前は貯金大好きだった僕が、今では貯まっていくお金を見るのが苦痛になってきました。
なぜそのように心境の変化が生じたのか、ちょっと真剣に考えてみましたよ。
貯金が大好きだった子供
僕は小さいころから、お金を貯めるのが大好きでした!!
おこづかいやお年玉をなるべく使わずにとっておき、通帳の残高を増やすことが快感だったのです。
逆に僕の弟はお金を貯めるのがヘタで、いつもお金に困っていました。
参考:弟が家賃を3か月滞納!若者は自分で稼がないと死んじゃう
そんな兄弟を見比べて、親や祖父母はたえず僕のことをホメてくれたのです。
「アンタはムダづかいせず、ちゃんとお金を貯める賢い子だ」
「弟もお兄ちゃんを見習って、ちゃんと貯金すればいいのに」
そう言われるのがうれしくて、僕はさらにお金を貯めることに熱中しました。
就職して貯金グセはヒドく
これは銀行に就職し、学生のときよりはるかに多くのお金を手に入れるようになってからも変わりません。
いやむしろ自分で稼いだお金だったからこそ、さらに大切にとっておくようになりました!!
ムダなものにお金を使わず、節約に努めるだけならまだしも・・・
自分に必要なものさえ買うことさえためらい、ひたすら貯金を増やす毎日。
恥を承知で言うと、割り勘のときは自分が不利にならないよう必死で調整していましたよ。笑
参考:ガソリン代の渡し方?割り勘では人より少し多く出すべき理由
「何かを買う」という目的のために、行うはずの貯金が・・・
いつの間にか、「貯めること」自体が目的となってしまいました。
貯金が増えるのが苦痛になった
さて専業FXトレーダーとして独立してから、すでに4年目が経ちました。
今では本業ではマイナスを出すことが減り、金融以外の仕事もやるようになっています。
参考:会社に雇われずに働くって簡単!まじめにやれば何とかなる
「月10万円稼いで旅ができれば良い」と始めた、専業トレーダーでしたが・・・
参考:億トレーダー目指すな!FX月10万で楽しみながら億万長者に
ありがたいことに、今ではそれ以上の利益をあげられるようになりました!!
しかしここで、小さいころからの貯金グセがまた出てきたのです。笑
あいかわらずケチを発揮して、お金を貯めるようになりました。
しかし以前と違って、もう通帳の残高を増やすことに快感はありません。
むしろそれがツラくて、ときどき自分を引きちぎりたくなります!!
事業を始めて心境が変わった
「なんで、昔とは真逆の感覚になっちゃったんだろう」
不思議に思った僕はずっとその原因を考えてきましたが、最近その答えが分かりました。
それは、自分で仕事を行うようになったからです!!
僕は今、確定申告を自分で行っています。
参考:FXで個人事業主となる方へ!確定申告は青色申告でするな
確定申告って作業は大変ですが、やることはとても単純で・・・
稼いだ金額からかかった経費を抜いて、どれだけ利益が出たかを計算するだけです。
そしてその利益に〇%という形で、納める税金の金額が決定します。
この税金を見るたびに、僕は以下のように言われている気がしました。
「お前は稼いでいるのに自分に投資してないから、これだけ罰金を取ってやる!!」
税金を「罰金」と表現することは、自分で書いててどうかと思いますが・・・
でも自分で税金を計算していると、本当にこういう気持ちになるのです。
これは、ただ大人からお金をもらうだけだった子供のときや・・・
税金が天引きされる会社員時代には、味わったことのない感覚でした。
参考:会社員は半分タダ働き!サラリーマンを絶対に辞めるべき理由
「お金は貯めるべき」という考えから、「お金は使わないと損」という思考に変わったのです!!
どうやってお金を使っていくか
(続きは次回に書きます)