挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 作者:秤 猿鬼

決戦

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
186/186

ウィール川防衛戦3

 その老人の姿は先頭で指揮を執りながら騎馬を駆るセクト王子もしっかりと把握しており、その身綺麗な出で立ちからも不死者(アンデッド)で溢れる戦場において強烈な違和感を放っていた。

 まるで聖職者が身に纏うような服装でありながら、その下に収まる肉体はファンガス大長老の巨躯と見比べても見劣りしない程の体躯を有しており、白髪頭に白い口髭、眉間に激しい皺を寄せているもののその下に収まる目はきっちりと閉じられている。

 そして最も目を引くのはその老人が背負っている身の丈以上もある巨大な鉄の塊のような剣だ。

 老人は一見物静かな雰囲気を漂わせているが、その結ばれるようにして閉じられた瞳の奥からは言い表せないような憤怒の感情がひしひしと伝わり、それを感じたセクト王子は首筋に嫌な汗が伝うのを感じて眉間に皺を寄せた。

『よくも……よくもやってくれたな! 猊下よりお預かりした貴重な配下を、下等な分際でありながら、これ程の狼藉──万死に値する!!』

 騎馬隊が蹄で大地を踏み鳴らす音が響く中、その老人の怒りに燃える言葉が戦場全体に響くような、それでいて不気味に轟くような音圧を以てセクト王子らに叩き付けられる。

 老人がその言葉を放った瞬間、彼の肉体がさらに盛り上がって呆気なく上半身の服が破け散り、盛り上がった筋肉──その両の肩口に人の顔が浮き上がると、閉じられていた真っ赤な瞳が開くと同時に、さらにもう二つの目が額を裂くようにして計四つの瞳が開眼した。

 それと同時に背負っていた巨剣を軽々と構える姿に、セクト王子は咄嗟に後続の騎馬隊を二つに分ける指示を出して老人から距離を取るように左右へと転舵するように命じる。

 しかし既に一足飛びで間合いを詰めて来ていた奇怪な老人は、手に持った巨剣を一番正面にいたセクト王子へと向けて振り抜いていた。

 先頭で指示を出していた関係でその場からの離脱が一歩遅れたセクト王子は、背中に走った寒気に反応し、それから逃れるように馬の(あぶみ)を蹴って宙へとその身を投げ出した。

「くっ!? ぐはっ!!」

 疾走する馬から身を投げた事で、勢いよく地面を転がり強かに全身を打って肺から息が漏れる。

 全身の鈍い痛みに顔を歪めながらも、体勢を立て直そうと顔を上げると奇怪な老人の振るった巨剣により一刀両断された馬が盛大な血飛沫を上げながら地面を転がっている場面が視界に映った。

 反応があと一歩遅れていれば、彼も馬と同じ運命を辿っていただろう。

 しかし──左右に分かれて迂回する軌道を描く後続の騎馬隊を無視し、セクト王子の方へと向き直る奇怪な老人が再び巨剣を構える姿に、セクト王子は未だに危難が過ぎ去っていない事を悟る。

