3月11日

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東日本大震災の発生から7年。




その日私は高層マンションに引っ越ししてまだ3日しか経っておらず、しかもインフルエンザで寝込んでいて、部屋中がダンボールまみれの中で寝てました。




凄い揺れが起きて、「これは電話回線がパンクするな。」と急いで当時の恋人に電話をし、怪我はないか、本当に無事なのか、途中で何か起きたりしないか、とにかく心配で合流するまでずっと電話を繋いだままにしてもらっていました。




トイレから水は逆流して、テレビが倒れて壊れないように抑えながら、信じられないほど揺れるダンボールの中で、恋人の到着を待った。





ここからは皆さんもご存知の通り、ここは本当に日本なのかと見紛うほどの惨劇。




続く余震に、全てを攫っていった津波と原発事故。





あの日を忘れたりしない。



あの惨劇を忘れたりしない。



知らないあの子の泣き叫び声を忘れたり、決してしない。






死者1万5,895人
行方不明2,539人




未だ見つからない遺体と、残された家族・知人友人が直面せざるおえない厳しい現実は、今もなお続いてると思うと、胸が張り裂けそうです。





14時46分にはTommyと
黙祷をしました。





今の私たちに出来ることは、
当たり前のように眠りにつけて、朝は目が覚め、大切な人たちが笑顔でいてくれる、当たり前のようで特別な日々の暮らしに感謝をすること。




また起きてしまうかもしれない天災や災害に対し、関心と正しい知識を持ち、備え、いざという時に自分と身近な人を守れるようにしておくこと。




そしてあの日を忘れないこと。



私はそう思います。






お夕食は「出来るだけ長く、素晴らしいと思える日々が続き、愛する人達のそばにいられますように」と願いを込めて、お蕎麦をいただきました。





そして、
今年の3月11日を最後に、東日本大震災についての記事をブログに記載するのは控えたいと思います。




書かないだけで、
あの日の悲劇を忘れる訳でも、今もなお苦しんでいる方々が大勢いる現実から目を背ける訳でも、日々の感謝を忘れるわけでも、決してありません。





その理由は、
世界中の3月11日が嬉しい記念日の方々の為にです。




お誕生日や結婚記念日、
もっともっと色んな記念日があるけれど、日本だけでも、3月11日は悲しいだけの日じゃないのも確かだと思うのです。




そういう方々のことを考えると、東日本大震災の悲しすぎる現実は胸に刻み、思い切りお祝いしてあげてほしい。



3月11日は
絶対に忘れてはいけない日



けれどその日は
誰かの素晴らしい日でもある。




以上の理由から、
今年からは敢えて記事にすることは控えさせていただきます。





最後になりましたが、


亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。


 
そして、
当たり前の毎日を過ごせることに心から感謝します。




1日でも早く、
東日本大震災によって傷ついた方々の心の傷が少しでも癒えることを祈っています。



anrilela(アンリレラ)