だーげーほーです。
子供が1歳6ヶ月の時点で日本に一時帰国することになりましたが、今回初めて使い捨て哺乳瓶を利用することにしました。
フォローアップミルク(離乳食開始後の粉ミルク)を哺乳瓶で1日2回ほど飲むうちの子供。
1歳6ヶ月だと本来は哺乳瓶は卒業する時期なので、スパウトやコップ飲みなど色々練習してみましたがなかなかうまくいきません。コップ&ストローだと時間をかけて飲むことはあるものの、移動中の利便性や機内でこぼす可能性を考えると密閉性の高い哺乳瓶の方がいいという結論になりました。
生後3ヶ月〜離乳食開始までアレルギーで粉ミルクが飲めず、今までは母乳の直接授乳でやってきたので、今更ながらの使い捨て哺乳瓶デビューです。
今回は台湾のベビー用品店に必ず置いてある台湾の妊産婦用品の有名ブランド、六甲村の使い捨て哺乳瓶を購入しました。
買うにあたって迷った点、失敗した点なども書きますので、これから使ってみようという方はよかったら参考にしてみてください。
- 台湾で売っている使い捨て哺乳瓶の種類
- 六甲村の使い捨て哺乳瓶は2種類
- 広口タイプ本体と専用部品セット
- 実際に日本で使ってみたところ、さらに大きな誤算が!
- 六甲村の使い捨て哺乳瓶は再利用できるの?
- 六甲村拋棄式奶瓶限量體驗組(お試しセット)を発見!
台湾で売っている使い捨て哺乳瓶の種類
私が台湾のベビー用品店で見かけたことがあるのはこれらのタイプです。
哺乳瓶の中にセットした袋を取り替えるタイプ(レビューを見ると、専用の哺乳瓶じゃなくても使える場合があるようです)
プラスチックボトルタイプ
ジャバラ式折りたたみタイプ
それ以外に本体の部分が紙コップ式のものなどありましたが、六甲村は本体そのものが袋状になっているため、かさばらなくて便利そうに思えました。
六甲村の使い捨て哺乳瓶は2種類
六甲村の使い捨て哺乳瓶(拋棄式奶瓶組)は大きく分けて細口タイプと広口タイプに分かれます。これが単純に形の違いだけではなく少々ややこしかったので整理してみます。
細口タイプ
ホルダー1個、乳首+乳首用キャップ&フードが各1個、本体(袋)5個のセットで定価260元。
本体8個のセットも定価260元です。
広口タイプ
本体と本体以外の部品が別々のパッケージになっています。
ホルダー1個、乳首用キャップ&フードが各2個で定価120元。
本体5個セットで定価180元。
広口タイプは乳首が付属しておらず、普段使い慣れているものを使えます。
乳首部分だけ外して乳首セット用蓋に付け替えるか、こちらのリストに載っているメーカーであればサイズが合うのでそのまま使えます。
私が広口タイプを買った理由
価格的には細口タイプの方がお得なのですが、今回は台湾明治の樂樂Q貝というキューブタイプのミルクを使うことにしたため、「広口タイプじゃないと入らないのでは?」とお店の人に言われたので広口タイプを購入しました。
台湾で買える日本製キューブタイプ粉ミルク「樂樂Q貝」
樂樂Q貝は日本製で、日本で売っている明治ステップらくらくキューブとほぼ同じ仕様です。
日本では0ヶ月からの母乳代わりの粉ミルクは「ほほえみ」、1歳以降の栄養補給のためのフォローアップミルクは「ステップ」という名称ですが、台湾バージョンはどちらも「樂樂Q貝 EZ cube」で「0〜1歳」「1〜3歳」と分かれています。
キューブタイプは割高ですが、計量の手間が省けて一回分が分包されているため持ち運びしやすいというメリットがあります。
台湾では携帯しやすい分包スティックタイプのフォローアップミルクを見かけない上、448g入りだと価格的に日本と大差ないか少し安いくらい(近所のお店で360元)だったので、日本で大きなサイズを買う前の試し飲みを兼ねて買ってみました。
しかし、実際に使ってみると大きな誤算がありました。
六甲村の使い捨て哺乳瓶は間口が狭く、広口タイプでもキューブがそのままでは入らない大きさだったのです。
キューブを半分に割ったら入りましたが、正直面倒臭いです。
旅行中にかさ張らないように持ち歩く方法を色々考えた末のキューブタイプでしたが、これなら普段使っている粉ミルクを小分け袋に入れた方が楽だったかも?と思いました。
(ちなみにプラスチックの筒状の粉ミルクケースも持っていますがかさばるので却下。使い捨て哺乳瓶の中にあらかじめ粉ミルクを入れておくのも、使わなかった場合の衛生面の問題を考えると却下。)
広口タイプ本体と専用部品セット
そんなわけでちょっとがっかりですが、事前には知る由もなく。一応普段使っている乳首が使えるメリットはある、広口タイプの本体と部品セットを購入しました。
メリットとは言ってももう低月齢ではないので、哺乳瓶の乳首なんて本人もあまりこだわりもなく、小さければ切り込みを入れて使えるのでどれでもいいとは思いますが。
寬口拋棄式奶瓶(広口タイプ本体)
箱入りで売っています。
裏には使い方が書いてあります。
箱の中に、このように滅菌された状態で本体が5個入っています。本体にはそれぞれプラスチックの蓋が付いているため、こちらのアルミ袋を開けても中身の滅菌状態は保たれています。
蓋がごついというかしっかりしているので、袋状とは言っても蓋の部分で意外とかさばる気もします。
寬口拋棄式奶瓶專用配件組(広口タイプ部品セット)
本体と同じく箱入りです。
ホルダーなしでも使えるかな?とも思いましたが、お湯で作ると熱いのと、袋の形状が安定しないのでやはり必要でした。
こちらはホルダー1個、乳首用キャップ&フード2個のみで本体は入っていません。細口との違いは右側のホルダーの色のみでしょうか?
