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社会

「スマホ操作」と運転手 掛川・新東名の死亡事故

 静岡県掛川市の新東名高速道路で10日、大型トラックが乗用車と別の大型トラックに衝突し1人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕された大型トラックの運転手大畑賢治容疑者(44)=静岡市清水区=が「スマートフォンの操作に気を取られていた」と供述していることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警高速隊によると、現場に大畑容疑者のトラックのブレーキ痕はなかった。現場は片側2車線で、事故当時、中央分離帯の草刈りのため追い越し車線を規制し、走行車線が渋滞していた。

 高速隊は大畑容疑者が前方をよく見ていなかったため、渋滞の最後尾に突っ込んだとみて、詳しい状況を調べている。

 事故は10日午後5時20分ごろ発生。上り線で大畑容疑者のトラックが乗用車に追突。前方のトラックと玉突きになり、乗用車の1人が死亡した。県警が身元の確認を急いでいる。

(共同)

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