ナビアプリなどの開発・運営を行うエディアと、AI関連サービスを提供するSPJは3月12日、「メイドカーナビAI」の共同研究開発を開始すると発表した。ユーザーの行動や会話を学習し、個々のユーザーに合ったキャラクターに育つという。2018年内にエディアのナビアプリ「MAPLUS+(マップラス)声優ナビ」に搭載する。
商品企画や学習データの収集はエディアが、AI関連技術の支援はSPJが担当。SPJの持つ機械学習や深層学習(ディープラーニング)、自然言語処理、ビッグデータ解析などの技術を活用し、「ユーザーに最適化した世界観やキャラクターを形成するサービスの提供を目指す」という。
「MAPLUS+声優ナビ」は、人気声優が演じるキャラクターがナビゲートする徒歩・カーナビアプリ。両社はまずオタク用語やネットスラングを使った音声対話や音声操作を実現する対話エンジンを共同開発して18年内にリリース予定。さらにユーザーの行動や会話を学習し、その趣味や趣向に合わせた性格へ進化するメイドカーナビAIを同じく18年内に搭載する。
加えて「MAPLUS+声優ナビ」以外のサービスへのAI適用や、ユーザーの行動履歴などを学習・解析してサービスやゲーム内アイテムをレコメンドするエンジンの開発なども順次行うとしている。
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