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京都外大へ行く気がなくなっていた、というよりは行くことに恐怖感、不安感を感じていた私にとって残された道は再受験しかなかった。私は京都外大を中途退学することに決めた。そのことを知った父は怒り反対した。当然のことだろう。寄付金まで積んで入った学校である。親の立場からしたら、そう簡単にやめられてはたまったもんではない。「せっかくお金出したのにやめるんか」と父は言った。私は「行く気な~し」と言ったことを覚えている。この件では、父との間に険悪な雰囲気が漂った。結局、父も私の気持ちが変わらないことを知って了解した。しかし、すぐに中退届けを出すのではなく、一年間は在籍していることにして再度受験して合格してから正式に中途退学すればよい、とアドバイスした。それが大人の知恵だと言っていた。いまから思うとなるほどその通りだな、とうなづける。 |
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