えたお願いだったが、もう一人の龍王(ドラゴンロード)フェルフィヴィスロッテの存在が彼の中ではかなり大きいのか、戦力としてデルフレント王国側を彼女に申し渡された際にも、この龍の顔で笑顔を作って何度も首を縦に振っていた。

「では我らもリオーネへ乗り込むとするかな」

 自分は先程まで森の伐採斧代わりに使っていた『聖雷の剣(カラドボルグ)』を拾って背負い直すと、傍に居たアリアンとチヨメを見やる。

 王都リオーネに巣食う不死者(アンデッド)の釣り出し役は自分といつものメンバーの彼女達二人、それに龍王(ドラゴンロード)ウィリアースフィムの四人。

「きゅん!」

「……本当に行くのか、ポンタよ? 危険だぞ?」

「きゅん!」

 決意は固いようだ……プラス一匹を加えた編成で行う事になった。

 自分の荷物は『聖雷の剣(カラドボルグ)』と『テウタテスの天盾』、それと水筒は最近いざという時の為にいつも持ち歩いている物を一本腰に下げている。

 これくらいなら少々派手な動きでも大丈夫な事は確認済みだ。

 アリアンもチヨメもそれぞれに装備の確認を終えると、拠点の傍で人型から龍形態へと変化していた龍王(ドラゴンロード)ウィリアースフィムが此方に首を巡らした。

 全長三十メートル近く、身体全体が青みがかった鱗に覆われ頭部には黒色の四本の勇壮な角、背中の大きな四枚の翼は龍王(ドラゴンロード)フェルフィヴィスロッテとの大きな違いだろう。

 彼は今回の作戦の主戦力で、その広域殲滅の能力(ちから)を存分に活かして貰う予定だ。

 広域殲滅能力なら一応ソウリアで使用した戦技を持ってはいるが、できればあの天騎士の力は使わないで済むならそれに越した事はない。

《準備は出来たか? では行くぞ》

 背中にある四枚の大きく広げたウィリアースフィムがその場で羽ばたくと猛烈な突風がその場で巻き起こり、その巨体がふわりと浮かび上がる。

 いつ見ても龍王(ドラゴンロード)の巨体が翼の羽ばたきで浮き上がる様は圧巻の光景だ。

 その場で羽ばたき長い尻尾が地面に擦れるような低空に留まるウィリアースフィムの後ろ足──ポンタを首筋に巻いた自分はそれに飛びつくように掴まり、次いでアリアンもおっかなびっくりといった様子で同じように掴まる。

 そしてチヨメが軽く跳躍してもう片方の後ろ足に掴まると、ウィリアースフィムはそれを確認して再び翼を羽ばたかせ、そのまま低空を滑るように王都リオーネへと向けて飛び始めた。

 すると足元の地面がすごい速度で後方へと流れていき、その体感速度は高空を飛んでいる時以上に感じられてなかなかにスリルのある移動方法だ。

 自分としては少し過激なアトラクションのような感覚だが、しかしそんな曲芸的な移動方法が誰でも楽しめる訳ではないのがすぐ隣で青い顔をしているアリアンを見れば理解できる。

「はやっ、速いきゃぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 空中で必死に足をばたつかせながら、その速度とそれに伴う向かい風によって煽られる恐怖に、滅多に聞く事がない悲鳴が彼女の口から飛び出していた。

 対してチヨメの方というと、長い尻尾がピンと垂直に立ち緊張している様子は見られるが、それを表情には乗せずに平静を装っているようだ。

「きゅん! きゅん!」

 ポンタはフェルフィヴィスロッテの背中に乗っていた時同様に実に楽しそうにしている。

 今回の移動方法がなぜこのようなスリル溢れる様子になっているのかと言うと、ウィリアースフィムが背中に人を乗せて飛ぶ事が難しいという彼自身からの申告と、移動の際の乗降が短時間で済むという事を考え合わせて考案された方法なのだ。

