St. Trinian's
あらすじ
聖トリニアンズ女学院。
それは、窮屈な枠組みからメリメリとはみだした少女たちが、それぞれのテリトリーで学園生活を満喫できる自由な学校。
しかし、世の中はやっぱり銭や。
学校には今おカネがなくて、存続の危機をむかえています。
つまり、少女たちの居場所がゆらぐ大ピンチ!
そういうことなら、コギャルもエモもオタクもがっちり団結して、得意な分野(満場一致で犯罪だ!)で手腕を発揮、女の自由を守り抜け!
・・・・という胸のすくようなガールズムービー!!
・・・・かと思いきや?
■続き
感想
いや、胸のすくようなガールズムービーです。
そこは間違いございません。
女の子たちはほぼ全員、個性的でスペシャルキュートで可愛くてしかもその上美しく、画面の華やかさハンパない!
ジェマ・アータートンはじめジュノー・テンプル、リリー・コール、タルラ・ライリー・・・・挙げたらきりのないアタイおススメの豪華キャスト!あと、パロマ・フェイスも出ておりますしね!!!
うん、パロマ・フェイス可愛いんだよパロマ・フェイス最高なんだよ~~。
あと、レナ・ヘディがサーセイとは真逆のキャラでご出演!
受付嬢に「物乞い風」と連呼されるヨレヨレぶりの可愛さは、GoTファン必見なのではないでしょうか。え、ない?
ともかくそんな女優陣のミッションインポッシブル、爆破あり、無双ホッケーシーンあり、超シャワーシーンあり、ってだけでも盛り上がるのに、この映画には未開なる笑いのツボのマッサージ要員として、巨大な黒幕が仕込まれていたのです!
それすなわち、ルパート・エヴェレットの怪演ですよね。
今回のルパートさんは、転入生アナベルの父親にしてドス黒い画廊経営者カーナビーと、その姉でトリニアンズ女学院の校長カミラを、怒涛の二役にて演じ分けているのです!
そのルパート女装のインパクトたるや、三周回って目が慣れる、ということのまったく起こらぬ事故物件。
にもかかわらず、ガールズの最高峰に、カミラが位置していることには、疑う余地がございません。
矛盾?ないない!少なくともアタイの頭の中では、超常現象フォルダに仕分けておいたから!
ともかく、そんな怪現象だけでも、始終腹がよじれて苦しいのだが、この映画ったら、更に追い打ちをかけてきます。
なんと、学院を視察に訪れる文部大臣として、コリン・ファースが登場するんですってば!!
ええ、ルパートとコリンでございますよ、アナザー・カントリー以来ですね!!
カミラとジェフリーも、かの名作をあからさまに意識しておりますw
アナザー・カントリー
もう、そこからのコリン・ファースいじりの物凄さ!!
コリン・ファース演じるジェフリーが、カミラの犬ダーシーを足蹴にして天国送りにしてしまうシーンとか、マジ腸がニシキヘビ化してとぐろを巻いちゃったんじゃないかと思うほど、見てて苦しかったシーンです。いやごめん、犬には悪いがおかしすぎて。
あと真珠の首飾りの少女ネタまであるんですよ。
ゲラゲラゲラ、勘弁して~~~っ!
そんなこんなで、とてつもなくハッピーなマイノリティ映画でございます。
人を選ぶことは承知の上で、私的には保存版!
こうなったら、キャストが同じと言う続編も見る!!
あとこの際アーネスト式プロポーズも見るわ・・・。
聖トリニアンズ女学院 (史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦) [DVD]
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「聖トリニアンズ女学院」データ
- St. Trinian's(2007年)イギリス
- ハッピーになれる動画~。
監督
- オリヴァー・パーカー&バーナビー・トンプソン
キャスト
- ジェマ・アータートン(ケリー)
- タルラ・ライリー(アナベル・フリトン)
- コリン・ファース(ジェフリー・スウェイツ)
- ルパート・エヴェレット(カミラ/カーナビー・フリトン)
- キャスリン・ドリスデール(テイラー)
- ジュノー・テンプル(セリア)
- ミーシャ・バートン(JJ・フレンチ)
- リリー・コール(ポリー)
- ラッセル・ブランド(フラッシュ)
- レナ・ヘディ(ミス・ディキンソン)
- トビー・ジョーンズ(ブルサール)
- カテリーナ・ムリーノ(ミス・モーパッサン)
- スティーヴン・フライ(本人)
- パロマ・フェイス
- サラ・ハーディング
- アマラ・カラン
- タムシン・エガートン
- ジョディ・ウィテカー
- アントニア・バーナス
- セリア・イムリー
- ホーリー・マッキー
- クロエ・マッキー