「まったく……剣は得意じゃないと言ってるんですけどね」

 やや自嘲めいた口ぶりでそんな愚痴を零したセクト王子は、口の端に滲む血を乱暴に袖で拭うと、腰に差していた見事な装飾の施された剣を抜き放って構えた。

 だが足は動きはするものの、先程の落馬の衝撃で片腕が半ばまでしか上がらず、胸もかなり痛むせいで息をするのも苦労する程だ。

 老人が先程見せた巨剣を振り回し、馬を両断するような規格外の化け物が相手では万に一つも勝ち目はないだろうと、しかしそれでも彼の口の端は皮肉げに上を向いていた。

 そんな彼の姿を見て奇怪な老人は裂けたよう大きな口元を歪ませると、手に持っていた巨剣を易々と振り回し、空を切る轟音を辺りに響かせる。

『矮小なる存在でこの私に剣を向けるか、不愉快極まりない……』

 まるで吐き捨てるような口調で語る奇怪なす老人は、手に持っていた巨剣を無造作に振り上げて、セクト王子に一気に斬りかかろうと構えた。

 しかしそこに直前のセクト王子の指示を無視して、騎馬隊の列から離れた二騎の兵が長槍を構えた姿で真っ直ぐに老人へと突撃して来ていた。

「セクト殿下、お下がり下さい!」

「ここは我々が相手を致します!」

 二人の騎兵がそう言って老人に向かって速度を増すように馬を蹴り、長槍を振り上げる。

 しかし騎馬兵と擦れ違いざまに巨剣を一気に振り抜いた老人は、一瞬で二騎の騎馬兵を両断すると、撒き散らされた血飛沫と臓物を無感動に踏みつけて唾を吐きかけた。

 それを黙って睨み据えるセクト王子だったが、老人の真っ赤に染まった四つの目が僅かに見開かれた事によって、後ろから猛烈な速度で迫る気配を感じて後ろに意識を向けようとする。

 だがそれより先に気配の主がセクト王子の目の前──頭上より飛び降りて来て、激しい地響きと共に着地をしたかと思うと、手に持っていた戦槌を乱暴に地面へと叩きつけた。

「どうやらお前さんがこの化け物の群れの頭目──といったところか?」

 突如として戦場の中に姿を現した薄紫色の肌を持つ巨躯のダークエルフ族──ファンガス大長老はその金色の瞳で相対する老人を睨み据え、油断なく身構えた姿で問い掛けた。

 そのファンガス大長老の乱入に、相手の老人は眉根に皺刻んで不快感を露わにする。

『猊下より預かった死霊軍を化け物呼ばわりとは……。耳長の貴様らこそ、トカゲの親玉を使っておいてよくも言うものよ。は、しかし人を尖兵にするとは流石は簒奪者よ』

 老人はそう言うと、威嚇するように巨剣で宙を薙いで大気を震わせると、片手で持っていた剣の柄を両手で握って相対するファンガス大長老を睨み据えた。

『汚らわしい簒奪者に七枢機卿である私、アウグレント・イーラ・パシエンティア自らの手で浄化してやる事──猊下からの慈悲だと思い有難く頂戴するがいい』

 そう言うやいなや、アウグレント枢機卿は手に持った巨剣を再び高速で降ってファンガス大長老に斬りかかるが、それをファンガス大長老がその鉄の塊のような巨剣の側面を持っていた戦槌で弾き、その軌道を逸らしながら相手の懐に間合いを詰め、戦槌の先端で相手の腹を抉った。

 ファンガス大長老の渾身の一撃に鈍い音が響き、アウグレント枢機卿がその勢いで後ろへと吹き飛ぶが相手は深刻な傷を負う事無く、その表情に憤怒の色を覗かせる。

 その様子を冷静に見据えながらも、ファンガス大長老は手に持った戦槌の感触を確かめるように何度かその場で素振りして構え直す。攻撃の際にそれなりの手応えはあったものの、相手にはそれ程効いていないようだと口元を引き締める。

「枢機卿……、どうやらヒルク教国が化け物に支配されているというのは確定のようだな」

 鉄の塊のような巨剣を軽々と振り回す異様に盛り上がった筋肉と、真っ赤に染まった四つの眼、身体には幾つもの人間が塗り込められたような不気味な異形の老人は、自身をヒルク教国の七枢機卿の一人だと語った。

 大長老としてそれなりに長い時を生きてきたファンガスだったが、目の前に立つどす黒い程の死の穢れを放つ不死者(アンデッド)など見た事も聞いた事もない。

 しかし目の前の存在は幻覚や妄想などでは決してない事も明らかだ。

 そしてこれ程までに歪んだ存在がこのまま世に憚り続ける事は、人族にとっても、エルフ族にとっても好ましいものでは無い。

 ──ここで確実に葬り去る!