 短距離の転移魔法で移動すればこの距離なら十数回は転移を繰り返す必要があるが、これなら彼の後ろ足に掴まってものの数分で目的地付近に到達するだろう。

 やがて王都リオーネへと近づいて来るとその街の様子が詳細に見えてきた。

 街を守る為の要である街壁はあちこちが崩れ落ち、その奥に広がる街並みからは幾筋もの煙が空へと立ち昇っているのが見えて、南大陸でのタジエントの様子を重ねてしまう。

 崩れ落ちた街壁付近にばらばらと散らばり蠢く黒い斑点はあの街の住民ではないだろう。

《どうやら街はほぼ穢れの連中に占拠されているようだな。これ程に酷い惨状は見た事がない》

 ウィリアースフィムがそう言って低空を飛ぶ姿勢をさらに低くし、擦れ違い様にこちらの存在に気づいて威嚇するように向かって来た蜘蛛人を前足の爪で器用に切り裂いて再び体勢を戻す。

 蜘蛛人は人にとっては脅威の存在だが、龍王(ドラゴンロード)にとっては有象無象の不死者(アンデッド)の一体でしかないようだ。

 リオーネへと近づくにつれて、ちらほらと蜘蛛人や不死者(アンデッド)兵の姿があるのは見張りや偵察の為だろうか、それらをウィリアースフィムは自身の長い尻尾で蹴散らしながら飛ぶ。

 そうして街壁の傍まで来た所で、ウィリアースフィムはやや高度を上げてかつてのデルフレント王国の王都リオーネを見下ろすような形で街の周囲をぐるりと飛ぶ。

 これは不死者(アンデッド)達に此方の存在を認識させて、自分達を追って来た不死者(アンデッド)をゴエモンやディラン長老達が待ち構える簡易拠点へと誘導する意図を持っている。

 しかし十数万以上にもなる不死者(アンデッド)を全て拠点に誘導してしまうと、あくまでも簡易的な防御策しかない今の拠点では一時間も敵の攻撃を凌げるか怪しいものだ。

 そこでまずは不死者(アンデッド)達を街から離れた場所──平野部へと引きずり出し、そこで広域殲滅攻撃を仕掛けて、残った残党を拠点を使って処理するという作戦をとる事にした。

 ある程度此方が無視できない存在であるという認識を連中に持ってもらう為に、街の外側にいる不死者(アンデッド)は積極的に排除していく方向で動く。

 その為の今回の陣容なのだが──隣で必死に目を瞑るアリアンを見ると彼女には少し悪い事をしたかも知れないなと反省するも、時既に遅しとはこの事だ。

 彼女の事なので、地面に降りればいつもの調子が戻るだろうと、空の上から適当な場所にだいたいのあたりをつけて、掴んでいたウィリアースフィムの後ろ足を軽く叩いて合図を送った。

「ウィリアースフィム殿、我らはこの辺りで下りる。其方も手筈通りでお願いする」

《承知した、任されよう》

 王都リオーネを一周した所で、その王都を北東に臨む位置である平野に近づくと、ウィリアースフィムが尻尾の先を地面を掠める程に高度を下げたのを見計らって飛び降りる。

 ウィリアースフィムの飛行速度のまま地面へと飛んだ事によって若干水平に移動しながら両足で着地し、そのまま少し進行方向に滑って地面に二本の溝を引きながら止まると、そこに丁度二体程の不死者(アンデッド)兵が立っており、此方に反応してゆっくりと振り向く。

 自分はそれを逸早く抜き放った『聖雷の剣(カラドボルグ)』で斬り伏せて周囲の安全を確保する。

「ふむ、我ながらなかなか格好いい着地が出来たな。そう思わんか、ポンタよ」

「きゅん?」

 ポンタは自分の首元に巻き付き、小首を傾げて此方の様子を不思議そうに見上げてくる。
 自分的には二足歩行兵器が輸送機から投下された時のイメージで着地したのだが、やはりポンタにこの浪漫は理解されないようだ。

