『SOA』×『NieR:Automata』コラボで登場中の2B、9S、A2の強さをレビュー
アクションゲームとして高い評価を得ている、スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『スターオーシャン:アナムネシス(SOA)』。
現在『SOA』では、同じくスクウェア・エニックスの人気アクションRPG『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』とのコラボキャンペーンが3月29日まで実施されています。
そもそも『ニーア オートマタ』はヨコオタロウ氏がディレクターを、プラチナゲームズが開発を手掛け、世界中のゲームファンを魅了した名作。直感的な操作で爽快感バツグンのハイスピードアクションが展開されるのが特徴です。
ヨコオ氏が作り上げたダークな世界観と個性的なキャラクターが織り成す物語が、世界中で多くのファンを獲得している名作アクションなのです。
▲写真はPS4版『ニーア オートマタ』より。 |
キャラの見栄えが素晴らしく、アクション性が高くてハイスピードバトルが気持ちイイ。これって形こそ違えど、『SOA』と通じるものがあるとは思いませんか?
事実、この記事を執筆しているわたくしタダツグは、『SOA』と同様に『ニーア オートマタ』の魅力のトリコですし、このコラボを心の底から待ち望んでいたファンの1人でもあります。僕のような両作のファンという方も、けっして少なくないと思うんです。
その一方、“『SOA』ってどんなゲームなの?”という『ニーア』ファンもいれば、“名前は聞いたことあるけど『ニーア』自体を遊んだことはないんだよね”という『SOA』ファンもまたおられることでしょう。
そこで今回は、せっかくのコラボイベントをより楽しむための特別企画を実施! イベントで実装された2B、9S、A2が『ニーア オートマタ』でどのような役割を果たした人物なのかにスポットを当てつつ、『SOA』でのキャラ性能や、実際に使ってみての手ごたえなどをレポートしていきます!
2B:素早い動きで蝶のように舞い蜂のように刺す屈指のアタッカー
▲イラスト:あきまんさん。 |
静かな意志 | ATK+40%、HP100%時にATK+60%(全体) |
自動歩兵人形 | 回避によるダメージ無効化成功時に回避の消費AP-100%(10秒間) |
白き加護 | 通常攻撃のAP回復量+100%(全体) |
願い | 回避の消費AP-50%、攻撃中に空中で回避可、攻撃に光・闇属性付与 |
※星6進化時の性能。
バトルスキル名 | 内容 | 効果 |
ヨルハ部隊剣戟・壱(Sレンジ) | 右へ薙ぎ払った後、突きを放つ | ATK×380%(最大ヒット数2) |
ヨルハ部隊剣戟・弐(Sレンジ) | 空中で剣を真下に投げた後、斬り下ろす | ATK×1100%(最大ヒット数2) |
ヨルハ部隊ポッド制御・壱(Lレンジ) | ポッドから弾を放つ | ATK×180%(最大ヒット数1) |
ヨルハ部隊ポッド制御・弐(Lレンジ) | ポッドから前方にレーザーを照射する | ATK×380%(最大ヒット数1) |
ヨルハ部隊剣戟・零(ラッシュコンボ) | 大ダメージ&全属性の与ダメージ+70%、50%(自分、全体/20秒間) |
タダツグが思う『ニーア オートマタ』での2B
ヨルハ二号B型。謎のエイリアンと、彼らが擁する機械生命体の侵略によって月に追われた人類が、地球奪還のために開発した自動歩兵人形“ヨルハ”部隊の一員。
“Battler”タイプであるため戦闘能力は極めて高く、剣戟による近接戦闘とポッドによる射撃戦闘の双方をそつなくこなす万能型。機械生命体の殲滅を目標に立案された第243次降下作戦では、9Sと協力して多くの戦果をあげていく。
じつは、その身にとある悲しい秘密を秘めているのだが、アンドロイドは感情をあらわにすることを許されていないため、彼女がその真意を表に出すことは少ない。
▲写真はPS4版『ニーア オートマタ』より。 |
タダツグが思う『SOA』における2B
タレント、バトルスキルともに優秀なエースアタッカー。操作キャラとしても強いうえに、効果の高いバフを仲間に付与できるため、マルチプレイでも重宝される破格の性能です。
