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回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~ 作者:月夜 涙(るい)

第六章:回復術士は復讐を終える

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第十三話:回復術士はクレハを救う

 黒いのっぺらぼうとの戦いが続いている。
【浄化の炎】を纏わせた剣でミンチにしたというのに、なんの痛痒も見せない。

 あのクレハすら勝てない相手に正攻法で戦うのは辛い。
 背後でグレンが浄化の炎を放つ準備をしている。
 黒いのっぺらぼうは力が強すぎて、浄化の炎を纏った剣で何度か斬ったが、あまり効果がない。
 だから、グレンが限界まで力を込めた炎をぶつける。
 俺がしなければいけないのはグレンが確実に炎を当てることができる状況を作ることだ。

「化け物め」

 思わず、悪態をついてしまう。
 奴の身体能力は俺を超えている。技量で埋めようにも、技量にもすぐれ、俺と大きな差はない。

 さらに厄介なのが、打ち合うごとに学習していること。
 一度使った手がどんどん通じなくなっている。
 ましてや、敵には無限の体力がある。
 時間をかければかけるほど不利だ。
 だからこそ、次で決める。

 ますます鋭く、重くなっていく斬撃をいなしながら布石を打っていた。
 体内で魔力を練り上げ続ける。
 剣で戦いながら魔力を練り上げ続けるのは、奴にはできない技だ。
 通常の魔術であれば、すでに放てるだけの力が体内で練りあがっている。

 だが、まだだ。
 普通の魔術を当てたところで足止めにすらならない。
 だから、限界を超えて練り続ける。

 ……これも俺の記憶にある賢者の技術。
 通常、一度に放てる魔力量というのは決まっており、その魔力量で使用可能な魔力の威力には限界がある。
 その限界を破るために、一度外に放った魔力に流れを作り、体外でとどめる。
 それにより、放出可能量以上の魔術が使える。

 脳が過負荷で悲鳴をあげ始めた。
 剣を振りながら、これだけの制御、それもこの難敵相手にだ。
 限界を超えた反動で、脳の血管が切れ、【自動回復オートヒール】で癒される。

 お互い渾身の力で振るった剣をぶつけ合い、俺と黒いのっぺらぼうが同時に弾き飛ばされる。
 お互い、体勢を崩した。黒いのっぺらぼうの体から無数の触手を生やして襲い掛かってくる。ドリル状の先端で俺の体を容易く貫く鋭さだ。
 おそらく、人の形で戦うよりそちらのほうが有利と判断したのだろう。

 ……無限に再生しながら、次々と最適解を打ってくるのが敵の強みだとはわかっていたが、これほどとは。
 触手の数は、二十四本、それぞれが違う軌道と角度で襲いかかってきた。
 躱しきれないし、防御も難しい。

 だが、ぎりぎり間に合った。
 奴の時間を止めるのに必要な魔力を練り上げ終わった。
 体外に循環させていた魔力をすべて使い魔術を放つ。
 今の奴は、次に放つ魔術を躱せない。
 必勝を確信した故に、攻撃にリソースをすべてを注いだ。二十四本の触手を放った奴は身動きが取れない。
 まだまだ甘い。
 そんな奴に向かって放つのは……。

「【永久凍土】」

 第五階位氷結魔術。おおよそ、人間が使える最高位の魔術。
 フレイアのように、人間の限界を超えた第六階位以降を使うには、技能だけでは足らずスキルのブーストがいる。

 絶対零度の吹雪が黒いのっぺらぼうを飲み込む。
 目に映るものがすべて凍り付き、動きが止まる。
 黒い騎士相手には、氷結が効果的だ。
 それは、上位種であるこいつでも変わらない。

