Monthly Archives: May 2006

ナハ、インテハ、ナハ!

名古屋(ifeelgroovy本社)のほうは、八月末稼働を目指しているらしき予約システムのバックオフィス制作で日曜もてんてこ舞いのようですが、東京にいる、わっしは、ちょーひま。 十回ほど「The Starlin Subway」、地下鉄のブレーキをかけに最後部車両に突撃してShpagin 41短機関銃の銃弾で蜂の巣にされた後は、YouTubeでSantanaとSteven Tylerの「Just feel better」を「このふたりって、59歳と58歳だったよなぁー」と考えながらぼんやり見ておりました。Steven Tylerの三つ編み、かっこいい。 六月の終わり、丁度会社の出勤が始まる直前、東京赴任にあたってシャチョーを「アパートの礼金と敷金が足らないから」と欺して出させた仕度金で、わっしは那覇に行ってきました。 カウチにぼんやり腰掛けて、そのことを思い出してました。 わっしは沖縄は初めてです。だって、高いんだもん。沖縄に一週間行くコストでニューヨークで二週間、タイなら二ヶ月行って来られます。 でも、実際に出かけてみると、沖縄、すばらしい。なあーんにも期待してなかったので、なおさらです。 特に「セーファー ウタキ」(斎場嶽)、すごい。 神様に実際に手が触れているようです。神様がそこに立っていて、人間が持ち合わせない静かな言葉で語りかけてくるようです。 むかし、離島のウタキで酒を飲んで騒いでいて地元のひとたちに撲殺された本州人がいた(那覇の医者談)そうですが、そりゃきっと、撲殺されるほうが悪いに決まってます。 カンワキューダイ 沖縄のすばらしさについてなんて、 わしよりもよっぽど適任なひとがたくさんいるわけで、そんな話をしようとしたわけじゃありません。 わしは、この旅行の間中八王子HARD-OFFのジャンク売り場で買ったMP3プレーヤーでDhalne Lagi Hai Raatというインドのヒット曲(intehaの曲ですね)を聴いていて、「グングナッティヘ」「 コイバーティジー」なんて鼻歌を旅行の間中歌い続けているうちに、曲まるごとヒンズー語で歌えるようになってしまった。 まるごと歌えるようになると、あなふしぎ、歌っている言葉の意味はひとことも判らないのに。どんな感情を歌っているか判るような気がするのです。 聞いているだけで切なくなってくる。 ここで思いっきりばかばかかもしれない仮説を立てると、言葉というものにおいては、もしかすると、意味とはなんの関係もなしに、音だけの部分ですでに特定の感情を喚起する力があるんではないかしら。 言霊思想というべきか、そんなことが言葉にはありそーです。 われわれのカタカナ英語。「カタカナでも、内容が立派なら立派な英語」って、やっぱり拙いかも。 シャチョーの手際がわるくて東京事業部の仕事がなかなか始動しないもんで、ひまこいて、へんなブログですみません。 もう、しません。 写真は沖縄の青空。本州の空みたいにいやみたらしくてちまちましない、ドカンとでかい青空であります。 追記:ヒンズー語の歌詞を集めたサイトを見ていたら、わっしの聴いていた曲の歌詞は Dhalne Lagi Hai Raat Koi Baat Kijiye Badhne … Continue reading

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