とくに注目となるのが、回避に成功することで一定時間AP消費なしで回避行動をとれるようになるタレント“自動歩兵人形”。これは説明にあるとおり、敵の攻撃をギリギリで回避し、能力が発動するとその後10秒間、回避し放題になるというタレントで、3月現在は2Bのみが所持しています。
これにより、蝶のように舞い蜂のように刺すハイスピードバトルが可能に! “静かな意志”の効果で、無傷の状態をキープすることで火力を上げられるのも強み。アクセサリーや武器は、HPを回復できるものをチョイスすると使い勝手がアップします。
バトルスキルも粒ぞろいですが、威力やラッシュゲージのためやすさを考慮すると、Sレンジ攻撃の“ヨルハ部隊剣戟・壱”が主軸になります。
“ヨルハ部隊剣戟・弐”は技の発生が遅いぶん命中率にやや難ありですが、うまく当てることができれば大ダメージを狙えるロマンスキル。技後の硬直も大きいので、すぐに回避を繰り出すと安全です。
Lレンジ攻撃も2種類存在し、遠目からチクチク敵を狙撃することも可能。ラッシュゲージのたまる量はそれなりですが、自分はLレンジの壱も弐も両方セットしてわりと多用しています。やはり、2BはHP100%を保つことが重要ですから!(と、自分を納得させている)
▲飛び上がってから攻撃を繰り出す“ヨルハ部隊剣戟・弐”は、当てづらいうえに反撃を受けるリスクもある攻撃……そのぶん威力は優秀です。使用する際は空中回避も視野に入れておくとよさそう。 |
見た目も非常に美しいラッシュコンボの“ヨルハ部隊剣戟・零”はATK×4000%! 昨今のアタッカーのなかでもかなりの上位です。使用後は20秒間、全属性ダメージが跳ね上がりますので、さらなる追撃を狙っていきましょう。
▲2Bといえば、その美しい後ろ姿(というかヒップ)が有名。ラッシュコンボ時は思わず見惚れてしまいます。 |
タレントで光・闇属性を兼ね備えているため武器の選択肢が広いのも2Bの大きな特徴。オススメバトルスキルもプレイヤーの戦略や戦い方で変化していきます。
自分好みの2Bさんに染め上げて戦えるこの万能性、まさに汎用型戦闘アンドロイドであるヨルハならではといえるかも。ファンにとってこんなにうれしいことはありませんよ!
9S:強い! そして使いやすい!! 最強シューターの一角
▲イラスト:Izumiさん。 |
儚い優しさ | 与ダメージ+45%、HP100%時に与ダメージ+55%(全体) |
スキャナータイプ | 回避の消費AP-50%、移動速度+30%(全体) |
復讐の刃 | 攻撃中に空中で回避可、回避距離と回避速度+100% |
同胞達の行方 | ATK+15%、HIT+10% |
※星6進化時の性能。
バトルスキル名 | 内容 | 効果 |
ヨルハ部隊剣戟・参(Sレンジ) | 高くジャンプし、落下に合わせて斬りつける | ATK×920%(最大ヒット数1) |
ヨルハ部隊剣戟・肆(Lレンジ) | 回転した剣を投げつける | ATK×620%(最大ヒット数1) |
ヨルハ部隊ポッド制御・壱(Lレンジ) | ポッドから弾を放つ | ATK×180%(最大ヒット数1) |
ヨルハ部隊ポッド制御・弐(Lレンジ) | ポッドから前方にレーザーを照射する | ATK×380%(最大ヒット数1) |
ヨルハ部隊ハッキング攻撃・零(ラッシュコンボ) | 大ダメージ&全属性の与ダメージ+70%、50%(自分、全体/20秒間) |
タダツグが思う『ニーア オートマタ』での9S
ヨルハ九号S型。2Bと同じくヨルハ部隊の一員として地球に降下し、機械生命体との激しい戦いに身を投じる。
スキャナータイプということで、戦闘よりはハッキングによる情報収集、敵やトラップの制御などが得意。戦場ではさまざまな局面でこのハッキングを駆使し、2Bのピンチを何度も救った。
感情を出すことを禁止されているアンドロイドではあるが、機体ごとに個体差は存在し、9Sは比較的感情表現が豊かなタイプでやさしい性格。感情的になることも多く、それを2Bやポッドによくたしなめられていた。愛称は“ナインズ”。
▲写真はPS4版『ニーア オートマタ』より。 |
タダツグが思う『SOA』における9S
現状で最高峰のエースシューター。タレントにより、全体に与ダメージをプラスし、回避に使用する消費APを軽減させつつ移動速度を上昇させるなど、攻守にわたって効果があるバフを付与できます。
HP100%状態を保つことで真のポテンシャルが発揮されますので、2Bと同様、アクセサリーなどでHPを回復できる手段を確保しておくことが常套手段!