 その固い決意と共に、瞬間的に間合いを詰めたファンガスは下げた構えから上へと振り上げるようにして再び相手の胴を狙うが、そこは敵も然る者──今度はアウグレントが持っていた巨剣でその一撃を弾き、ファンガスの体勢が僅かに崩れた所へ斬りかかる。

 二人の持つ互いの鉄塊のような武器が打ち合わされる度に、その場には空気を震撼させる程の衝撃と音とが拡散し、そこに常人が入っていけるような空気は微塵もない。

 セクト王子も自身の剣の腕など百も承知で、痛む身体を駆けつけた部下に支えられながら、その場から少し離れた場所でその二人の人外の領域に踏み込んだ戦いに目を奪われていた。

『下等種族が忌々しい!! その身を引き裂いてくれるわっ!!』

 先に拮抗していた状況に怒りを見せたのはアウグレント枢機卿の方だ。

 激高したように声を荒げたアウグレントは巨剣の一撃をファンガスに防がれた瞬間、追撃を躱す為に後ろへと跳躍すると同時に、背中から四本の鋭い触手が飛び出しファンガスを襲った。

 さらに前へ詰めようとしていたファンガスはその奇襲を寸でのところで躱すが、体勢を崩した隙を突いてアウグレントが再び前へと出て追撃を放ってくる。

「成程、互いに武器での近接を得意とする──考える事は同じか『──穿て大地の牙──』」

 しかしその攻撃にも動揺を見せなかったファンガスは、それどころか小さく口元に笑みを浮かべて何やら感心したような様子で独りごちて、低く唸るような声で短く精霊魔法使う為の言の葉を紡ぐと、それは精霊の力を具現化させる呪文として発動する。

 ズンッ!!

 発動したそれは彼の意思通りの形──大地から突き出るように伸びた槍と化し、アウグレント枢機卿の死角である背後から腹部へと貫いていた。

 一瞬、自身の身体に予想外の方向から衝撃を受けたアウグレントは、自らの腹から突き出た鈍色の硬質な棘状の物体に四つのその眼を僅かに見開く。

 しかし、アウグレント枢機卿は口元に余裕の笑みを貼り付け、向かいに立つファンガスを睨む。

『そうであった、貴様らは魔法を得意としていたな……だが、私がこの程度でやられると──』

 貫かれた腹部を気にする事なく、再び動き出そうとしたアウグレントにファンガスはさらに追撃の為の精霊魔法を発動させる。

『──大地よ噛み砕け、我が敵に大地の戒めを──』

 朗々と紡がれるファンガスのその言の葉に反応するように、先程アウグレントを貫いたのと同様のものが次々と彼の足元から突き出し、そのまま四方から串刺しにしていき、アウグレントはその場に立ったままの状態で磔のような恰好となっていた。

『ウォォォォオノォォォォレェェェェェェ!!』

 しかしそれでもアウグレントの表情は憤怒に染まり、肥大した筋肉は身体中を貫いていた大地の牙を軋ませ、砕き、その拘束を力づくで排除しようとしていた。

 そんな身動きの取れない状態のアウグレントに対し、ファンガスは自身の膂力を目一杯乗せて戦槌を振り上げて相手の顎を割り砕くと、同時に首の向きがあらぬ方向へと曲がった。

『こッ……のぉ……下等……種……がぁァァァァ!』

 普通の生物なら確実に死んでいるような状態でありながら、四つの眼がしっかりとファンガスを捉えて離さない姿は異様な光景としか言いようがない。

 しかしファンガスはそんなアウグレントの不気味な様子にも動揺する事なく、ただ眉根を寄せて至極面倒そうな表情して愚痴のような言葉を漏らす。

「まったく、頑丈な不死者(アンデッド)は始末に終えんな……。だが、それも終わりだ」

 そこで一旦言葉を区切ると、その場で両手で戦槌を構えて集中するように瞼を落とした。

『──穢れの者に悠久の安らぎを、死せる者に永遠の静寂を、大地に刻むは彼の者の墓標──』

 ファンガス大長老の眉間に皺が刻まれ、紡がれる言の葉に乗る膨大な魔力は、相対しているアウグレント枢機卿も危機を感じる程で、何とかその場から逃れようともがく呻き声を上げる。

 しかし、散々に破壊された肉体はなかなか直ぐには再生せず、思うように身体が動かないどころか自身に植え付けられた数々の魂が(たが)が外れたように制御を受け付けないでいた。

 そうしている内にファンガス大長老の周囲の土砂が続々と宙へと巻き上げられ、見上げた頭上にはそれが一個の巨大な岩塊と化していき、なおもその大きさは肥大化していく。

 その巨大な岩塊は僅かな光を放っており、その光に当てられたアウグレント枢機卿の内部の魂がその光から逃れようと体内で暴れ回っているのだと、そう察して真っ赤に染まった四つの眼を見開いてファンガスを見やった。

