【Hanz Zimmer Live in Plaha】
ネットフリックスの新着動画を見ていると、なんとあの映画音楽家ハンス・ジマーのコンサート映像が上がっていました。
その名も『ハンス・ジマー・ライブ・イン・プラハ』ということで、アカデミー賞受賞作曲家のハンスジマーが、自身の代表曲をプラハで演奏したときの様子が収められた映像となります。
映画音楽は子供の頃からずっと好きなので、さっそく見た感想を書いてみたいと思います。
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【レビュー・感想】
その前に「ハンスジマーってだれ?」という方に少しだけ紹介を。
ハンスジマーといえば、『パイレーツオブカリビアン』や『ダークナイト』『インセプション』の楽曲で有名なミュージシャンです。
ジョン・ウィリアムズと並んでハリウッド界の最も有名な音楽家といえるでしょう。
最近ではアカデミー賞を2部門受賞した戦争映画『ダンケルク』のサウンドトラックを担当したことも大きく話題になりました。
さっそく、Netflixでライブを観た感想を書きたいと思います。
冒頭から代表曲をメドレー形式で演奏。
『ダビンチコード』のあとはテイストがガラッと変わり、『ライオンキング』へ。
おそらくみなさんご存じの「Circle Of Life」もやたらと分厚い演奏で野性的な気持ちにさせてくれます。民族的なコーラスが血を沸き立たせます。
以前の記事で、匂いが昔の記憶を呼び戻してくれるということも書きましたが、音楽も、幼少の頃を思い起こさせてくれますね。
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そこからは一気に西洋的な音色に変わり、港町を想起させる音楽が。(53:44~)
そう、『パイレーツオブカリビアン』メドレーへ。
もちろんあのメインテーマも。(1h04あたりから)
ギターも盛り込んだ情熱的なアレンジ。熱いです。
一度は生で聞いてみたいですね。
そこからは緩急をつけ、トム・クルーズ主演の『レインマン』。
曲ははじめて聞いたのですが音楽も良かったので、近いうちに観てみようかと思います。
大学の視聴覚室にあったのに、結局見れなかったんですよね。
また、「アメイジング・スパイダーマン2」の曲ではなんとあのThe Smithsのジョニー・マーが参加。
ザ・スミスのメンバーって、こういう大衆音楽が嫌いそうな感じがしたのですが、実は『インセプション』のサントラでギターも演奏しているとのこと。意外です。
「ダークナイトメドレー」の前での撮影のエピソードはぜひファンの方にも観て欲しいです。ヒース・レジャーの名前もしっかり出ました。
個人的にすげーと思ったのは『インターステラー』の楽曲メドレー。(1h51m~)
Google Play Musicで何度もサントラを聴いていましたが、ライブ版はさらに迫力があります。「DAY ONE」のじわじわ始まる感じがほんとすごいの。。
映画を観た方なら記憶に残っているであろう、あのドッキングの場面の曲「No Time for Caution」が最大の聞き所。
そして最後は『インセプション』メドレー。
街がぐにゃりとと折れ曲がる様子が頭に思い浮かびます。
最後は「Time」で締め。
知らない曲ももちろんあったのですが、それでも十二分に楽しめました。
ぜひヘッドホンで重厚な世界観を味わってほしいです。
余談ですがハンスジマーご本人、そこそこお年かと思うのですが、ピアノも指揮もこなし、まだまだ元気そうなご様子。
てっきりスキンヘッドの方だと思っていたのですが、誰かと思い違いをしていたようです笑
本人の楽曲に関する解説をきける点もいいですね。
【ゲーム音楽好きにもおすすめ】
ハンスジマー、実はあのFPS『コールオブデューティーMW2』の音楽も担当していたりします。『ダンケルク』のあの迫力も、この下地があったからかもしれませんね。
サウンドの傾向的にどれもスケールの大きい楽曲が多く、
『メタルギアソリッド』シリーズの音楽が好きな方や、ロックバンドのMUSEファンの方にもオススメしたい作曲家です。
気になった方は一度ネッフリやライブ盤をチェックしてみてはいかがでしょうか?
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