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1669話
「んー……漁村とか港街とか、そういうのがそろそろ見えてきてもいいと思うんだけどな」
「グルルルゥ」
レイの言葉に、セトは嬉しそうに鳴く。
昨日から……正確にはグズトスの魔石によって水球のレベルが上がってから、このように機嫌が良かった。
もっとも、レイもその気持ちは分からないではない。
デスサイズにしろ、セトにしろ、魔獣術によって習得したスキルは、レベル五ば化ける。
実際、レベル五になった水球は、レベル四と比べるとかなりパワーアップしていたのだから。
具体的には、レベル四の水球は直径四十cmの水球二つを出して、ある程度軌道を自由に操作することが可能だった。威力の方も岩にぶつければ水球が爆発し、岩の表面が弾ける程度の威力。
だが、レベル五になった水球は、直径一m程の水球を四つ出すことが出来るようになっている。それでいて操作性は垂涎よりも明らかに上がっており、岩の表面どころこか岩その物を破壊出来る威力となっていた。
(飛斬もそうだったけど、レベルが五になれば一気に強力になるな。……まぁ、欠点がない訳じゃないが)
水球が飛ぶ速度そのものは、レベル四の時と殆ど変わらない程度でしかなかったのだ。
勿論、欠伸が出る程に遅い……という訳ではないのだが、それで野球のボールを投げた程度の速度だけに、回避しようと思えばするのは難しくはない。
(それをフォローする為の、操作性なんだろうけど)
そんな風に考えつつ空を進んでいると、やがてセトな遠くに村を見つけて鳴き声を上げる。
住んでいる者は恐らく五十人、もしくはそれ以下だろう小さな村だったが、レイの網を手に入れるという目的を考えれば、寧ろその方がよかった。
グリフォンを相棒にしている冒険者がいると知れ渡れば、間違いなく大きな騒動になる。
そうならない為には、情報そのものを広めないようにするのが最善だった。
……もっとも、小さい村だということは当然のように漁の技術が拙い可能性もたかく、網があるかどうかは難しいところなのだが。
「さて、じゃあ……行くか。何かいい漁具があることを期待して。せめて銛程度はあって欲しいんだけどな」
レイが大型の魚を獲る場合に現在使っているのは、槍だ。
だが、それは普通の槍……いや、壊れかけの槍であると考えれば、寧ろ普通以下の槍でしかない。
そうである以上、槍に返しの類がついている訳もなく、魚の身体に槍が命中しても、あっさりと抜けてしまうのだ。
今のところは槍の攻撃で魚は死んでいたので問題なかったが、もし槍を刺さっても死なない……もしくは海水のせいで妙な場所に槍が刺さるようなことになれば、逃げられる可能性があった。
だが、返しのある銛であれば、魚を貫いても槍のように抜けることはない。
勿論乱暴に扱うような真似をすれば、魚を貫いた状況からでも抜けるだろうが……その辺りはレイの腕次第だろう。
(魚釣りで釣った魚を引き寄せた魚を救う、虫取り網の魚バージョンっぽいのも欲しいな。セトの水球がかなり強力になったから、海の中でも比較的浅い場所を泳いでいる魚なら衝撃で気絶させることが出来るし)
それは、レイとセトが以前川でやった、岩を叩いてその衝撃により魚を気絶させる……という漁の簡易版とでも呼ぶべき方法。
まだ実際に試してはいないのだが、それでも間違いなく成功するだろうと、そうレイは思っている。
そんなことを考えている間にも村は近づいてきて、やがてセトは村から少し離れた場所に着地した。
レイはセトをその場に残して、村に向かう。
いつもであれば、レイと一緒に行きたいとセトが駄々をこねてもおかしくはなかったのだが、今回は村に泊まる訳ではなく、漁具の類を譲って貰うということだけをする予定だ。
後は、魚が余っていれば買うくらいか。
それだけに、村に長時間いる訳でもないので、セトも村から離れた場所で大人しく待っていることに同意したのだ。
……もっとも、ここ暫くはずっとレイと一緒にいて、海で遊んだりしているということも影響しているのは間違いないだろうが。
