エジプト ルクソール 西岸 「王妃の谷」ラムセス2世の正妃「ネフェルタリの墓」の観光です。通常のツアーでは、あまり訪れないお墓です。
他のお墓の入場券と、桁が違うほど高額です。上から「王妃の谷」の入場券、「ネフェルタリのお墓」の入場券です。
ネフェルタリ
ネフェルタリは、たくさんの王妃や側室をもった ラムセス2世の正妃(第一王妃)です。エジプトのファラオの結婚は、便宜上の結婚や政略結婚がほとんどだったのですが、ラムセス2世とネフェルタリは、愛情によるものだったそうです。
通常の王の妃達の像は、ファラオの足元に小さく作られますが、ネフェルタリに捧げられたアブ・シンベル小神殿では、ラムセス2世と同じ大きさで、描かれています。いかにラムセス2世にとって大事な方だったかがわかります。
王妃の谷
入り口でセキュリティチェックを受けた後、少し歩いて向かいます。突き当たりの丘の麓がお墓の入り口です。
「王家の谷」とは違い、観光客が少ないです。
左側に待合室、右側が「ネフェルタリの墓」の入り口です。
反対側の斜面には、だれひとりといません、たくさんの地下への入り口がありました。
ネフェルタリの墓
入場には、人数制限と時間制限があります。待合室で待ち、順番に入ります。
この時は、個人の方は、おらず、団体が3組みでした。私たちは最後で、20分弱くらいの順番待ちでした。
10分間の時間制限があり、写真撮影禁止です。
10分間で、2度見て、まわれるくらいのお墓の広さでした。
by egypt.newton-geo.jp
「王家の谷」では、中におられる係りの方は、チケットチェックで大忙しでしたが、こちらでは、入場制限があり、今回、同時に入場したのは、私たちのグループのみでしたので、中では、ゆったりしていて、係りの方が、通じる片言で、説明をしてくださいました。
イシス神に導かれるネフェルタリの壁画。
by blog.livedoor.jp/spttoursegypt
ここの壁画は、「王家の谷」で見ました どのお墓の壁画よりも、綺麗で、すばらしかったです。高額な入場料金でも、見る価値は十分あったと思いました。
by ja.wikipedia.org
通常のツアーでは難しいのですが... エジプトに来たら、ぜひ見ておきたい場所のひとつです。
お勧め絵葉書
「王妃の谷」関連の絵葉書... 買い忘れました( ; ; )。 この場所では売っていなかったです。写真撮影禁止だったので、今となっては、WEBで見るくらいしか記憶をたどれないです...
「王家の谷」では、ガイドさんお勧めの絵葉書を購入でした。
25枚入りと多いです。有名な王墓の壁画の写真が入っているのと、なにより、ツタンカーメンのミイラの写真が入っています。他の絵葉書には、あまり入っていないそうです。
予想外の顔つきでした(ちょっと、かわいい、マヌケっぽい?憎めない感じのお顔です。)
自分で写真撮影にこだわらない方たちは、写真撮影料金は支払わず、この絵葉書購入でOKにしていました。
この後、クルーズ船に戻ります。南に向けて出航です。