▲9Sはタレントで回避の速度と距離が大きくアップしています。縦横無尽に回避しまくる姿は、原作のヨルハ部隊の戦い方そのもの! |
バトルスキルはSレンジが1種類にLレンジが3種類で、ポッドを用いた戦い方は2Bと同様です。Sレンジ攻撃もアタッカー顔負けの性能ですが、僕はシューターとしての本分を生かす形で、Lレンジ攻撃を主体にしています。
とくに主軸となるのは剣をぶん投げて攻撃する“ヨルハ部隊剣戟・肆”。命中させやすいうえにダメージも優秀で、使い勝手は良好なので、これとポッドによる攻撃を連発しているだけで事足りる局面は多いでしょう。
▲射程、威力、ラッシュゲージの溜まる速度ともにスキがない“ヨルハ部隊剣戟・肆”をメインに立ち回りましょう。 |
敵にハッキングを仕掛けるラッシュコンボの“ヨルハ部隊ハッキング攻撃・零”はATK×4000%と、シューターのなかではトップクラスの高倍率。HP回復効果もあるため、自身のタレントにうってつけの効果といえます。
▲ラッシュコンボを見て、原作のハッキングシーンを思い浮かべる人も多いはず。 |
いずれのバトルスキルもヒット数が少ないため、ヒット数稼ぎは苦手とするものの、それを補って余りある攻撃能力とバフが輝く9S。
その攻撃性能から、敵のターゲットを取ってしまうことも多いのですが、回避性能や移動速度にも優れるため、戦場を縦横無尽に駆けつつ立ち回るおもしろさが味わえます。間違いなく現環境最高峰のシューターの一角といえますね。
A2:一撃重視の火力と回避能力に特化したディフェンダー
▲イラスト:風間雷太さん。 |
憎悪の渦 | HP+20%、HP20%以下の被ダメージで怯まない(全体) |
黒い衝動 | 回避によるダメージ無効成功時に自分のAP+100%、回避によるダメージ無効成功時に味方全体のAP10回復 |
無機なる刃 | 単体ダメ+20%、HP100%時に単体ダメ+40%(全体) |
美しき世界 | ATK+20%、DEF+20% |
※星6進化時の性能。
バトルスキル名 | 内容 | 効果 |
ヨルハ部隊剣戟・拾壱(Sレンジ) | 斬り下ろしから薙ぎ払いの2段攻撃 | ATK×600%(最大ヒット数5) |
ヨルハ部隊剣戟・拾弐(Sレンジ) | 空中で回転しながら敵を斬りつけた後、剣を投げつける | ATK×1240%(最大ヒット数4) |
ヨルハ部隊ポッド制御・壱(Lレンジ) | ポッドから弾を放つ | ATK×180%(最大ヒット数1) |
ヨルハ部隊ポッド制御・弐(Lレンジ) | ポッドから前方にレーザーを照射する | ATK×380%(最大ヒット数1) |
ヨルハ部隊剣戟・壱百(ラッシュコンボ) | 大ダメージ&単体ダメ+60%、3秒ごとにHP15%回復(20秒間) |
タダツグが思う『ニーア オートマタ』でのA2
ヨルハアタッカー二号。2Bと同じ二号素体で、アタッカータイプとして運用された。なお、アタッカータイプは旧式であり、現在は運用されていないプロトタイプでもある。
ある作戦後、ヨルハ部隊を抜けて単独行動をとっており、脱走兵として指名手配されていた。ヨルハ部隊の証ともいえる戦闘用ゴーグルも外しており、常に表情をあらわにしている。2Bや9Sとは異なる行動理念で動く彼女の思惑とはいったい?