(随分と大きくなってきたけど、セトの甘え癖はまだまだ治らないな。いや、俺も嬉しいからいいんだけど)
そんな風に考えながらも、レイは周囲の様子を警戒しながら村に向かって進む。
そうして、セトから下りて十分もしないうちに、やがて村の姿が見えてくる。
レイが村を見ることが出来たということは、当然のように村からもレイのことが見えるようになるのは当然だった。
ただ、レイにとっても完全に予想外だったのは、レイが近づいていくに従って村の入り口に何人もの人が集まってきたことか。
それも、村人達は手に銛や木の棒、農具……といった物を持ち、明らかにレイを警戒しているように見えた。
(まぁ、典型的な田舎の村だからな。閉鎖性が高くてもおかしくはないか)
そう思いながらも、レイが足を止めるようなことはない。
全く動揺した様子もなく、レイは村に近づいていく。
そんなレイの姿を見て、寧ろ動揺したのは村人達だった。
当然だろう。十人以上が武器を持って待ち構えているにも関わらず、レイは全く怯えた様子を見せずに歩いてくるのだから。
だが、近づいてくるレイの姿をしっかり確認出来るようになれば、やがて殺気立っていた村人達も落ち着いてくる。
レイは決して背が高い訳ではなく、ましてや見て分かる程に筋肉がついている訳ではない。
その上、自分の荷物は基本的にミスティリングに収納しているという関係上、何か武器を持っているようにも見えない。
もっとも、レイはドラゴンローブを着ているので、その下に何らかの武器を隠し持っていると考えられてもおかしくはなかったが。
ともあれ、レイの外見から考えれば、到底村に危害を加えることが出来るような相手には見えなかったのだ。
そのことが判明すると、武器を手に警戒していた村人達もようやく緊張を解いていく。
(いや、緊張を解いてくれるのはいいけど、俺の外見だけを見てってのはちょっと納得出来ないぞ。それに……俺が、実はどこかの盗賊団か何かの偵察要員だったりしたら、どうするつもりなんだ? 幾ら何でも不用心すぎないか?)
そう考えるも、レイにとっては間違いなく利益になることなので、取りあえずここで何かを言うような真似はせずに歩き続ける。
そうしていよいよ村に近づいていくと……やがて、村の中から二十代程の男が一人、レイに向かって近づいてくる。
「お前は、この村に何の用があって来た?」
レイの姿を見て、取りあえず敵ではないと判断したのだろうが、それでも口調の中に幾らかの警戒心がある。
「その前に聞いておくけど、ここは漁村だよな?」
「……はぁ? あ、ああ。まぁ、そうだが」
レイの口から出た言葉に男は戸惑ったように頷く。
見れば分かるだろうと、そう言いたい男は、既にレイに対する警戒は完全に消え去っていた。
この辺り、レイの外見が功を奏した形だろう。
「そうか、よかった。……実は俺、ここから少し離れた場所で魚を獲ったり、海で遊んだりしてたんだけど、小さい魚を獲る時に、網がないとちょっと辛くてな。ここが漁村なら、漁に使う網とか売って欲しいんだけど」
「……あ? え?」
レイに何を言われたのか分からない、といった様子の男。
だが、それも当然だろう。
レイのような人物が村の外で漁をしたり海で遊んでいるという時点で、色々な意味で危険なのだ。
この辺りにもそれなりにモンスターはいるし、野生動物も多い。そして何より……今は、より危険な存在もいる。
「って、馬鹿かお前は! お前みたいのが一人でこの辺りを歩いていたり、ましてや暢気に野宿なんかしてれば、間違いなく連中に見つかるぞ!」
レイの言葉を聞き、我に返った男が慌てたようにそう叫ぶ。
それはレイを怒っている……正確には心配して怒っていると呼ぶべき怒鳴り声。
もしこの場に、レイの強さを見抜けるだけの者がいれば、男の心配は殆ど意味がないものだということが分かっただろう。
だが、こんな田舎の中の田舎……それこそ、ギルムとは違う意味で辺境と呼ぶに相応しいこのような村に、それ程に腕の立つ者がいる筈もない。
この村の住人にとっては、レイは外見通りの存在にしか見えないのだから。
(セトを連れてくればよかったか?)