「グレン、今なら当てられるだろう!」

 叫ぶ。
 この氷は、通常であれば丸一日凍り続けるが、相手が相手だ。事実、もうひびが入り始めている。
 数秒後には内側から砕かれてしまうだろう。

「わかったの! 神獣の炎を見せてあげるの!」

 子ギツネが、わざわざキツネ耳美少女の姿に変化して、金色の炎を纏った。
 こちらに見せつけるように尻尾をわざとらしく大きく振るのを見て、少しいらっとしてしまう。

「神威の炎よ。穢れし者を焼き尽くせ……【聖炎爆裂】!」

 通路を埋め尽くすほどの金の炎が通過した。
 その炎は浄化に特化しているようで、俺も黒いのっぺらぼうごと炎に包まれたが、まったく熱さを感じない。

 対照的に、黒いのっぺらぼうは悲鳴をあげて消滅していく。
 黒い煙が全身から漏れ出て、それすらも炎に焼き尽くされる。
 炎が止むと、黒いのっぺらぼうは完全に消失していた。
 念のため魔術を使って、周囲を探してもいっさい反応がない。

「グレンはすごいの。どやっ!」
「たしかに、すごいが俺ごと撃つなら事前に言え。心臓に悪い」

 あの黄金の炎に飲み込まれた瞬間、死を覚悟した。

「安心するの、グレンがご主人様を殺すわけがないの」
「おまえならやりかねない」
「失礼なの! ご主人様が死んだら、グレンも道連れだから絶対に殺さないの!」
「……理由にそういうところを上げるから信用できないんだが」

 グレンが首を傾げている。
 この駄ギツネに説明しても理解されないだろう。

「グレン、魔力はまだ余裕があるか」
「半分ぐらい」
「なら、魔力回復量向上ポーションを飲んでおけ。こいつは前座だ。親玉を倒すには、今の炎がいる」

 まだジオラル王と、ジオラル王に与えられた存在がいる。
 少なくても、二発はこの火力がほしい。

「やなの。あれ、まずいの」
「飲めば、ぜんぶ終わったあとうまい肉を山ほど食わせてやる」
「回復ポーションをよこすの!」

 子ギツネ姿に戻って、前足で器用にコルクを外して飲み始めた。可愛くはあるが、少女の姿で飲むほうが楽だろうに。
 セツナたちのほうを見ると、クレハがみんなを助けてポーションを飲ませていた。

「……不覚。セツナは役に立てなかった」
「私だって。すぐに気絶して情けないです」

 セツナとフレイアは、黒いのっぺらぼうに負けたことを気にしているようだ。

「今のは相手が悪い。落ちこむなとは言わないが、早く気持ちを切り替えてくれ。この先は二人の力がいる」
「ん。がんばる」
「はい、この失態を取り戻します」

 前向きになってくれて何よりだ。
 最後の一人、エレンが近づいてきた。

「ケヤルガ兄さま、敵が切り札の一枚を切った以上、この先に敵の急所があります。そちらを一刻も早く潰しましょう」
「同感だな。運が良ければ、さっきの黒いのっぺらぼうを信用して、他の敵がいないかもしれない」

 それは希望的観測だが、黒いのっぺらぼうが潰されたとわかれば増援を送られてくるのは確実だ。
 なら、そうなる前に動くのが一番いい。
 俺たちは陣形を作って先へと進んだ。

 ◇

 ジオラル王侯で、国花と定められている、白く美しい花ライナラ。
 そのライナラが敷き詰められた部屋へと足を踏み入れる。
 ライナラ自体の美しさもあるが、その配置や、道具の一つ一つに美意識が溢れている。
 これを、あのフレア王女が作ったというのだから信じられない。
 部屋の中央にやってくる。

「ケアルガ、懐かしいわね」
「そうだな。ここでクレハと出会った」

 俺がここに来たのはクレハを癒すためだ。
 そのときは、この下に禁呪の儀式装置があるなんてことは想像もしなかった。

 中央の床が隠し扉になっている。
 開くには鍵が必要だ。
 だが、鍵を取ってくるなんて面倒なことはしていられない。
 錬金魔術を使い手持ちの剣の形状を変更。
 巨大なスパイクが付いたハンマーにして、思い切り振り下ろす。
 床が砕けて、地下へと向かう階段が目に入った。
 ここを砕けば、禁呪の儀式装置が設置されている場所にでる。