 二人の視線が交差し、アウグレント枢機卿が何か言葉を発しようとした瞬間、空中で今まで肥大化していた巨大な岩塊が自身の重みで大地に吸い寄せられるように落下し、真下に居たアウグレント枢機卿を問答無用で押し潰すと、その場に巨大な地揺れが起きて大気が震える。

 大地に突き刺さる形となった巨大な岩塊を見上げ、ファンガス大長老はその厳しい顔を僅かに崩して口の端に微かな笑み浮かべた。

「貴様には勿体ないくらいの墓標だ、有り難く受け取っておけ」

 そう言って誰ともなしに呟くと、周囲の戦況を確かめるように辺りを見渡す。

 先程まで上空で待機していた龍王(ドラゴンロード)のフェルフィヴィスロッテは翼を畳んで戦場に立ち、その自慢の長い尻尾の先──見事な水晶の剣のような先端を縦横無尽に振るって、辺りの不死者(アンデッド)の残党を次々と刈り取っていた。

 そこにセクト王子が指揮をしていた騎馬隊や、エルフ族の戦士達の小隊、人族の歩兵中隊だろう姿も見えて、この場の戦闘が終局に向かっているのを実感した。

「やれやれ、この戦場でもお前の力を解放し損ねるとはな……。まぁ致し方あるまい」

 ファンガスはそんな独り言を呟いて、持っていた自身の相棒でもある戦槌に視線を落とす。

 そうして暫くしてから小さく(かぶり)を振ると、気持ちを切り替えたように視線を戦場へと戻して、その鋭い視線のまま周囲に敵の気配がないかを探る。

「なしか。こちらは予定通り、事が運びそうだな。後は向こう……か」

 ファンガス大長老はそう言って一息吐くと、デルフレント王国の王都リオーネに向かったアリアンやアーク達がいるだろう北──ソビル山脈が連なる方角の空を仰ぎ見るのだった。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

異世界食堂

しばらく不定期連載にします。活動自体は続ける予定です。 洋食のねこや。 オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。 午前11時から15//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全119部分)
  • 20241 user
  • 最終掲載日:2017/06/10 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 26910 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全156部分)
  • 19408 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 12:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全394部分)
  • 19667 user
  • 最終掲載日:2017/12/25 18:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 19716 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1820部分)
  • 18996 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 12:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

※作者多忙につき、当面は三週ごとの更新とさせていただきます。 ※2016年2月27日、本編完結しました。  ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全229部分)
  • 19818 user
  • 最終掲載日:2018/02/24 07:00
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全869部分)
  • 19354 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 10:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。 彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全140部分)
  • 18939 user
  • 最終掲載日:2018/03/12 08:18
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全220部分)
  • 19825 user
  • 最終掲載日:2018/03/09 22:18
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1410部分)
  • 19880 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 00:00
用務員さんは勇者じゃありませんので

部分的学園異世界召喚ですが、主役は用務員さんです。 魔法学園のとある天才少女に、偶然、数十名の生徒・教師ごと召喚されてしまいます。 その際、得られるはずの力をと//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全143部分)
  • 20887 user
  • 最終掲載日:2018/01/01 00:48
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 24160 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫よ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全138部分)
  • 21597 user
  • 最終掲載日:2018/03/04 10:40
人狼への転生、魔王の副官

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全415部分)
  • 22861 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 09:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全570部分)
  • 29772 user
  • 最終掲載日:2018/03/11 18:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1669部分)
  • 21624 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 18:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全307部分)
  • 26940 user
  • 最終掲載日:2018/03/10 18:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 27907 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 26373 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全127部分)
  • 22604 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 03:49
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全179部分)
  • 21926 user
  • 最終掲載日:2018/02/01 04:25
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 21385 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全272部分)
  • 20352 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 00:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全396部分)
  • 22933 user
  • 最終掲載日:2018/03/12 12:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全408部分)
  • 27974 user
  • 最終掲載日:2018/03/13 00:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 21716 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全445部分)
  • 18972 user
  • 最終掲載日:2018/03/09 01:00