一瞬そう思うレイだったが、もしこの場にセトを連れてくれば、それこそもっと大きな騒動になっていたのは間違いない。
そう、例えばこの村の住人全てが死にものぐるいで戦いを挑んで来るかのように。
普通ならそのようなことはないと思えるのだが、先程……最初にレイの姿が見えた時に、村人達がそれぞれ武器になりそうなものを手に集まってきているのをレイは直接その目で見ているだけに、その懸念は否定出来ない。
そう考えると、やはりセトを置いてきたのは間違いではなかった、と。そう思いながら、レイは口を開く。
「その連中ってのがどういう相手なのかは分からないけど……安心してくれ。こう見えて、俺はランクB冒険者だ」
「嘘を吐くな」
一瞬の躊躇いも何もなく、それこそ即座にレイがランクB冒険者だというのは嘘だと断言した男に、レイは呆気にとられる。
自分の外見から侮られるのは、もう慣れている。
だが、それでもここまで即座に嘘だと言われるとは、と。
「いや、本当だって。ほら、これ」
ミスティリングから取り出したギルドカードを男に見せるが、男はそのギルドカードを見ても首を傾げるだけだ。
そもそも、ミスティリングからギルドカードを取り出したのを見ても特に何も反応がない。
アイテムボックスという物について、全く知らないのだろう。
「んー……そう言われてもな。ギルドカードってこういうのだったか? 前に冒険者から見せて貰ったのは四年? 五年? それくらい前だったし……おい、誰か! ギルドカードの判別が出来る奴はいるか!?」
離れた場所にいる村人達にそう呼び掛けるが、そもそもこんな僻地にある村に、冒険者がやってくることなど殆どない。
何しろ、商人すら数年に一度、やってくるかどうかといったところなのだから。
そんな状況だけに、レイの持つギルドカードが本物かどうかというのは確実には分からない。
それでも……と、何人かの村人がやって来て、レイの持つギルドカードを見ていく。
多分、これで間違いない……と、若干頼りない言葉でだが、これがギルドカードだと保証され、取りあえずレイを冒険者と認めた先程の男は、レイに向かって奇妙な存在を見るような視線を向ける。
「で、その冒険者が漁具とかそういうのを売って欲しいって、わざわざこの村まで来たのか? 随分と……」
最後までは言わなかったが、その言葉が物好きなという言葉……もしくはそれに近い言葉だったのだろうというのは、レイにも容易に予想出来た。
「その辺は、冒険者だからと思って貰えれば助かる」
普通の冒険者が聞けば、レイのような奴と一緒にするな! と叫んでいただろうが、生憎と……もしくは幸運なことに、この村にはギルドの出張所はなく、この場に冒険者はレイしかいないので、そのような突っ込みを受けることはなかった。
寧ろ、冒険者だからという理由で納得すらしている者が多い。
「それで、早速商談を……と言いたいところなんだけど、何かあったのか?」
この村は、一見しすれば普通の田舎にある漁村にしか見えない。
それこそ、レイのような人物が近づいてきたというだけで、全員が戦闘準備を整えるような真似をする……というのは、レイから見ても違和感があった。
「ちょっとな。つい先日海賊がやってきて食料とかを奪っていったんだよ」
「あー……うん、なるほど」
今までであれば、盗賊が活動していると言われるような場面だったが、ここで出て来たのは海賊だ。
もっとも、海に面しているこの村の立地から考えれば、盗賊よりも海賊の方が普通の相手なのだろう。
「何であんなに俺を警戒したのかというのは、理解出来た。けど……こう言っちゃ悪いけど、海賊を相手にこの村の戦力だけでどうにかなるのか?」
『……』
レイの言葉に、村人達は沈黙する。
村人達も、本当に自分達だけで海賊に対処するのは難しいと、そう思っていたのだ。
もし海賊の人数が十人かそこらであれば、この村の戦力だけでもどうにかなるだろう。
盗賊であれば、それこそ数人程度の規模ということもあるのだが、海賊というのは船を使う必要から、自然と人数が増える傾向にある。
それこそ、場合によっては百人を超える集団というのは珍しくないのだ。
(けど……俺にとっては、運が良かったか? 船と財宝と海賊。特に船は地上船を作る上でダスカー様に高く買い取って貰える可能性もある)
そう考え……レイは、笑みを浮かべて口を開く。
「俺を雇うつもりはないか?」
笑みを浮かべ、そう尋ねるのだった。
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