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大学2年のときだったか3年のときだったか忘れたが、森本君と出会った。体育の授業でバドミントンを選択していたのだが、彼とペアを組んでダブルスを戦ったことがある。それ以来の付き合いである。彼も大人しい性格で、その点では私と共通している。しかし、横井君と同じように森本君も私ほど内気ではないし社交性がないわけではない。彼はたしか国際問題研究会だったかクラブ名は定かではないが、なにかそのような文化系のクラブに所属していた。大学時代に森本君とは2回ほど旅行したことがある。たしか九州と山陰地方だったと記憶している。日本海に面した海岸で泳いだことがあるが、私はそこで溺れかけたのだった。幸い近くにいた人が助けてくれたのだが、悪く転んでいればそこで私の命は途切れていただろう。そのとき、人間は死ぬ間際にはそれまでの記憶が走馬灯のように頭の中をすごいスピードで駆け巡るのだと知った。 |
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