ITmedia NEWS > ネットの話題 > ITパスポート試験で個人情報漏えい 団体申込者のシ...

ITパスポート試験で個人情報漏えい 団体申込者のシステムに不具合

» 2018年03月13日 15時47分 公開
[ITmedia]

 情報処理推進機構(IPA)は3月13日、ITパスポート試験の団体申込者が利用するシステムに不具合があり、計137件の個人情報が漏えいしたと発表した。2つの団体申込者が申し込み情報を同時にダウンロードしたところ、もう一方の団体情報を入手できるトラブルが発生。既に漏えいした情報の破棄を確認し、再発防止策を講じたという。

photo IPAのニュースリリースより

 漏えいした情報は、申込者の受験番号、氏名、受験日、受験料金の支払いに用いるチケット番号の他、受験を終えた人の成績、合格証書番号など。

photo

 2月26日、2つの団体申込者がWebサイトから申し込み情報(CSVファイル)を同時にダウンロードしたところ、双方の情報が合わさって記載されたファイルをそれぞれダウンロードできたという。

 同日、各申込者からITパスポート試験の運営委託先に連絡があり、トラブルが発覚。IPAが後日謝罪し、個人情報の廃棄を確認したという。不具合が発生したシステムは3月5日に改修し、今後は同様の事態は起きないとしている。

 各申込者以外への個人情報の漏えい、未使用チケットの不正利用は確認していないという。IPAは過去に同様のトラブルが発生していなかったか引き続き確認し、再発防止に努めるとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Special

- PR -

7年ぶりにフルモデルチェンジした新型「日産リーフ」をデーブ・スペクターさんが体験。100%EVならではの加速感や自動運転技術に驚き! 試乗中の動画も必見です

「AIは万能だ」──間違った知識を身に付けていませんか? AIの現状をいち早く知ることで、他社に差を付けるチャンスを掴めるかも。ビジネス活用の今がここに

楽譜も読めない初心者が、最新電子ピアノで「あの名曲」に挑戦してみた。40代の今からピアノを始めて、いったいどこまで弾けるようになる?

「2020年までにクラウドでナンバーワンになる」は本当ですか? Oracle Cloudの「強み」「違い」をユーザー視点で聞いてみた。【Shift, Cloud】

内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)に聞いたサイバー攻撃の脅威とは? ビジネス/技術/人の3視点でデジタルトランスフォーメーション【DX】を総力特集

ネット広告が嫌われる=「自分に関係ない広告」だから。ユーザの興味関心に合わせたランディングページを見せればコンバージョン率は劇的に改善できる!そんなツールが…

「残業するな」と言われて現場はヘトヘト……。時短ハラスメント(ジタハラ)に悩む企業も参考にしたい、「オレンジ」色のワークスタイルとは?

Special

- PR -