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失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~ 作者:進行諸島

第二章

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第181話 最強賢者、群れに突っ込む

今回の戦いは、短期決戦だ。
雑魚を一匹ずつ倒していては、敵を全滅させるより俺達の魔力切れの方が早い。
かといって、まとめて全滅させられるほど敵は弱くない。

魔道具を使って作った隙に、一気に攻め入ってボスを討伐する。
俺達の勝ち筋は、実質これ一つに絞られている。

そのためには、まず5000近い数の魔物をかいくぐってボスの魔力構成を見抜き、その構成をルリイに伝える必要がある訳だが。

「よし、5秒後に結界を割って攻撃を仕掛ける!」

「「「はい!」」」

3人の返事を聞いて、俺は剣を抜く。
そして、ちょうど5秒後。

俺は結界に簡単な対抗魔法を撃ち込んで消滅させると同時に『強制探知』を発動した。
ボスの命令の拘束がある以上、『強制探知』ですべての魔物を引き付けるのは無理だが、アルマ達の負担はだいぶ減るはずだ。

その代わり俺に襲いかかる魔物の数は増えることになるが、1000匹を相手にするのも5000匹を相手にするのも、大して変わらない。
いずれにしろ、周囲を完全に包囲された上で、全方位から攻撃を浴びるだけだ。

「キシャアアアアア!」

「ガァァアアアアアアア!!」

予想通り、結界の中には数千匹の魔物がいた。
そのほとんどが、俺めがけて襲ってくる。

まず飛んできたのが、魔物の牙を飛ばす攻撃だ。
魔物にとって牙は必要な物なので、このような攻撃はしないはずなのだが……寄生型魔物に支配された魔物は、躊躇なく自らの牙を飛び道具代わりにする。
一本なら大したことはない攻撃なのだが、壁のように並んだ魔物が一斉に繰り出すとなると、もはや一種の弾幕だ。

「……流石に、統制が取れてるな」

俺は飛んできた牙をバックステップで回避しながら、周囲の魔力状況を探る。

予想通り、ボスである寄生型魔物は結界の中心部にいるようだ。
そこまでの距離は、たったの40メートル。

だが、その40メートルが遠い。
魔物は俺を攻撃するだけでなく、俺がボスの下へ向かう道をふさぐように位置取っている。
……アルマ達も援護射撃を仕掛けてくれているようだが、焼け石に水だな。

通常の魔物の群れは、一応ボスがいるものの、ボスが出す指示は『戦え』『逃げろ』といった、極めて単純なものだ。
群れを構成する魔物は、その命令に反さない範囲で好き勝手に行動することになる。

そのため、魔物の数がどんなに多くても、同時に相手する魔物は20体程度で済む。

――しかし、この群れは違う。
まるですべての魔物が視界を共有しているかのように動き、完璧な連携を取るのだ。

そのため、俺が同時に相手することになる魔物は、100を軽く超える。
魔物は俺の動きを見てから動いているはずなのだが、動きを読まれていると錯覚しそうになるくらいだ。

今は結界の入り口付近なのでその程度で済んでいるが、このまま奥へと突入すれば、その数は更に増えるだろう。
そこまで考えて――俺は魔物の群れのど真ん中へと突っ込んだ。

「キシャアアアア!」

魔物の群れに単独で突っ込んだ俺に、四方八方から牙や岩、毒液といった攻撃が浴びせられる。

回避はしない。
群れの中に突っ込んだ以上、回避ができるようなスペースはない。

代わりに、迫る数百の攻撃に対して、俺は数個の魔法を同時発動した。

発動した魔法は、反射魔法や小規模な爆発魔法といった、ごく簡単なもの。
魔物から放たれた攻撃の威力の、10分の1にも満たないだろう。

だが――魔物の攻撃は、ただ一つとして俺には届かなかった。

「……上手くいったか」

もちろん、普通に迎撃用の魔法を使ったところで、ここまで効率的な迎撃ができるはずもない。

それを可能にしたのは『完全探知』。
前世では使えなかったが、失格紋を手に入れたら使おうと思って開発した魔法の一つだ。
最近、ようやくこれを使えるだけの魔法制御力を手に入れることができた。

今の俺でも『完全探知』で探れる範囲はわずか半径3メートルほどだが、その探知能力は普通の探知魔法とは訳が違う。
他の探知魔法で分かることは敵の位置、種類、速度くらいだが『完全探知』はそれに加え、弾の重さや重心、魔力の質から魔法構成に至るまで、全てを一瞬で割り出す。

しかも、範囲に入ってさえいれば、対象の数に制限はない。
たとえ対象が、数百発にも及ぶ質も種類もバラバラな攻撃だったとしても、その全てを瞬時に解析する。

俺はそこから得られた結果をもとに、最も効率的な配置で魔法を発動したのだ。

「……ギガ?」

俺を攻撃した魔物が、何が起こったのか分からないといった顔で一瞬止まる。
無理もない。
普通の迎撃であれば、多少なりとも派手な音が立ったり、何かの破片が散ったりするものだ。