▲写真はPS4版『ニーア オートマタ』より。 |
タダツグが思う『SOA』におけるA2
“アタッカー二号”でありながら、ロールはディフェンダーとして登場したA2。もちろんこれは、2Bとの差別化という側面もあるとは思いますが、その根底には誰よりも仲間想いであったA2という人物の特性を慮った結果であると、僕は解釈しています。
ここらへんは、ぜひ原作である『ニーア オートマタ』をプレイして、A2の人となりに触れてみて確認してほしいかな、と。
とはいえ、大剣を用いたプレイスタイルはアタッカーに近い手ごたえ。モーションは遅いものの一撃の威力に優れ、ラッシュゲージをためる速度にも優れているため、前衛として非常に優秀です。
タレントのなかで注目となるのは、回避によるダメージ無効成功時に自分のAPを回復し、さらに味方全体のAPを10回復させる“黒い衝動”。
HPの上限をアップさせたり、HPの20%以下のダメージを受けても怯まない、いわゆるスーパーアーマーを付与させたりと、最近のディフェンダーに求められるタレントもしっかり所持しているのて、とても心強い!
バトルスキルはSレンジが2種類にLレンジが2種類。Lレンジのポッドを用いたスキルは、2Bや9Sと使い勝手は同様ですが、ダメージは十分稼げます。
Sレンジの攻撃は大技主体のA2だけに、Lレンジ主体で立ち回りつつ状況をうかがい、相手のスキを突いて“ヨルハ部隊剣戟・拾弐”などを狙っていくスタイルで立ち回りましょう。
ラッシュゲージをためる速度には優れているので、過激に攻撃主体で立ち回らなくても、周りに遅れるようなことはそうそうないと思います。ほかの仲間に敵の攻撃が向かないよう、ターゲット管理だけはおろそかにしないよう心がけたいところ。
ラッシュコンボの“ヨルハ部隊剣戟・壱百”はATK×4500%と破格! パーティメンバーによっては、フィニッシャーとして活躍することも十分可能です。終了後はしばらく単体ダメージが大幅にアップしますので、ボスへのさらなる追撃も狙っていきたいところ!
▲ラッシュコンボは原作のバーサーカーモードを忠実に再現! |
攻撃モーションが大きく、APの消費量が多いバトルスキルが多いといったテクニカルな部分はありますが、うまく回避を絡めてAPを回復させつつ立ち回れば一気に大ダメージも狙えるA2。使っていてとても楽しいキャラなので、ぜひうまく活用してもらえればと思います。
ということで、『ニーア オートマタ』のコラボキャラ3体について解説させていただきました。
3体ともそれぞれが強力な能力を有しており、しかも原作の再現度もハンパじゃないので、触っているだけでとても満足度の高い仕上がりになっています。性能も素晴らしいので、ぜひこのコラボ期間内でゲットしてみてほしいと思います。
それでは、今回はこのへんで!
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データ
- ▼『スターオーシャン:アナムネシス』
- ■メーカー:スクウェア・エニックス
- ■対応端末:iOS
- ■ジャンル:ARPG
- ■配信日:2016年12月8日
- ■価格:基本無料/アイテム課金
- ▼『スターオーシャン:アナムネシス』
- ■メーカー:スクウェア・エニックス
- ■対応端末:Android
- ■ジャンル:ARPG
- ■配信日:2016年12月8日
- ■価格:基本無料/アイテム課金