「アーキビスト」育成急げ 歴史資料の有効活用担う
公文書の収集・保管 国際的に遅れ

2016/7/2付
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日本経済新聞 朝刊
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 歴史資料のより有効な活用に向けた取り組みが活発になりつつある。国立公文書館(東京・千代田)は資料の収集・保管を担う人材「アーキビスト」の職務基準の策定に動き始めた。電子アーカイブの分野ではデータの標準化を目指し、大学など関係機関が連携を模索する。公文書管理法の施行から5年。国際的に脆弱といわれる管理体制の改善は待ったなしだ。

 「アーキビストとは、高度な専門性と倫理観をもって、歴史資料として重要な…

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