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私の中学時代

私が小学校を卒業する前に、父がこんなことを言い出した。「皆で関東へ引っ越そう」と。もちろん母も妹も祖母も嫌がった。慣れ親しんだ土地を離れることに抵抗があった。このとき父が強引に皆を説得して引っ越していれば私の人生もまた大きく変わっていただろう。その方が私にとっては良かったのかもしれない。しかし、父もそこまでする気もなかったのだろう。結局、父は関東に、私と母と妹と祖母は大阪にという別居生活がその後も続くことになるのである。
中学生になった私にとって、3年間の中学時代はけっして楽しいものではなかった。私の性格は小学生のころのままでなんの変化もなかった。おとなしくて、気が弱くて、消極的で、引っ込み思案で、心配性で社会性がないーーーーそんな性格である。当然友達もあまり出来なかった。本当に友人と呼べる友は一人もいなかったように思う。友達はいるにはいたが、その友達には私よりさらに親しい別の友達がいて、私は言わば二番手、三番手なのだった。少なくとも私にはそう映った。私は寂しかった。疎外されているように感じた。

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開​設日​: ​20​05​/6​/2​8(​火)​


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