【台北】O.L.O Cafe★ついつい長居しちゃう南京三民站の穴場カフェ

【台北】O.L.O Cafe★ついつい長居しちゃう南京三民站の穴場カフェ

だーげーほーです。

先日台北で泊まった台北東旅(Hotel East Taipei)というホテルの中にあるカフェがとてもよかったのでご紹介します。

MRT松山線の南京三民駅から徒歩4分の所にあるO.L.O Cafeです。

お店のコンセプトはなんと日本語の「いちごいちえ(一期一会)」とのこと。

旅先の一度きりにするにはもったいなく、近くにいたら通ってしまいそうな居心地のいいカフェでした。

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ありそうでなさそうな駅近のおしゃれカフェ

この日は南京三民站近くのどこかのお店で夫の友人と会う予定だったのですが、疲れている上に子連れで移動が面倒だったのと、友人もこのエリアに詳しくないということで、駅から近くてわかりやすいホテル内のカフェで落ち合うことにしました。

駅から南京東路沿いには他にもいくつかカフェがあったのですが、ぱっと見座席が少なかったり、ドリンクスタンドのようにあまりにも落ち着かない感じのお店が多かったので、それだったらいっそここでいいかな、くらいの気持ちでした。

 

ホテル内のカフェというとティーラウンジ的なお店を想像しがちですが、こちらは真新しくてモダンなデザインのミニホテルに併設された今時のカフェです。

フロアのスタッフはおらず、レジカウンターで先に注文と支払いを済ませ、出来上がったらフードコートのように渡された機械がブルブル震えてお知らせしてくれるので自分で取りに行きます。セルフ形式のため、気軽に利用できてサービス料もかからないのが良いです。

二階席からホテルの入り口にあるレジを見下ろした写真です。

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店内の雰囲気よし、だけど子連れもウェルカム

こちらのカフェは入り口は1Fにありますが、座席は2Fにあり、2Fもさらに中2階と2階の2エリアに分かれています。

建物の構造的にもちょっと屋根裏風の、だけど壁がガラスなので開放感があるちょっと面白い空間で、シックなんだけど黒いスチール枠や古い木材などちょっと研究室チックなところもあるインテリア。

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2階に上がるには階段しかないため、大きなベビーカーは持ち込めませんが、ゆったりとしたソファ席があり、子供用の食器とカトラリーのセット、自由に飲めるレモン水があるため、子連れでも気兼ねなく過ごすことができます。

とはいえ雰囲気的には落ち着いているので、あまりうるさいのは困りますが、台湾は子連れにおおらかな空気があるので日本ほど気を使わなくていいかなという感じです。

 

スタッフも親切で、レトルトの離乳食を温めるのにお湯を使いたいと言ったところ、快く大きなグラスに熱湯を入れて渡してくれました。

 

私が行った時は私たちの他に3歳くらいの子連れファミリーがいました。この日は2階の客は私たちとその2組だけだったので、多少子供が騒いでも気兼ねなくおしゃべりに興じることができました。

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本コーナーには日本語の旅行本、グルメ本なども置いてありました。

読んでいる風に日本語の本を手に取る一歳児。

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セルフだけどフードは本格的

こちらのカフェはセルフ形式ですが、ドリンクもフードもチープ感はありません。

先に来ていた友人は千層麵(ラザニア)を注文していました。

出来上がるまでに若干時間がかかっていましたが、その出来上がるまでの時間、お店全体にチーズの焼きあがるいい匂いがふんわりと漂います。

 

私が注文したのは海鹽花生拿鐵(海塩ピーナツカフェラテ)とりんごのパウンドケーキ

ホテル宿泊客には88折(12%オフ)の割引券がチェックイン時にもらえたので早速使わせてもらいました。

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ラテは私がピーナツ好きというのもあるとはいえ、名前のインパクトで完全に興味本位で頼んだところ、意外な組み合わせだけど美味しかったです。ただのピーナツフレーバーかと思いきや、砕いたピーナツが底の方に沈んでいました。海塩はアクセントとして使われている感じです。

 

りんごのパウンドケーキは注文後に外側がカリッとなるように温められていて、味もさることながら、ケーキのボリュームといい添えられた生クリームといい、程よく適量で、何もかにもがちょうどいい。

シンプルだけど質が良いドリンク&フードと、適正な価格と、決して高級なわけではないけれど手抜き感は感じない、居心地を含めた「程よい」この感じは、日本の雰囲気の良いおしゃれカフェだと良い意味で比較的よくある感じ。

だけど、私は台湾のカフェではまだあまり出会えてないんです。

 

しかもこんな大通りに面したホテルの中のカフェ、特に何か下調べしたわけでもなく、たまたまどちらかというと消極的な理由で入ったのに、まさかの、です。

セルフ式だけどお客さんのために隅々まで心配りをされている清潔感のある店内、これこそが一期一会の精神と言ったら大げさかもしれませんが、台湾のカフェで日本の茶道に由来するこの言葉が体現されているのは興味深く貴重なことだと思うのです。

 

翌日ホテルをチェックアウト後にこちらのカフェの前を通った所、私たちが利用した夕方はぽつんぽつんという感じのお客さんだったのに、ランチタイムは満席で、お店の外で売っているランチセットもお客さんがひっきりなしに来ていました。

どうやら近所にお勤めの方々にとっては、決して穴場カフェなどではなくランチタイムの人気カフェのようです。 

Source: 台湾2000元

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