2017年11月14日よりMozillaから配信されたFirefoxの次世代版「Firefox Quantum」。
仕様変更により旧アドオンが多数使えなくなるなどの問題はあるが、動作は大幅に改善された。
だが、その旧アドオンが使用できないことにより不便を感じてる方も多いだろう。
その中で早い段階で目につくのが、動画を視聴する際の全画面モード時に出てくる「〇〇は現在全画面表示モードです。」という注意文だ。
旧Firefoxではアドオンにより非表示にできたが、Quantumではまだアドオン普及が進んでおらず旧アドオンが使えないため、この表示を非表示にするアドオンがないのだ。
そこで今回はアドオンを使わずFirefox Quantumで「〇〇は現在全画面表示モードです。」を消す方法をご紹介。
目次
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「現在全画面表示モードです」を消す方法
アドオンを使用せず消す方法として「about:config」を利用した消去法を紹介します。
以下に画像付きで説明するので参考にしてほしい。
1.Firefox Quantumのアドレスバーに「about:config」と入力しエンターキーを押す
2.警告文が出るので「危険性を承知の上で使用する」をクリック
クリック後以下のようなページが表示されます。
3.表示されたページの検索バーに「full-screen-api.warning」と入力
すると上の画像のように検索された文字が表示されます。
4.「full-screen-api.warning.delay」と「full-screen-api.warning.timeout」をダブルクリックし、数値を「0」に変更
上記のように0に設定後OKを押すと以下のような表記になります。
以上で設定は終わりですので、「about:config」のページは閉じて構いません。
特にFirefoxを再起動する必要もありませんので、試しにそのまま動画を全画面表示で再生してみましょう。
「〇〇は現在全画面表示モードです。」が表示されなければ成功です。
注意点
ただ、この方法には1点だけ問題がありそれが
マウスを全画面表示の画面の一番上に持っていくとこのように表示が出てしまうという点です。
ただ、マウスを一番上以外に置いておけば出てこないのでそこまで気にならない問題だと思いますが、これさえも消す方法は現状ありません。
もしこの表示も消す方法をご存知の方がおられましたらぜひコメントやツイッターにてご連絡いただけると幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を参考に解決できたなら嬉しい限りです。
自分も前のFirefoxが重くどうにもならなかったのでChromeに移行したクチですが、この機会にFirefoxにまた戻りたいと思っております。
ただ、現状昔使えていたアドオンの多数が使えなくなってしまったためまだ二の足を踏んでる状態です。
まだしばらく様子を見てアドオンの普及が進んで来れば移行してみようかと思ってます。