ニセ科学批判を行っている「学者」の化けの皮が剥がれ始めている。

2011年以降、ニセ科学批判が盛り上がったがその中心はEM菌だった。
EM(有用微生物)は農業分野を始め畜産、水産、環境浄化資材として使われている技術だが、2011年以降では、放射能汚染対策としての可能性を開発者の比嘉教授が発表した。
効果についてだが、農業について議論の余地はなく、土壌改良資材、堆肥化促進剤として多くの実績を積み重ねてきた。また、環境浄化資材としても、アフリカの難民キャンプでも長年課題だった衛生対策に貢献する革新的な技術としてユニセフが評価し、年次報告でも常連になるほど活用が進んでいるし、韓国でも多くの自治体が無料で配布するなど多くの国で広がりを見せている。
(※Uganda: Use of Effective microorganism (EMO) for stench elimination and sludge reduction in latrines リンク)
(※韓国の自治体でEM無料配布記事:リンク)
放射能対策については、まだ仮説、検証途中であるが、単なる比嘉教授の妄想話などではなく、チェルノブイリ原発事故のあったベラルーシ国立放射線生物学研究所が実際にEMを使ってその研究を継続的に行い、何度もその可能性について発表している。
(※ベラルーシ国立放射線生物学研究所の成果:リンク


しかし、日本では情けないことに菊地誠、天羽優子、左巻健男らニセ科学批判を標榜する学者等が、EM技術を、効果がない、インチキ、詐欺等と評し、開発者の比嘉教授については個人攻撃ともとれる誹謗中傷を繰り返している。
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彼らの主張をよく見てみると、批判的立場からの一方的で杜撰な検証結果にによるものが殆どで、先に紹介した事例や論文への言及は皆無だった。
科学を生業とし、学者を名乗るのであれば効果のあるなしに関係なく科学的に中立な立場で多くの事例を検証するべきではないのか。
彼らのように公的な立場で学者を名乗りながら、片手落ちの検証に終止するのはお粗末すぎるだろう。
グーグルで「effective microorganisms」等と検索すれば多くの論文が出て来るがそれに対して何の言及もないのはどういうことなのか。
EMについて効果があるという論文や事例は、彼らにとってはよほど都合が悪い情報だということだろう。都合の悪い情報には一切触れず、EMはニセ科学だという言説のみを振りまく彼らの姿勢は学者としていかがなものか。科学を装って騙しているのは、一体どちらの方なのだろうか。
彼らの活動はニセ科学批判ではなく、撲滅運動そのものである。




匿名希望