アニメ1週間:フジテレビが深夜アニメ枠を新設 「ブギーポップ」新作テレビアニメ制作
アニメ1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(5~10日)は、フジテレビが10月から深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」を新設するニュースや電撃文庫の人気ライトノベル「ブギーポップ」シリーズの新作テレビアニメが制作される話題などが注目された。
5日、歌手の氷川きよしさんが、4月にスタートする「ゲゲゲの鬼太郎」の新作テレビアニメのオープニングテーマを歌うことが明らかになった。吉幾三さんや泉谷しげるさん、バンド「憂歌団」などが歌ってきた「ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~」という歌詞でおなじみのオープニングテーマ「ゲゲゲの鬼太郎」を歌う。
6日、「少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」などで知られる幾原邦彦監督が、新作テレビアニメ「さらざんまい」を制作することが明らかになった。オリジナルアニメで、2019年に放送される。
7日、人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」が実写映画化され、19年に公開されることが明らかになった。「刀剣乱舞」はミュージカル、舞台、アニメ、マンガなどさまざまなメディアミックスが展開されているが、実写映画化は初めて。三日月宗近(みかづき・むねちか)役の鈴木拡樹さん、山姥切国広(やまんばぎり・くにひろ)役の荒牧慶彦さんら舞台版のキャストも出演する。
8日、フジテレビが、10月から深夜アニメ枠「+Ultra」を新設することが明らかになった。同局の深夜アニメ枠「ノイタミナ」も継続するため、深夜アニメが計2枠となる。新枠の第1弾として、人気スマートフォンアプリ「イングレス」「ポケモンGO」を開発したナイアンティックが参加した「INGRESS(イングレス)」を放送。19年1月には「コードギアス 反逆のルルーシュ」などの谷口悟朗監督が手がけるオリジナルアニメ「リヴィジョンズ」、19年4月には「カウボーイビバップ」などの渡辺信一郎監督のオリジナルアニメ「キャロル&チューズデイ」を放送する。同日、東京都内で行われた「『Plus Ultra』~フジテレビ アニメラインナップ発表会2018~」で発表された。
「フジテレビ アニメラインナップ発表会2018」では、「PSYCHO-PASS(サイコパス)」の新作劇場版アニメ「PSYCHO-PASS Sinners of the System」シリーズが製作され、19年1月から順次、公開されることや、「甲鉄城のカバネリ」の新作劇場版「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」が製作されることも発表された。
9日、小説投稿サイト「小説家になろう」で人気の伏瀬さんのライトノベル「転生したらスライムだった件」がテレビアニメ化され、今秋に放送されることが明らかになった。「IS <インフィニット・ストラトス>」などの菊地康仁さんが監督を務め、エイトビットが制作する。
9日、人気アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」の新作エピソードのOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)が、劇場上映されることが分かった。主人公のスバルやヒロインのエミリアが描かれた新作エピソードのキービジュアルも公開された。
10日、「ブギーポップ」シリーズの新作テレビアニメが制作されることが分かった。悠木碧さんが主人公・宮下藤花、大西沙織さんが霧間凪の声優を務める。「ワンパンマン」などの夏目真悟さんが監督を務め、マッドハウスが制作する。同日、東京・秋葉原で行われたイベント「電撃25周年記念 ゲームの電撃 感謝祭2018 featuring 電撃文庫」で発表された。
「電撃25周年記念 ゲームの電撃 感謝祭2018 featuring 電撃文庫」では、ライトノベル「青春ブタ野郎」シリーズがテレビアニメ化され、10月に放送されることやライトノベル「ストライク・ザ・ブラッド」のOVA第3期が制作されることも発表された。