AMDの次世代APUが編集部に到着した。Ryenをベースとして、CPUコアにRadeon VEGAベースのGPUコアを組み合わせた「Raven Ridge」(開発コード名)と呼ばれていた製品だ。
1月7日のInternational CESに合わせた同社の会見では、2月12日の出荷開始が明らかにされている。一足早く到着したレビュワー向けボックスの中身を紹介しよう。
両製品のスペックは既にAMDの製品サイトに掲載されている通り。Ryzen 5 2400Gは4コア8スレッド、Ryzen 3 2200Gは4コア4スレッドで、SMTの有無が異なる。合わせてCPUコアクロックが異なる他、GPUコア数もRyzen 5 2400Gは11基、Ryzen 3 2200Gは8基で違う。TDPはともに65Wだ。
なお、一部のマザーボードメーカーでは、Raven Ridge対応のUEFIをアナウンスしている。ただし、一部のハイエンドモデルで映像出力端子のないマザーボードでは、Raven RdigeのRadeon VEGAコアが利用できないので注意してほしい。
編集部では、2月12日の出荷開始に合わせてベンチマークテスト結果を公開する予定だ。
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