こんにちは~筋肉料理人です!
今日は、いつもの鶏もも肉を、地鶏のような味わい深い味に変える裏技を紹介させていただきます。その方法とは、冷蔵庫を使った乾燥熟成! 2日間、冷蔵庫で乾燥させます。冷蔵庫の中は湿度が低いので、ラップを被せずに冷蔵すると食材は乾きます。これを利用して鶏もも肉の水分を抜くと、魚の生干しのようにうま味が増して、さらに水分が抜けた鶏皮はカリカリに焼きあがりますよ!
筋肉料理人の「乾燥鶏もも肉のオーブントースター焼き」
【材料】4人分
- 鶏もも肉 2枚
- 塩 適宜
- 黒こしょう 適宜
- キャベツ、ミニトマト、マヨネーズ適宜
作り方
1. 鶏もも肉は余分な脂肪や筋を切り取り、全体を包丁の先で刺して筋切します。
※鶏もも肉は2日間、冷蔵庫で乾燥させます。2日後に消費期限を過ぎないものをお使い下さい。
2. 鶏もも肉の全体に塩とこしょうをふります。まず、塩の量は鶏もも肉の重量の0.8%が目安です。鶏もも肉2枚で600gなら塩 小さじ1を表裏、全体にふりかけます。黒こしょうは塩の半分くらいの量をかけます。塩、こしょうをしたら網付きのバットに皮を上にしてのせ、
ラップを被せずに冷蔵庫で2日乾燥させます。
※調理する前には手をしっかり洗うのはもちろん、包丁やバットなどもアルコール消毒するなどして清潔なものを使いましょう。
※網がない場合は下に割り箸を4本敷き、鶏もも肉を浮かせて置きます。こうすることで鶏もも肉の下面も乾燥させることができます。皮を上にするのは皮の水分をしっかり抜きたいからです。乾燥させた鶏もも肉は表面が乾き、生干しのようになっています。
4. 冷蔵して乾燥熟成した鶏もも肉を焼きます。まずは冷蔵庫から出して30分ほど置いて室温に戻しましょう。
5. オーブントースターのトレイにアルミホイルを巻いてサラダ油(分量外)を薄く塗り、鶏もも肉の皮を上にしてのせます。これをオーブントースター(1000w)で15分焼きます。途中、焦げすぎる時は上にアルミホイルを被せます。15分焼いたらスイッチを切り、オーブントースターに入れたまま余熱で5分熱を入れます。
フライパンで焼く場合は、フライパンに薄くサラダ油を塗り、皮を下にして鶏もも肉を置き、弱火で17~18分焼きます。途中、時々、フライ返しでおさえ、皮をフライパンに密着させます。皮目を焼いたら返し、身の方は5分焼いて熱を入れます。
6. 焼きあがった鶏もも肉を切って皿に盛ります。
切る時、皮のカリッとした感触がわかるはずです。動画でも皮のカリカリ感、サクサク感がよくわかると思います。キャベツの千切り、ミニトマト、ドレッシング代わりにマヨネーズを添えてできあがりです。
かめばかむほどうま味が出てくる!
皮はサクサク、身はしっかりしたかみ応えで、かめばかむほどうま味が出てくるところは地鶏を食べているようです。何より、皮のカリッと、サクッとした食感に驚きます!
そして、この方法で焼いた鶏もも肉は皮からしっかり油が抜けるのでヘルシーな仕上がりにもなります。鶏もも肉を冷蔵庫で乾燥させるだけですので、是非お試しください。