だが、本当に無駄がない迎撃の場合、そのようなことは起きない。
魔物から見ると、俺の周囲に入った瞬間、攻撃が急に無力化されて地面に落ちたように見えているだろう。

『完全探知』で得られるのは、敵の攻撃の情報だけではない。
敵本体の情報も、普通の魔法とは比べものにならないほど大量に手に入る。

俺はその情報を元に、ボスへの道をふさぐ魔物を討伐したり、重心をずらしてスペースを作ったりして、結界の中心部に向かって進んで行く。

射程が限られる代わりに、その限られた射程内を完全に掌握する。
実に、失格紋らしい魔法だ。

「これ、思った以上に便利だな」

攻撃を防いだり、敵を倒したりするのに役立つのはもちろんなのだが、それ以上に進むのが楽だ。
普通では身動きすらままならないほど密集した魔物の群れを、すり抜けるようにして移動できる。
もちろん、毎秒百発近く飛んでくる攻撃を、全て無力化しながらだ。

ただ、欠点もある。
魔力消費が多いのだ。
今の俺では、この魔法を維持できるのは10分が限界だろう。

色々と複雑な処理を行っているものの、基本的には探知用の魔法を超高速で連続発動するようなものなのだから、当然と言えば当然だが。
得られる情報の量を考えると、むしろ安いくらいだ。

そうやって魔物の間をすり抜けること、数分後。
俺は結界の中心部へとたどり着いた。

「……そこか」

ボスの魔力反応は、すぐ近くにある。
ますます密度を増す敵の中、俺は『完全探知』で見つけたわずかな隙間に潜り込み、
そうして――『完全探知』が、ボスの魔石を捉える。

「ギ、ギャアアアアアァァァァ!!!」

次の瞬間、魔物のボスが聞いたこともない絶叫を上げた。
どうやら『完全探知』の魔力が気にくわなかったらしい。

そしてボスの体から魔法陣が展開され、大量の魔力が放出される。
魔物にしては珍しい、本格的な攻撃魔法だ。

これは……いくら構成が完全に読めていても、打ち消すには大量の魔力が必要だな。
大人しく吹き飛ばされた方が良さそうだ。

一瞬でそう判断した俺は『完全探知』を切り、今まで探知に回していた魔力を防御に回す。
直後、周囲に爆風が吹き荒れ、俺は周囲の魔物もろとも吹き飛ばされた。

しかも面倒なことに、取り巻きの魔物たちは職務にとても忠実なようで、吹き飛ばされて致命傷を負いながらも俺に攻撃を仕掛けようとする。
さらに、取り巻きには飛行型の魔物も多くいるので、俺はそいつらにも狙われることになる。

「マティくん!」

ルリイの心配そうな声が聞こえる。
吹き飛ばされた無数の魔物に隠れてルリイの姿は見えないが、恐らくこっちを向いているはずだ。

「問題ない! それよりこれを!」

そう叫びながら俺は、収納魔法から魔石を取り出し、一瞬だけ射線が空いた瞬間を見計らってルリイの方へと魔石を投げる。

元々付与魔法に向いていない失格紋だが、実はひとつだけ、付与に関して栄光紋に勝っている部分がある。
――精度を全く無視した場合の、付与の早さだ。

おかげで、あの一瞬の隙で魔石を投げ込むことができた。
無論、精度を無視した付与など、全く使い物にならないが……ルリイなら、このボロボロの魔法陣から俺が組みたかった構成を理解し、ちゃんと組み上げられるだろう。

そう信じて俺は、再度『完全探知』を発動し、無数の魔物の攻撃をしのぐ。
この数の攻撃を防ぎながら倒せるほど、寄生型魔物のボスは甘くない。

――そして、数十秒後。

「行きます!」

遠くの方から、イリスの声が聞こえた。
どうやら、魔道具が完成したようだ。
20万ポイントまで、あと7000ポイントのところまで来ることができました!
ブックマークや評価をつけて下さった読者の皆様のおかげです! ありがとうございます!

まだ未評価で、
『面白かった』
『続きが気になる』
『主人公たち、頑張ったな』
などと思っていただいた方は、下の評価欄から評価をして頂ければとても嬉しく思います。

ちなみに、明日も更新予定です!
『失格紋の最強賢者』3巻、発売しました!

もちろん、書き下ろしありです!

是非読んでください!

下のリンクから、関連ページに飛べます!

★失格紋3巻公式ページ★

同時に、コミック版も発売です! コミックもすごく面白いので、よろしくお願いします!

新作『第二の職業を得て、世界最強になりました』、連載開始し始めました!

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