「そうだ、忘れていた。フレイア、これと契約をしておけ」
「はっ、はい、ケアルガ様」

 フレイアに【槍】の勇者から奪った【神造武具】を渡す。
 最終決戦前にフレイアにはパワーアップしてもらう。

「それは勇者のみが使える武具だ。握りしめて祈りを捧げれば、おまえが願う武器になる。どんな性能でも思いのままだ。今更、アドバイスはしない。おまえがもっとも必要だと思う能力を思い浮かべて契約しろ」
「……私が願う武器。なら、答えは一つしかないです」

 フレイアが命を捧げて、紅玉が杖へとなる。
 それは生命力が溢れる、大樹の枝を削りだされた杖だった。
 それは、一周目に使っていた世界樹の杖によく似ている。

「いい杖だ」
「ケアルガ様にもらったこの杖で、必ず役立って見せます」

 期待をしよう。
 次に、フレイアが戦うのは父親とだ。
 存分に父殺しのために力を振るってもらおう。

 ◇

 階段を下りていく。
 そこには、罠も伏兵もいなかった。
 順調に進んでいく。
 そして、進んだ先には広い部屋があった。扉を開いて中に入る。

「よく来たのう。【癒】の勇者ケアル」

 威厳があり、白い髭を生やした初老の男。
 豪奢なローブと、この国で一人しか許されない冠を見に付けている。

「こんな地下に隠れていたのか、ジオラル王」

 そこにいたのはプローム・ジオラル。
 ジオラル王だ。
 翡翠眼で彼を見ることで、その能力を見破る。

--------------------------------------------------
種族:人間(?)
名前:プローム
クラス:魔法騎士
レベル:41☆
レベル上限:41
ステータス:
 MP:153/153
 物理攻撃:81
 物理防御:67
 魔力攻撃:81
 魔力抵抗:75
 速度:55
素質値:
 MP:90
 物理攻撃:93
 物理防御:75
 魔力攻撃:92
 魔力抵抗:84
 速度:60
 合計素質値:494
技能:
・剣術Lv3
・攻撃魔術(火・雷)LV2
スキル:
・MP回復率上昇LV2:魔法騎士スキル、MP回復率に一割の上昇補正
・攻撃魔法威力向上LV1:魔法騎士スキル、攻撃魔法に上昇補正
・剣術補正Lv3:騎士スキル、剣を使用した攻撃にプラス補正
--------------------------------------------------

 当時は、人間(?)の意味がよくわからなかったが今ならわかる。
 初めて会ったときからすでに彼は人間を辞めていた。
 ジオラル王に黒い瘴気が流れこんでいく。
 すると、レベルがどんどん上昇し始めた。
 レベル上限を無視して、ありえないペースで。
 そして、そのレベルは300にも届く。
 これはただの黒い瘴気じゃない。
 先代魔王の記憶にあり、彼を狂わせた力の正体だ。

「【癒】の勇者ケアルよ。貴様は強い。その力を無為に散らせるのは惜しい。どうだ、わしの右腕とならないか? ジオラル王国は、いや、わしは世界のすべてを手に入れる。そのわしの右腕となる。その意味はわかるであろう?」
「さてね。それより、聞きたいんだが娘を二人を殺した俺が憎くないのか? 俺があんたなら憎くて、憎くて、八つ裂きにしたがるだろうな」
「構わぬよ。あれらは便利な駒でしかない。より使える駒が手に入るなら、もういらぬ」

 俺は笑いをかみ殺す。
 こいつ、まだフレイアとエレンがフレア王女とノルン姫と気付いてないのか。

 なんて間抜けだ。
 それに、右腕になれだと? その意味がわかるであろう? だとふざけるな。
 もともと、この世界は俺のものだ。
 俺は俺が思うままに生きていく。
 誰かの下につくなんて死んでもごめんだ。

「それで、どうだ【癒】の勇者よ。答えはでたか?」

 もちろんだ。
 悩む必要すらなかった。

「答えは……バカめ! だ」

 最後の復讐の相手であるブレットの前座だ。
 さっさと殺してしまおう。
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