 そもそもこの着地方法は生身の身体では実現しえない方法で、頑丈な機体──ではなく強靭な今のような肉体があって初めて実現するものなのだが。

 そうして他の二人の様子を見てみると、チヨメはウィリアースフィムがもう一段階減速した所で軽く後ろへと跳躍して数度宙返りしてから地面へと着地していた。

 それはまさに忍者といった形容しか浮かばない動作で、あれはあれで浪漫のある着地だが、今の自分でもあれは無理だろうという事だけは理解できる。

 一方残りのアリアンはと言えば、完全に空中浮遊で制止したウィリアースフィムの後ろ足から今ようやく掴んでいた手を離して地面へと着地──そこから何故かしばらく地面に蹲ってしまう。

 遠目にぴくぴくと痙攣しているように見えるが、大丈夫なのだろうか?

 アリアンの周囲には今のところ敵の姿はないので、まず自分の所に続々と集まり始めている不死者(アンデッド)を先に処理する方が先決だろう。

「【聖雷の剣(カラドボルグ)】!」

 武器の戦技を解放すると、持っていた剣に紫電が走り、発光するような青白い剣身が元の剣を包み込むとその長さは自分の身長を優に超える長大な光の剣となっていた。
 そんな紫電を纏った剣を軽く振って構えると、僅かに空気を震わせる独特の音が鳴る。

 そうして此方へと迫って来た異形の怪物──しかしその姿も随分と見慣れたモノで、鈍重そうな武器を持ったその蜘蛛人に向かって新たな戦技を叩き込んだ。

「【飛竜斬(ワイバーンスラッシュ)】!!」

 まだ標的となる蜘蛛人との間にはそれなりの距離の開いてる状態で振る横薙ぎの一撃──それに伴って発動される衝撃波は伸びた剣身に比例して長大なものとなって相手を木端微塵に粉砕し、後続にいた不死者(アンデッド)兵をも同時に複数体を巻き添えにする。

 ゲーム時には無かった戦技の複合効果で技としてはポンタの草刈り真空刃の上位互換のような技
だが、対多数用としてはなかなかに重宝する技だ。

「きゅ~ん! きゅん!」

 ポンタもその事に気付いてなのか、興奮したようにわさわさと尻尾を振ってぐるぐると首の周りを周回して鳴いて、時折自分の真似をして草刈りの真空刃を周囲に飛ばしている。

 (やしろ)跡で練習していた頃より地味に飛距離が伸びているようだが、今周囲に敵の姿はない……。

 そんな事をしている内にチヨメの方も不死者(アンデッド)兵を幾体か危なげなく倒している。

 アリアンの方もようやく立ち直ったのか、襲い掛かって来た蜘蛛人を人型と下半身の蜘蛛とを繋ぐ部位を一刀両断した後、さらに追加で炎の精霊魔法を浴びせて一片も残さず消し炭へと変えるという入念さを発揮していた。

