「ゆるキャン△」はあfろによる漫画作品。
まんがタイムきららフォワードで2015年より連載を開始した。
6巻は、前から欲しがっていた念願のアイテムを手に入れたなでしこや、野クルの山中湖キャンプが描かれている。
アウトドアショップ「カリブー」の店員の名前も登場し、そっち方面からの広がりにも可能性を見いだせる。
△TVアニメも大好評!▲ゆる〜いキャンプコミック第6巻△ キャンプのためになでしこは新しいバイトを探すことに。 一方で千明、あおい、そして恵那が一緒にキャンプをするみたい…?
(ゆるキャン△│漫画の殿堂・芳文社より)
前回はこちら。
なでしこ、ランタンを買う
駅前のアウトドアショップ「カリブー」でガスランタンに一目惚れして以来、足繁く店に通うなでしこ。
店員にもすっかり顔を覚えられ、密かに取り置きしてもらっていたようだ。
訪れて目にするたび、自然に顔がニヤけてしまう。
初めてのアルバイトを経験して、自分の給料で時間をかけて手にするのだから喜びもひとしおである。
キャンプで実際に使う日の事を考えるだけで楽しみで仕方がないだろう。
そして、いつも何かとお世話になっている姉の桜へのプレゼントを忘れないところもしっかりしている。
寒さに弱いらしい姉には、暖かくすごせる贈り物を。
顔には出さないけど、妹のことが大好きだよねこの人は。
今回も、新しいアルバイトを探すなでしことのエピソードはほっこりした。
この姉妹の距離感が好き。
そのうち、なでしこが一人でキャンプしたいとか言い出したらどんな反応するんだろうか。
キャンプは一休みして道具の手入れをするリン。
特に焚き火グリルとバイクは活躍した分汚れも目立ってきている。
それまでの近場でのひとりキャンプから、県境を越えて遠出するまでに世界を広げてくれた相棒。
普段なら彼女的にはシーズンオフに入るのだろうけど、暖かくなっても野クルメンバーと活動することが増えてきそうなので今のうちにきれいにしておかないとね。
6巻は珍しくリンがキャンプしないが、今後の未知のシーズンへ向けての準備期間てとこかな。
一方、大垣・犬山・斉藤の三人は、冬の山中湖へ出発する。
クリスマスキャンプを経験したことで、冬キャンプにも慣れてきたつもりでいた彼女たちだったが、油断は禁物。
前回の朝霧高原と今回の山中湖との標高の違いや、雪が降った後だというのも含めてしっかりした装備で挑まなければならなかった。
設備に関しては初心者の高校生には厳しいので、キャンプ地選びの時点で経験豊富な人に相談するべきだね。
せっかく顧問もできたことだし。
リンからの連絡を受けてピンチに駆けつけた鳥羽先生はかっこよかった。
でもやっぱり飲むよね。
現地で知り合った親子キャンパーのように、薪ストーブも必要になってくるのだろうけど、鳥羽先生とこにあったり?
コテージを利用するパターンもあっていいのかも。
あとがき
6巻は電子書籍が一週間先行で配信されている。
これまでとの売れ方の割合が変わるのかどうか気になるところ。