(細口はホルダーが透明な青)
セットにすると5回分で300元。実際は割引があるお店も多いと思います。
実際に日本で使ってみたところ、さらに大きな誤算が!
今回は一時帰国で国際線に乗るにあたって、離陸前にミルクを作って飲ませるか、もしくは機内でミルクを作ってもらうかのどちらかを想定していましたが、タイミング的にどちらもできなかったため、成田空港に到着後ベビー休憩室で飲ませることにしました。
この時日本で初めてミルクを作ることにしたのですが、コンビのこの哺乳瓶専用の給湯器は初めて見るタイプでした。
台湾の給湯器はウォーターサーバータイプで、ポットのように普通に哺乳瓶の口を持って行って注ぎます。
が、こちらは哺乳瓶を置いて、透明のドアを閉めないとお湯を出すボタンが押せない設計。つまり自立しない六甲村の使い捨て哺乳瓶はこちらの給湯器を使えません。
仕方なく、自宅用に持っていたガラスの哺乳瓶でお湯を汲んで使い捨て哺乳瓶に入れることに……。
その後あちこちのベビー休憩室を利用しましたが、給湯器はどこも同じタイプでした。
私のように通常の哺乳瓶を併用すればお湯だけを入れるので洗浄の手間は省けますが、使い捨て哺乳瓶だけを持ち歩くことができないため利便性が損なわれます。
しかもこの給湯器、設定された温度のお湯しか出せない(台湾はお湯と水が別々の口から出せる)ので、ミルクを適温に冷ますこともままならず。使いづらい。
安全設計なのでしょうが、正直余計なお世話!と思いました。
日本のベビー休憩室で使う場合は、袋タイプではなくカップなどの自立するタイプを利用するか、自分でお湯を持ち歩くのが良さそうです。
ミルクとお湯を一緒に入れて蓋をして混ぜた後、ホルダーと乳首を取り付けて使用します。袋はふにゃふにゃしていますが、蓋の部分がしっかりしているので安定して持てます。が、接着が弱かったのかわずかに隙間から漏れました。最初の一袋だけ不良品だったようです。
子供に飲ませてみたところ、最初こそ形状が違うのできょとんとしていましたが、乳首がいつもと同じだったのですぐにゴクゴクと飲み始めました。
念のため付属の乳首用キャップ&フードも持って行きましたが、ピジョンの母乳実感の乳首用キャップ&フードがぴったりだったため出番はありませんでした。
六甲村の使い捨て哺乳瓶は再利用できるの?
パッケージに衛生面の問題で再利用はしないようにと書いてありますが、実際のところどうなのか試してみたところ、ミルクが袋の中に残ってしまい綺麗に洗浄できないため再利用はできませんでした。
とはいえ先日ホテルの中で1日2回以上使う必要があり、たまたま綺麗に洗えたため、当日中だしもう哺乳瓶の消毒も必要ない年齢なのでコップ感覚で使うこともできたと書いておきます(自己責任で……)。
六甲村拋棄式奶瓶限量體驗組(お試しセット)を発見!
現在六甲村の通販サイトでこちらの使い捨て哺乳瓶のお試しセット(細口・広口2タイプ)が限定で販売されているようです。
細口・広口ともにホルダー1個、Mサイズ乳首+乳首用キャップ&フード1個、本体2個のセットで、お試し用に買ってもいいですが、割引価格で計算しても通常120元はするので、今から買う場合はこちらがオススメです。
特に広口タイプは通常パッケージだと割高な上、乳首は同梱されていないのでお得ですね。
こちらのお試しセットは先日行った「台北の西松屋」こと奶娃的店でも六甲村オンラインショップと同じ109元で売っていました。
最寄駅はMRT南京三民站なので、お近くに行く機会があったらチェックしてみてください。
こちらの記事もご参照ください!
Source: 台湾2000元