 肩で息をして鋭い視線で次の獲物を狙う彼女の表情を見るに、どうやら気が立っているようだ。

 ウィリアースフィムはまたリオーネの周囲を旋回しながら、時折固まって動いている不死者(アンデッド)をまるで猛禽が狩りをするかの如く次々と狩っている。

 しかし如何せん数が多く個別での攻撃では埒が明かないのが現状だ。

 街壁の外でもそれなりの数の不死者(アンデッド)の姿を確認できるが、あの壁の向こうにはさらに多くの不死者(アンデッド)(ひし)めいているだろう事は想像に難くない。

 向かって来た不死者(アンデッド)兵を無造作に斬り捨てながら、改めて目の前に聳える王都リオーネの街壁を見上げ、その視線を左右に振って辺りの様子を窺う。

 それなりに派手に暴れているつもりだがゴエモンから報告のあった例の少年の姿をしたという異様な身体能力を見せた者の姿はまだない。

 聞いた少年の様子から考えればゴエモンの意見同様にただの少年だと思えないが、ヒルク教国の幹部なのかどうか──今のところ正体は不明だ。

 王都周辺、街壁の外にいた不死者(アンデッド)の掃討がほぼ完了してしまい、不思議に思って王都リオーネを見やるが、街は不気味なほど静まり返っていた。

「おかしいわね、街中の穢れ気配は薄まった様子がないのに、こっちに向かって来る様子がないわね……。この作戦、失敗なのかしら?」

 自分と同じような疑問を抱いたアリアンが、自分の横に並ぶように立って同じように街を見やる。
「街の臭気は未だに濃いままですので、いないという事はないと思います。けど……」

 チヨメも最後に残っていた不死者(アンデッド)兵に止めを刺してから、アリアンの横に並んで街の様子を探るようにその小さな鼻を動かし、次いで頭頂部の猫耳を街に向ける。

 チヨメの形のいい眉の片方が跳ね上がるのを見て、何かを感じたのだろう事を察して問い掛けようとすると後ろから猛烈な風が吹き下ろして来て、その風の発生源である存在を見上げた。

 そこには険しい表情の龍王(ドラゴンロード)ウィリアースフィムの姿があり、そのまま翼を畳んで自分達の後ろへと着地──その巨体故の振動が足元に伝わってくる。

《街に潜んでいた連中、どうやら統率されておるらしい。出て来るぞ……》

 ウィリアースフィムのその言葉に自分は視線を前に戻して王都リオーネの方角に目をやる。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全307部分)
  • 26940 user
  • 最終掲載日:2018/03/10 18:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 27907 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全272部分)
  • 20352 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 00:00
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全445部分)
  • 18972 user
  • 最終掲載日:2018/03/09 01:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全396部分)
  • 22933 user
  • 最終掲載日:2018/03/12 12:00
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫よ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全138部分)
  • 21597 user
  • 最終掲載日:2018/03/04 10:40
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全156部分)
  • 19408 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 12:00
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1821部分)
  • 18996 user
  • 最終掲載日:2018/03/14 12:00
異世界食堂

しばらく不定期連載にします。活動自体は続ける予定です。 洋食のねこや。 オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。 午前11時から15//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全119部分)
  • 20241 user
  • 最終掲載日:2017/06/10 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 26910 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 21385 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
用務員さんは勇者じゃありませんので

部分的学園異世界召喚ですが、主役は用務員さんです。 魔法学園のとある天才少女に、偶然、数十名の生徒・教師ごと召喚されてしまいます。 その際、得られるはずの力をと//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全143部分)
  • 20887 user
  • 最終掲載日:2018/01/01 00:48
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 24160 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全394部分)
  • 19667 user
  • 最終掲載日:2017/12/25 18:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

※作者多忙につき、当面は三週ごとの更新とさせていただきます。 ※2016年2月27日、本編完結しました。  ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全229部分)
  • 19818 user
  • 最終掲載日:2018/02/24 07:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。 彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全140部分)
  • 18939 user
  • 最終掲載日:2018/03/12 08:18
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全869部分)
  • 19354 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 10:00
人狼への転生、魔王の副官

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全415部分)
  • 22861 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 09:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 19716 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全179部分)
  • 21926 user
  • 最終掲載日:2018/02/01 04:25
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全570部分)
  • 29772 user
  • 最終掲載日:2018/03/11 18:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全220部分)
  • 19825 user
  • 最終掲載日:2018/03/09 22:18
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 26373 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1411部分)
  • 19880 user
  • 最終掲載日:2018/03/14 00:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1670部分)
  • 21624 user
  • 最終掲載日:2018/03/14 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全408部分)
  • 27974 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 00:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全128部分)
  • 22604 user
  • 最終掲載日:2018/03/14 16:38
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 21716 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00