どうも、富士山隊長です。
どうしてもモテたかったのでがんばったこと。
第4段です。
興味ある方は、こちらもどうぞ。
~ダイジェスト~~~~
モテたかったので、部活に入って
とにかく頑張りました。
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テコンドー部に入った、集大成。
大学生、最後の試合に出場することになりました。
最初は、下を向くだけで、
足の筋がいたかったぼくも、
足が垂直に180°あがるようになっていました。
だって、練習、めっちゃきつかったですからね。
ひたすら、基礎練習、基礎練習。
最初の昇級試験は、拳立て伏せ100回をするところからの
スタートでした。
そこから、
ヨプチャギ(横蹴り)
トルリョチャギ(回し蹴り)
アプチャギ(前蹴り)
ネルチャギ(かかと落とし)
パンデトルリョチャギ(後ろ回し蹴り)
などなど。
たくさんの技を覚えました。
型もたくさん覚え、
毎日、鏡を見ながら練習をし、
呼吸法や、体の動かし方を覚えていきました。
あと、めっちゃ殴られ慣れましたね。
何回、ぶっ飛ばされたことか。
ぼくの大学生活は、テコンドーと共にいたといっても過言ではありません。
学園祭では、
放り投げた板を、後ろ回し蹴りで、
空中で割る
という技も披露しました。
いまは、もうできないと思います。
そして、3年間の集大成を明かすべく、
最高峰の大会に出ることになったのです。
当日は、もちろん緊張。
人前で緊張するのは、今でも変わってないと思います。
大会の種目は、
トゥル(型)、マッソギ(組手)、スペシャルテクニック
で行われました。
基本的には、1試合3人の審判が、
どちらが勝ったかを、はたで上げるというルールになっており、
2人以上同じ選手に旗が上がると勝ちになります。
まず、トゥル(型)
個人戦。
3回戦負けでした。
続いて、
団体戦。
型の団体戦は、5人くらいで、
同じ型を、フォーメーションをくんで、
自由に表現するというものです。
団体の型は、なんと、優勝!
続いて、スペシャルテクニック。
こちらは、惨敗でした。
最後に、マッソギ(組手)
個人戦。
なんと、一回戦負け。
そうです、もともと強くなんてないのです。
団体戦。
5対5で行われ、
先に3勝したほうが勝ちというルールでした。
ぼくが調子悪いからと、
5番目の大将にまわることになり、
ぼくの出番なく決勝進出を果たしました。
そして、ついに決勝。
相手は因縁のライバル校。
相手にって不足なしってやつです。
1人目:負け
五分五分でしたね
2人目:勝ち
こちらは、組手で全日本強化選手だったので余裕でした
3人目:引き分け
相手も強かった
4人目:負け
まさかの敗退、まじかよ
5人目:ぼく
あとがない
なんとぼくまでまわってきたのです。
1勝2敗1引き分け
ぼくが勝たないと、負けてしまう大将戦。
相手は、ライバル校。
もちろん、一度も勝ったことがない、
一番強い相手がでてきました。
その時のことを、詳細に覚えています。
チームでは、負けムードが漂っていて、
誰もぼくが勝つと思っていない様子でした。
なぜかその時思ったのは、
「相手と刺し違えてでも勝つ」
もちろん、刃物は持っていませんが、
ぶっ殺すというくらい、殺気立っていたと思います。
もちろん、ぼくより格上の相手。
巌流島の戦いのようでしょうか。
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相手「遅いのう。われの強さにビビッてにげおったか。」
富士山「まてーい。またせたな。」
相手「お前が富士山か。とんだ腰抜けのような顔をしておる。遅刻とは余裕じゃな。逃げ出したのかと思ったぞ。楽勝じゃな。」
富士山「ふふふ、そう簡単にいくかな。この勝負、刺し違えてでもかーつ!!!」
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ですね。
そして、こんな韓国語の合図で始まります。
チャリョ(気をつけ)キョンネ(号令)
チュンビ(準備)シジャ(始め)!
試合が始まりました。
周りの歓声が多すぎて、何を言われていたのか覚えていません。
ただ、試合中、すごく周りが見えていて、
なぜかゆっくり見えていたのを覚えています。
そして、終了。
3人の審判のうち、2人の審判が
ぼくに旗を揚げ。
勝利!
そして、ぼくは、涙を流して、
喜んでました。
なんか、ぼくって本当に泣き虫な気がします。
周りのメンバーは、
「富士山勝った!」
「まさか、富士山勝った!」
「ほんとに勝ちやがった!」
おそらく、誰も予想してなかったんじゃないですかね?
まさかのぼくの勝利で、
最後の同点決勝。
同点決勝は、
OBの先輩が助っ人で出場し、
相手校もOBが出場。
OB同士での因縁の対決となりました。
そして、ぼくらのOBの先輩が勝利。
最終的に、
総合優勝!
となりました。
そして、ぼくのテコンドー人生の幕が閉じたのです。
・・・
そして、社会人に胸を膨らませ、
就職活動に入っていきます。
なんの疑問も感じず、
なんの不自由もなく、
親にも恵まれ、
いい会社に入れば、
いい人生が送れると信じ、
周りが就職するからと、会社に就職することになります。
そして、数年後に会社を辞めることになるなんて思ってもみませんでした。
つづく
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